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2007年07月12日

ワンセグはワイヤレスで楽しもう

　前回、「マイク付きステレオイヤホンは便利よ～ん」って話をしておいて、こういうことを書いちゃうのは申し訳ないんだけど、最近、912SHでマイク付きステレオイヤホンを使ってなかったりします。ごめんなさい……。それはなぜか。実は、912SHのオプションとして販売されている「ステレオBluetoothヘッドセット」を買ったんで、うれしくて、そっちばっかり使っているのでした～。

　Bluetoothについては今さら説明するまでもないけど、ケータイをはじめ、至近距離にある機器をワイヤレスで接続できる規格。もう何年も「今年こそブレイクする」って書き続けてきた気がするけど、よく利用される用途はイヤホンマイクやハンズフリー。通話重視の人にとっては、本当に便利だよね。

　一方、ソフトバンク端末では「ちかチャット」「ちかゲーム」なんてサービスもあって、友だちが対応端末を持っていれば、Bluetooth経由で対戦ゲームやチャットも楽しめる。もちろん、912SHも対応してるけど、通信料が掛からないし、レスポンスが速いのがいいね。

　続いて、音楽再生やワンセグをワイヤレスで楽しもうって話になるわけだけど、音楽再生については「A2DP」や「AVRCP」などのプロファイルに対応していれば、楽しむことができる。ところが、ワンセグについてはいろいろと制限があって、Bluetoothのプロファイルとは別に、著作権保護機能「SCMS-T」という規格に準拠したBluetooth対応機器じゃないと、音声を聞くことができない。

　少し前まで、このSCMS-Tに対応した機器ってのがほとんどなかったんだけど、ここに来て、いろんなメーカーから対応製品が登場してきてる。そんな中、912SHのオプションに「ステレオBluetoothヘッドセット」という記述があり、SCMS-T対応が確認できたので、それを購入したワケ。

　ステレオBluetoothヘッドセットは、クリップ型のボディにリモコン部とマイクが内蔵された構造で、そのままシャツのポケットや襟に止めておくことができる。本体には音量調節、再生／一時停止ボタン、曲送り／曲戻しボタン、Talkボタンが装備されていて、着信時はTalkボタンで応答が可能。ワンセグ視聴中に応答すると、音声が自動的に通話に切り替わり、通話が終われば、再びワンセグの音声に戻るというしくみ。もちろん、音楽再生にも利用できる。

　いやぁ、これはとっても便利。外出時にワンセグや音楽楽しむことが増えそうな感じ。連続使用は通話なら約6時間、音楽なら約5時間、連続待機は約40時間。ワンセグは正確に測ってないけど、音楽とほぼ同等と考えて差し支えないようだ。お値段もソフトバンクオンラインショップで「7140円」というお手頃なので、Bluetooth入門として、いかが？

（法林岳之）

2007年07月12日 in | 固定リンク