2007年02月28日
PCサイトビューアーでワイドVGAを堪能
というわけで、発売日にW51HのPremium Redをしっかりゲット。これからコイツを使いたおすつもりだけど、その前に忘れちゃいけないのが従来機種からのデータ移行。
今回は普段からお付き合いしているauショップでの機種変更だったので、いつも通り、データコピーはお店にお任せ。アドレス帳はもちろん、データフォルダの内容も一部を除いて、ちゃんとコピーされるし、最近ではCメールもコピーされる。着うたや着うたフルについては、LISMOで管理しているので、自宅に帰って、PCとシンクロすれば、元通りになる。もちろん、メモリーカードにバックアップして、データを移行するという手も使える。「わーい、新機種だぁ」と騒ぎたいところだけど、あとで泣かないために、きちんと作業をしておくのがおすすめだ。
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とまあ、そういうカタいお話は置いといて、W51Hを手に取って、画面を見て、まず、最初にグッと来るのが2.9インチのワイドVGA対応IPS液晶。物理的なサイズも業界トップクラスだけど、480×800ドットと高解像度であることも重要なポイント。解像度って、パソコンをいじらない人にはなかなか理解されにくいんだけど、要するに画面を描画する密度がより細かいということ。たとえば、VGAの480×640ドットは、従来の主流だったQVGAの 240×320ドットの約4倍の密度で描かれるため、より高精細なグラフィックが再現できる。W51HのワイドVGAは、そのVGAよりもさらに160 ドット広い。これって、その昔、ボクやスタパさんが愛用していたノートPCのディスプレイと変わらないレベルだったりするのだ。
さて、そんなワイドVGAを活かす第一歩と言えば、ボク的には、やっぱり、「PCサイトビューアー」。いわゆるフルブラウザってヤツですね。ボクのような仕事をしていると、外出中にメールを受信したり、ホームページをチェックしたくなることが多い。従来はノートPCを愛用していたんだけど、ホームページの内容を少しチェックしたいだけなのに、ノートPCを出すのは面倒。そこで、最近はPCサイトビューアーを活用している。CDMA1X WINのパフォーマンスが活かせるし、気になるパケット通信料もダブル定額+αで済むからね。
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ただ、従来の端末ではディスプレイがQVGAやワイドQVGAだったため、ページを見るのに少し慣れが必要で、何度もスクロールしなきゃいけなかった。これに対し、W51Hは480×800ドット表示が可能なため、ちょっとしたページなら、スクロールなしですんなり見られちゃう。もちろん、このブログだって、外出先からチェックできてしまうわけ。パソコン向けページでは「結構、ヘビー級かも?」と言われるケータイ Watchトップページも約1分強で、ほぼ読み込むことができる(通信環境や時間帯によって、差はあるけどね)。ケータイ Watchのようなニュースサイトだけでなく、ブログやSNSなど、パソコン向けに提供されているコンテンツもW51Hなら、すぐに楽しめるというわけだ。
しかもW51HのPCサイトビューアーは、Flashやタブブラウジングに対応した最新版が採用されており、普段からインターネットをバリバリ使っている人にも満足できるレベルに仕上げられている。インターネットをヘビーに活用したいユーザーにこそ、おすすめしたい端末というわけだ。
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。
1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、PDAに至るまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindowsXP基本編完全版」、「できるポケット LISMOですぐに音楽が楽しめる本」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。asahi.comでも連載執筆中。







