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2007年09月21日

アッと驚く認識率の名刺読み取り機能

 ビジネスシーンでもプライベートでも利用することが多い名刺。はじめて会った人と交換するわけだけど、旧知の人でも部署や役職が変わったり、引っ越したりすると、改めて新しい名刺をお渡しするってことがあるよね。ボクは今年はじめに引っ越したから、新しい名刺を会う人、会う人に配っている。

 名刺には、住所や電話番号、メールアドレスなど、連絡先が書いてある。受け取った名刺の情報は、パソコンに入力して管理するというのが多いんだろうけど、頻繁に連絡を取り合うような相手だと、ケータイのアドレス帳に登録しておきたいところ。ただ、住所も含めた情報も入力するのは面倒なので、ついつい名前や電話番号程度に留めてしまうことが多い。ケータイの文字入力には慣れているつもりだけど、住所まで入力するのはちょっと手間が……。そんなとき、役に立つのがSHシリーズに搭載されている「名刺読み取り」機能だ。

 印刷物の文字を認識する「OCR機能」は従来からケータイに搭載されてきたけど、ほとんどが一行単位で認識させるスタイルで、結構、手間が掛かった。これに対し、SHシリーズの名刺読み取りは、名刺を丸ごとカメラで撮影すると、住所、氏名、電話番号から社名、メールアドレス、ホームページのURLまで、一気に認識してくれるというスグレモノ。名刺のデザインによって、認識率は少しずつ違うけど、全般的に見て、かなり認識率は高い。

 いろんな名刺を読み取ってみて、その認識率の高さに感心していたんだけど、もっとも驚いたのは、いつもお世話になってるシャープの広報担当の方の名刺。住所や郵便番号を認識するのはいいとして、名刺の隅に印刷されている「Recycled Paper」という表記(再生紙であることを表わす)まで認識してしまった(笑)。ちなみに、この他にも何枚か「再生紙使用」と表記された名刺があったんだけど、やっぱり、同じように認識される。うーん。『環境先進企業』の実現を目指すシャープらしい一面と言えるかも?

 とまあ、予想以上に認識率の高い名刺読み取り。SHシリーズのおすすめ機能のひとつであることは間違いない。ちなみに、816SHはカメラが2.0メガピクセルのオートフォーカス対応なので、名刺読み取りのフォーカスは接写、オートフォーカス、マニュアルの3つから選んで設定できる。うまく読み取りにくいときは、フォーカスの設定を切り替えてみると、認識のしやすさが変わってくるので、お試しあれ。

(法林岳之)

2007年09月21日 in | 固定リンク