梅雨が明けた東京は連日の猛暑。いよいよ本格的に夏らしくなってきたけど、この時期、ちょっと困るのがケータイの持ち方。最近はクールビスの影響もあり、男性もファッションによっては、ポケットが少なく、ケータイを持ち歩きにくいことがある。
筆者はこういう仕事をしているので、基本的にカジュアルな服装が多いが、複数のケータイを持ち歩くことも少なくなく、一台はネックストラップ、もう一台を他の方法で持ち歩くというスタイルにしている。よく街中で、ジーンズの尻ポケットにケータイを入れている人を見かけるけど、あれは端末を傷める可能性が高いので、おすすめできない。
ところで、904SHはストラップに関して、ちょっと他の端末と異なる部分がある。いわゆる「ストラップ用の穴」というものが存在せず、アンテナを内蔵したヒンジ部分に付けるしくみになっているのだ。もちろん、そこにネックストラップを付けてもいいんだけど、ストラップに金具などがついてたりすると、せっかくのキレイなボディにキズがついてしまいそうで……。
じゃあ、ネックストラップ以外に、どうやってケータイを持ち歩くか。筆者が以前から愛用しているのが腰下げタイプのケースだ。腰に付けるケータイのケースと言えば、ジーンズなどのベルトに固定するクリップ式のものが販売されていて、海外などでは愛用する人が多い。ただ、個人的にあのスタイルは今ひとつなじめない。立派に成長してしまった腹まわりと干渉するっていう説もあるけど……(笑)。
これに対し、意外に持ちやすいのが写真のようなフック付きケース。フックの部分はカラビナなどがついていることが多く、ジーンズのベルトやベルト通しに『ぶら下げる』ことができる。必要ないときはすぐに取り外して、ケースごとカバンにしまえるし、大切なケータイを保護することも可能。こうしたフック付きケースは、デジタルカメラ用として販売されているものの種類が豊富なので、カメラ量販店などでチェックしてみるといいかも。
(法林岳之)
2006年08月09日 in | 固定リンク