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2007年08月01日

違うけど同じ、同じだけど違う「GENT 812SH s」と「812SH」


 ケータイって、基本的には自分のモノ。でも、これだけ普及してくると、家族にも持って欲しいと考えるのが普通。年代にもよるけど、ボクの周りでよく耳にするのが「ウチの親にもケータイを持って欲しい」「持たせたい」という話。相手は自分の両親だったり、祖父母だったりするけど、要するに50代以上の家族にも持ってもらいたい、いざというときに使って欲しい、便利に活用して欲しいと考えてるワケ。

 そんなニーズに応えるため、各社から使い勝手を考えたシニア向けのケータイが発売されているけど、いろいろと難しい面もある。実際にシニアに意見を求めてみると、レビューにも書いた通り、「いかにも……ってのはちょっと」という声も結構、聞こえてくる。GENT 812SH sは、まさにその声に応えた端末ということになる。

 でも、実はGENT 812SH sには、もうひとつ隠されたメリットがある。シニア層にケータイを持ってもらうとなると、持たせた側、つまり、自分も何かと教えなくちゃいけないこともあるでしょ。「絵文字はどう出すの?」とか「この画面のマークは何?」とかね。

 シニア向けのケータイは使いやすくなっている半面、ユーザーインターフェイスが独特であることが多く、実は口頭で聞かれてもすぐに答えられないことがある。その点、GENT 812SH sは812SHがベースなので、ユーザーインターフェイスや画面表示なども通常のケータイに近いから、比較的、教えやすい。もちろん、自分が持ってるケータイが812SHだったら、なおさら教えやすい。

 「GENT 812SH s」と「812SH」は、同じだけど違う、違うけど同じというのがポイント。お盆で帰省するとき、ちょっとカタログを見せて、様子をうかがってみる?

(法林岳之)

2007年08月01日 in | 固定リンク