音とか録音とかDAWとかが好きで、同時にデジタルな機材にも目がない俺は、室内・屋外にある身近な音を録音(いわゆる生録ですな)し、パソコン上で加工し、音遊びの素材に使ったりする。あるいは旅先の音を録り、帰ってきてからその環境音を楽しむ───デジカメ画像を見つつ音を聴いたりすると旅情が超リアルに蘇って愉快なのダ。
ところで俺の場合、かなり欲張りでありかつ怠惰なので、デジタルな録音機材に対する要求が厳しい……っつーかワガママだったりする。
具体的には、まずラクに使えないとイヤ&持ち歩けなきゃダメ。思い立った時に即、録音したい。また、操作が複雑だとか外部マイク必須だとか、録音に面倒がつきまとう機材もご勘弁。仕事で使うならまだしも、楽しむために使うハードウェアがメンドいのはイヤ〜ンってわけですな。
それから音が良くなきゃイヤ。これ当然。実にアタリマエ。俺的要望をハッキリ言えば非圧縮でデジタル録音したい。
例えばどっかに出かけて生録。素晴らしい音と出会った!! ので録音ッ!! したけど……なんかこー俺の耳が得た印象と、録音機材から出る音が、ん〜む。録音時に非可逆圧縮されると、もーその時点で素晴らしきサウンドがヘボまるのであり、音としての素材性が弱まって鬱!! ダメだダメだ非可逆圧縮サウンド!!
やっぱ男はリニアPCM録音だろアニキ!! と。
そんな俺ゆえ、これまで様々なデジタル録音機材を試してきた。が、満足できる製品と出会えないでいた。手軽さと音の良さを両立するポータブルなデジタル録音機材がほとんどなかったからだ。
例えばですね、ポータブル&デジタル録音で最初に思いつくのはボイスレコーダー系製品。だが、これらはもー基本的に(わりと低いビットレートの)圧縮サウンドしか残せないので総倒れ。
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往年のBOSSブランドを彷彿させる外観 |
より音が良くポータブルとなると、DATやMDがある。けど、これらはパソコンへのサウンド転送が面倒───録音した音を再生しつつパソコン上へ取り込むので、要は一時間の録音なら取り込みにも一時間かかって激ダルい。
また、DATもMDも、内蔵マイクで録るとモーターの音が微妙に入っちゃってガックシゆえ、外付けマイクを使うことになり、微妙に大がかり感UP。
なら音楽系のポータブル録音機材は!? いくつかあるが、基本的にマルチトラック録音指向の製品で、俺の使い方には向かない。例えばシッカリとステレオ録音するには外部マイク必須だとか、複数のフェーダーをいじりつつの録音がメンドいとか、実はどれも常時携帯には重め・デカめだとか。しかも製品によっては圧縮サウンド録音であったりパソコンへのサウンド転送に手間がかかったりと、俺の鬱憤解消には至らない。
つーかさ!! デジタル時代の録音野郎に向いた製品はねーのかよオイ音響機材業界!! プロ向け機材ばっか出してないで俺向け……え? 何!? アールワ……む!! こっこれは!! 俺のハートを鷲掴みのデジタルレコーダーが存在した。すなわちRolandはEDIROLブランドのR-1であり、コレったら超スゲく良さそうなんで早速実機を試してみた。 |
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RECボタンを押すとスタンバイ、もう一度押すと録音開始 |
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ボディ最上部にステレオマイクを搭載 |
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持ち歩いて使うからHOLDスイッチは重要なのダ |
EDIROL R-1は、俺および多くのデジタル録音派を納得させるデジタルレコーダーだ。すなわち、小型であり操作がラクで、しかも本体のみで高音質デジタル録音ができ、もちろんニアPCM録音対応!! という待望的レコーダーである。
まずそのサイズがイイ感じ。外形寸法は99.3×134×30.2ミリで、質量は電池やメモリカード込みで260グラム。タバコの箱ふたつ分な大きさであり、バッグに入れてもお荷物感レスの重さだ。
ちなみに電源は単3形アルカリ電池×2本もしくは付属のACアダプタとなる。駆動時間は連続再生時間約5.5時間・連続録音時間約2.5時間(アルカリ電池使用時)。録音用メモリとして一般のCFカード(32MB〜2GB)を使用し、R-1パッケージには64MBのCFカードが付属する。
使い方は簡単で、電源を入れて本体のRECボタンを押すと、録音スタンバイ状態になる。で、再度RECボタンを押すと録音開始。R-1には高品位なマイク(後述)が搭載されているので、本体のみで録音ができる。もちろん、必要に応じて外部マイクの接続も可能だ。
録音時や再生時にはCOSM技術によるマイクモデリングを始めとするエフェクトが使える。例えば内蔵マイクでの録音時でも、より大型のプロ用マイクで録音したかのような効果が得られたり、サウンドへの残響音付加やノイズ除去なども可能だ。
録音したサウンドは、本体に挿したCFカードへ、MP3形式やWAV形式のサウンドファイルとして保存される。また、録音したサウンドファイルは本体上で再生可能(要ヘッドホン等)なのはもちろん、手軽にパソコンへと転送できる(後述)。
てな感じのR-1を早速使ってみた、ら!! コレがちょいとおまいさん!! マジで音がイイんですよ!! 外部マイクとか使わずに、内蔵マイクだけで録音してんのに、微妙な音から大迫力の音まで、録・れ・ま・く・りっ!! 仕事を忘れてRECボタン押しまくりの俺と化した。
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単3乾電池2本でOKの手軽さ |
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録音メディアは2GBまでのCF |
わかった。決めた。俺は旅立つ。今すぐ遠くへ出かけて生録!! これをぜひやっていく!! そして目的地は……んーとえーと、そうだ海だ!! 波の音!! えーと、あと、んーと、ローカル電車の音!! あとあと、んーむ、そうだフェレットの鳴き声とそのフェレットの飼い主の楽器演奏音等々思いついたサウンドを片っ端からR-1に録音してゆく!!
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早速出かけた興奮状態の俺は、春まだ遠い荒波の音を録り、ローカル線の音を録り、途中で銚子電気鉄道名物手焼きぬれ煎餅食ったら食欲増進して刺身定食も食いたくなって食って食いすぎて帰途に着いたが、いや〜R-1、これホント凄いっス。
R-1では、前述のようにWAV形式やMP3形式のサウンドファイルとして録音できる。両形式とも録音時のサンプリング周波数は44.1kHz(固定・ステレオのみ)。WAV形式録音時のビットデプスは16ビットもしくは24ビット(!!)となり、つまりWAV形式で録音すると音楽CDを超えるクオリティで録音可能!! 今回はR-1の大きな魅力である“リニアPCM録音”を主に試したが、その音質がすこぶるグレイトであった。
まず、内蔵マイクだけでズギャッと高品位に録音できること。R-1にはモーター部品がないため、内蔵マイクでの録音が実用的だなぁと思って使い始めたのだが、その録音クオリティは実用的どころの騒ぎではなかった。ちっこいマイクが二個内蔵されているだけなのに、なんでソコまで録れますか!! と。さらに、外部マイクを使っても高いクオリティで録音できたが、内蔵マイクで録るほうがR-1のフットワークを活かせると思ったので、今回の録音は内蔵マイクで中心でやってみた。
例えば44.1kHz/24bitのWAV形式で電車の音を録音。すると、遠くで鳴る踏切の音から鳥のさえずり、近づいてくる車輪の音、ブレーキの悲鳴に圧縮空気の排気音……の後の乗客の話し声まで全部!! 残せる。こんな小さな箱持って、ボタンをポポンと押しただけなのに、ここまで録れるのかーッ、R-1!!
波の音もフェレットの声も楽器の音もその他諸々の音も同様、内蔵マイクとは思えないダイナミックレンジにてその場の音を丸ごとデジタルデータ化できてる感覚だ。また、試しに44.1kHz/16bitのWAV形式やMP3形式(ビットレートは64〜320kpbsを段階的に選択可能)でも録音してみたが、非常に良好な録音結果が得られた。
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まるでフェレットがそばで鳴いてるようだ |
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スタパ、二胡を弾くの図。
でも実際に弾い
たのはカメラマンの奥さんだったりして
於Studio海童防音室 |
R-1には高性能の無指向性バックエレクトレット・コンデンサー・マイクがステレオで内蔵されているが、そのマイク、モノとしては「スゲく高級なパーツ」ってわけではないそうだ。が、内蔵マイクや外部マイクが接続される回路の作りが他のポータブルレコーダーとは異なるという。
具体的には、アナログ回路部等に高品位パーツを多用しているのに加え、IARC(Isolated Adaptive Recording Circuit)を搭載し、アナログ部とデジタル部の電源等回路を完全に分けている。こうすることで、デジタル回路がアナログ回路へ及ぼすノイズ等の影響を最小限に抑えているのだそうだ。
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犬吠埼灯台を背に生録開始か!? |
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打ち寄せる黒潮をガッツリ録るか!? |
ってまあムツカシい話はさておき、内蔵マイクだけでここまでクリアかつ繊細に録れるポータブルレコーダーって、他にナイと思う俺である。音の入り口がいいから残るデジタル音声も非常に高品位。このくらいハイクオリティで録れるなら、マジな話、外部マイクは不要かもしんない。
もちろん、R-1のマイクは“内蔵”なので、録音時にR-1を持った手を動かすとか、R-1を設置した台に振動が伝わるような状況では外付けマイクが役立つ。なおR-1は一般のダイナミックマイクとコンデンサマイク(プラグインパワータイプ)に対応しているので、市販の各種マイクを問題なく利用可能だ。
ともあれ、本体のみで録音したのに、今まで拙者がさんざ苦労&工夫してやってきた録音結果をアッサリ超越しちまうR-1。俺が本気で欲しい録音機材リストの最上位にランクインした。
※ 録音サンプルは、すべて内蔵マイクで録音したものです。
※ 24bitは、対応ソフトをご用意のうえ再生してください |
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R-1を使ってみて何が最強にイイかと言えば、やっぱその音質なわけだが、これに加えて非常に平易な操作性にも大きな魅力を感じた。てのは、多用する機能を至って単純なボタン操作で呼び出せるからだ。
例えば録音〜再生の操作。RECボタンを押せば録音スタンバイで、もう一度RECボタン(か再生ボタン)を押せば録音開始。録音中断や中止は一時停止ボタンや停止ボタン。再生は再生ボタンで曲(録音)の送り戻しはNEXTやPREVボタン。これはもー説明書を読むまでもない単純さ。他、モニターや録音のレベル調整がボリューム式だったり、再生リピートや1/2速度再生等の操作も激単純。見て、触れば、「あっそう」と難なく理解できる。
R-1には多彩なエフェクト機能───例えばプロの現場で定番となっている高級マイクやビンテージマイクの特性をシミュレートして録音・再生するマイクモデリング、あるいはノイズリダクションやイコライザやリバーブ等、録音・再生時のサウンドをより高音質へチューンできる機能を持つ(ただし使用できるエフェクトは一度にひとつのみ)。もちろん録音モードやファイル操作等に関わる設定も細かく行える。
で、これらの操作もイージー。いくつかのボタンとVALUEダイヤルを操作し、LCD表示を追っていけばサクッと済ませられる。ボタン類およびメニュー表示等がシンプルなことと、メニュー階層が至って浅いことが容易な操作性につながっているのだ。
ある種機材マニア的嗜好を持つ俺だが、R-1のこのシンプルさを体験して目から鱗落下モードに入った。いや、ぶっちゃけ、「こんなにイイ音で録れるんならもっと多機能になればいいのにR-1」とか思ったわけですよ。しかしその多機能R-1を想像すると、楽しくないのである。
結局、こういう機材を使うユーザーの目的は単純で純粋なのだ。「音をキレイに録りたい」だけである。
例えばR-1にエフェクト機能複数系統あり、マイク入力端子が複数チャンネル分あり、それらをミキサー的機能でルーティングできるとしよう。ちょっとしたマルチトラックレコーダーですな。プロ機材に肉迫って感じで物欲プチ上昇ですな。
しかし、そーゆー高度な機材はノッケから使いこなすのが難しい。のに加え、使いこなさないと多機能さゆえの失敗も増える。結果、ポンと押したらキレイに録音!! という有り難い性能から遠ざかる。
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リバーブなどのエフェクトも内蔵 |
わしらが求めるのは、マイクをうまい位置に設置することや、レベルメーターを凝視することや、最適なルーティングを行うことでは、ナイのである。ただ「音をキレイに録りたい」のだ。R-1ならコレを非常にシンプルに実現できる。
すなわちRECボタン押してボリューム回してパパッとレベル調整済ませたら録音開始。内蔵マイクがキッチリとイイ音を録音しといてくれる。レベルオーバーが心配なら、本体設定モードでリミッターをオンにしときゃいい。面倒な配線や細かな設定・調整なんかせず、単純明快に使えば、幅広いダイナミックレンジの録音ができちゃう。敷居が低いのに、得られるサウンドには驚きのクオリティがある。イイ音を、ラクして、失敗せずに録音できる。こりゃまったく有り難い。 |
パソコン指向のデジタル録音野郎としては、録った音を速攻でパソコン上にもっていきたい。この欲求に対してもR-1は明快に応えてくれる。
つーかR-1とパソコンをUSBケーブルで接続するだけっス。
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フィールドはもちろん、パソコンとの相性もバッチリ |
R-1はUSB2.0/1.1ストレージ・デバイス対応。マスストレージとして機能するので、パソコンからは(R-1に挿したCFカードを)一般の外付けHDD等と同様に扱える。また、前述のとおり、R-1が生成するサウンドファイルはMP3形式やWAV形式。フツー一般のパソコン、波形編集ソフト、 DAWホストアプリで即利用できるファイルなのだ。
だから何? って言われそうだが、R-1のこーゆーパソコン周辺機器的シンプルさは実用上すげー便利なのである。
R-1が独自形式ファイルを生成したり、パソコンとの連携のために専用ドライバが必要だったら……単に一手間二手間増えて面倒になるだけだ。そのあたりまで含め平易でプレーンな仕様となっているR-1は、単純明快で使いやすい。
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パソコンで手軽に編集できちゃうのもGood! |
それと、当然だがR-1はMP3形式やWAV形式のファイルを再生できる。再生可能なファイルのデータタイプは、MP3はサンプリング周波数 8〜44.1kHz・ビットレート8〜320kbpsおよびVBRで、WAVがサンプリング周波数8〜48kHz・ビットデプス16ビット/24ビットのファイルとなる。
で、これらにマッチするファイルなら、パソコンからR-1に転送したサウンドでも、R-1上で再生できる。R-1をポータブルプレイヤーとしても使えるというわけだ。R-1は録音機材としてもキてるが、秀逸なアナログ回路やD/Aコンバータを持つので、ハイクオリティな音楽再生ができるプレイヤーとして活用可能。また、ヘッドホン端子はデジタル出力端子を兼ねるので、デジタル・スピーカーに直結しての高品位再生も可能だ。 |
容易に使えるのにビックリ級の高音質レコーディングが可能なR-1。その用途はチョー幅広いと思われ、例えば単純にフィールドレコーダーとして都会や野山や秘境の生録によし、DAWで使う音ネタ集めによし、ピアノ等楽器の演奏発表会等を録るもよし、とまあ高音質録音なら何でもコイって感じ。
R-1には、録音したサウンドを1/2の速度で音程を変えずに再生する機能があるが、これを使うと自分の演奏等の弱点究明やライバルバンドのテク研究にも便利そうだ。何でヘボい演奏に聞こえるのか……そうかこの部分でタイミングがズレてんのか、とか、あの超クールなギターソロは……なるほどこんなふーに弾いてんのネ、みたいな活用法だ。
これらに加え、俺的に「こーゆーコトもイケる!!」と感じた使い方がある。それは、アナログメディア上のサウンドのデジタルデータ化である。例えばレコードやカセットテープの音をR-1に録音し、できたサウンドファイルをパソコンに転送して、CD化する。
今時のパソコンにはアナログの音声入力端子があるんで、レコードプレイヤー(+フォノアンプ)やカセットデッキを、直接パソコンに接続して録音=デジタルデータ化するのが手っ取り早い。が、実際にソレを行うと、できあがるサウンドファイルに意外なほどノイズが乗ったりするんですな。
高品位なサウンドカードやUSB接続のオーディオインターフェースを使っているなら話は別だが、平凡なサウンドカード等はアナログ入力部のノイズ対策がイマイチであるのと、パソコン自体が多量のノイズを発しているのが原因だ。
R-1にレコードやテープの音を録音すれば、そういったノイズ混入がより少なくて済む。ていうかR-1はヘタなサウンドカードなんかよりもずっと高品位なアナログ回路や24ビットAD/DAコンバーターを実装しているので、アナログ音源を高品位にてデジタルデータ化できる。また、R-1には“録音時に3 秒間の無音状態があったら自動的にトラック(ファイル)を分割する”という機能があったりして、これがレコードやテープのデジタル化にけっこー便利。
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旅はもちろん、どこでもいい音で生録ダ! |
で、R-1に録音したサウンドファイルは、前述のようにサクッとパソコンに転送可能。以降は音楽CD化したり、ファイルのままサウンドライブラリとして保存できる。転送後のサウンドファイルを、例えばCakewalk Pyro等の音楽CD作成系ソフトを使って処理すれば、サウンドのヒスノイズ等を除去したりイコライザーをかけたりしつつ(もしかしたらソースよりも高音質にして)、アナログメディア上のサウンドを音楽CD化できたりする。
てなわけで様々な用途に活用できるR-1、やっぱ単体の録音機材としてツール性が高いんですな。シンプルではあるものの、道具として十分に強靱。その強さはユーザーのワガママな要求にビシッと応えてくれるのだ。 |
[URL]
■ローランドのホームページ
http://www.roland.co.jp/
■製品情報
http://www.roland.co.jp/products/dtm/R-1.html
■藤本健のDigital Audio Laboratory
第164回:RolandのWAVE/MP3レコーダ「R-1」を試す 〜24bit/44.1kHzのPCM録音が可能〜
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041018/dal164.htm
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スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。 |
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