番外編

エリア拡大、怒濤の前倒し

いつのまにやら5100局

 毎回、ライター白根雅彦が各地のWiMAXエリアに飛びまくっている「WiMAX探検隊」から、今回は耳寄りな情報をお届けする。

 すでにケータイ Watchなどで既報のため、耳にしている人も多いかも知れないが、11月24日、UQコミュニケーションズはWiMAXサービスエリア整備のスケジュールを予定より早めると発表した。

■UQ、WiMAXエリア展開スケジュールを前倒し
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20091124_331060.html

 それによると、全国に設置予定のWiMAX基地局数は、元々の予定であった2009年内4,000局を大幅に上回り、 年内6,000局となる見込みだという。ちなみに11月20日の時点ですでに全国5,100局の基地局免許が取得されているとのことだ。

 あわせて、札幌や仙台など、これまで情報が出ていなかった地域についても、すでに一部基地局の設置が開局していることが発表されている。

 では、ということで、UQ WiMAX公式のサービスエリアマップで確認したところ、たしかに札幌や仙台など、これまで無かった部分がエリアに加わっている。

札幌周辺はすでにかなりの範囲がWiMAXエリアに入っている

エリアマップの「実測地点表示」で実際にどこで、どれだけの速度が出るのか調べることができる

実際の速度的にも申し分ない。首都圏などに比べ高層建築が少ないので、電波の干渉等も低く、使い勝手は良さそうだ

仙台周辺も、すでにかなりの範囲がエリア内だ

 WiMAXのエリアが加速度的に広がっているのは、WiMAXパソコンを使っていると、実際に肌で感じられる。ほんの数日前まではアンテナ表示が1本たりとも立たなかった場所で、ある日いきなりアンテナ5本表示でつながるようになったりもしている。

 WiMAXを以前試したけれど、エリア外が多くて使えなかった…という人も、改めてトライするには良いタイミングと言えそうだ。

[Reported by WiMAX探検隊]