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シマンテックが9月に発表した個人向けの新製品は、全部で8種類。これだけ種類があると、自分のPCにどのソフトウェアが必要で、どれを選べばいいのか混乱しそうだ。だが、実際はその反対で、それぞれの環境に合わせて必要な機能を柔軟に選択できる製品構成になっているのだ。今回発表された製品の用途は大きく2つに分類できる。1つがセキュリティー対策で、もう1つがPCトラブル解決とデータ保護だ。さらに単体の製品と複数の製品を統合したスイート製品の2つのタイプの製品が用意されている。それがわかれば、もう選択に迷うことはない。 |
インターネットの便利さを十分に享受しようと思ったら、ウイルスやスパムメール、スパイウェア、不正侵入などインターネットに潜むあらゆる脅威からPCを守る対策は欠かせない。セキュリティー対策は、いまやPCユーザーの義務だと言える。 セキュリティー対策に万全を求めるなら、ウイルス対策とスパム対策、ファイアーウォール機能をワンパッケージにまとめた「ノートン・インターネットセキュリティ 2005」がおすすめだ。すでにウイルス対策ソフトを持っている場合には「ノートン・パーソナルファイアウォール」を、パーソナルファイアウォールを持っていれば「アンチウイルス」をといった単体製品の選択肢も考えられる。 幼い子どもがいる家庭では、不適切なサイトへのアクセスを遮断する保護者機能(ウェブフィルタリング機能)も必要だ。今回発表された新製品の中でこの機能を備えているのはノートン・インターネットセキュリティ 2005だけだから、子どものいる家庭にはこの製品が最適だろう。 |
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いまや複数のPCをLANで接続している家庭も珍しくない。こうした家庭やオフィスでは、台数分のライセンスの購入が必要だ。シマンテックのセキュリティー対策製品には、どれも複数ライセンス付きパッケージが用意されていて、1ユーザー用の標準パッケージを台数分購入するより割安の価格が設定されている。 新製品の中で忘れてはならないのが、PCトラブル解決とデータ保護をしてくれる「ノートン・システムワークス 2005」だ。このソフトウェアは、トラブルが起きたPCのシステムを正常な状態に復旧する「ノートン・ゴーバック 4.0」も付属している。さらに、アンチウイルスも含まれているから、この1本でウイルス対策も整えられる。 手間をかけずにデータを確実にバックアップしようと思ったら、システムワークスと、バックアップツールのノートン・ゴースト 9.0を1つにまとめた「ノートン・システムワークス プレミア 2005」を購入候補にするといい。なお、ゴーバックとゴーストは、それぞれ単体製品でも販売される。 |
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※この記事はインプレス刊「インターネットマガジン12月号」からの転載です。 問い合わせ先:watch-adtieup-symantec0411@ad.impress.co.jp Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |