TITLE:AVIC-ZH990MD
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パイオニア・モーバイル・エンタテインメントカンパニー 技術開発部 第三技術部  橘 義人
「ソフトウェアとりまとめ、プロジェクトリーダーをやっています。」
パイオニア・モーバイル・エンタテインメントカンパニー 事業企画部 アフターマーケット企画部 小森 立
「商品企画、それも、どちらかと言えばハードウェア側の方を担当しています。」
パイオニア・モーバイル・エンタテインメントカンパニー 事業企画部 アフターマーケット企画部 矢野 健一郎
「商品企画、主にソフトウェア方面を担当しています。」

ドライブの計画を車に乗る前から立てられるリビングキット
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リビングキット
(善):HDD[サイバーナビ]は、昨年のモデルから「リビングキット」というコンセプトをスタートさせました。2005年モデルはこのコンセプトをさらに熟成させたもの、ということができますね。
 そもそも、カーナビのコア部分であるブレインユニット(CPUやHDDを含むナビの頭脳&心臓部分)を取り外し、これを家に持ち込むという発想はどこから生まれたんでしょう?
 カーナビ=車…という固定観念があるとなかなか生まれ出てこないコンセプトだと思うのですが。

小森:ドライブに行く時って、車に乗る前から始まっているんですね、実は。例えば前の晩くらいから始まっているんですよ。明日はどこに行こう、何時に出よう、どこに立ち寄ろう…という具合に、家族で話し合ったりします。
 カーナビを家の中に持ち込んでテレビに接続して使える、このリビングキットという発想は「出発前のドライブ計画立案にも役立てる」…ここを原点としているんです。
 これが実現されたことにより、前の晩にリビングで、ビールを飲みながら目的地設定をしてルート探索なんかができちゃうんです。「ドライブプラン」機能を使えば、「何時に出る」はもちろん、「どこで食事をして」といった具体的な計画をナビに盛り込めます。

(善):前の晩はみんなで楽しく計画して、翌日、車に乗ったらすぐ出発できるわけですね。

小森:このリビングキットにより、カーナビが時間的な制約、空間的な制約から開放されて、全く新しい活用スタイルが提供できるようになったんです。

実はカーナビとしての基本機能の進化度合いが凄い今年モデル
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ルートイコライザー
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ルートアドバイザー
(善):今年モデルは算出したルートの品質がとてつもなく向上しているそうですね。
 実は私はHDD[サイバーナビ]の第一世代ユーザーなんですが、出発時にルート探索をして予想到着時間が提示されますが、実際には「あの道路は今だとどのくらい混んでるから…」のような自分の経験を加味して所要時間を頭の中で補正して使っています。今日は、その読みが外れて早めに出てきたら1時間も早く到着してしまったわけなんですが(笑)。

橘: 昨年モデルよりVICSで受信したりリアルタイム渋滞情報以外に、カーナビ側に内蔵した統計データを元にした渋滞予測データを活用してルート提案をしています。今年モデルではさらに、通信機能を使ってパイオニア側のサーバーに接続して、車載VICSだけでは知り得ない、全国の広範囲なリアルタイム渋滞情報までを採ってきてルート探索に役立てます。また、統計データがないところの精度も高くなっています。
 この効果は大きく、初期に提示される到着予測時間はかなり正確性の高いものになっていますね。

(善):カーナビを使い続けていくなかで、ユーザー側で蓄積していかなければならなかったノウハウが、最初から内蔵されているようなイメージですかね。

橘:今世代機ではルートの提案の仕方も、ユーザとのインタラクティビティを上げてあります。それが「ルートイコライザー」機能です。
 ルートを探索するにあたり、「距離優先」といった優先条件は従来機でも設定できましたが、今世代機では「時間優先」「距離優先」「料金節約」「幹線優先」「学習優先」といった条件パラメータのプライオリティをユーザーが細かく設定できるようになっています。例えば「時間優先」を上げると走行距離や通行料金よりも所要時間を最優先にしたルートが提示されます。その際も「渋滞予測」機能等を活用されるので、その精度は従来機と比べ非常に高精度です。
 体感してもらわないと分かりにくい部分なのですが、多分、西川さんも、今世代モデルを買ってこの機能を活用していれば、1時間も早く到着してしまうことはなかったと思いますよ(笑)

(善):はい。欲しいですよ、実際(笑)。
 ところで、「インテリジェントリルート」では、ユーザーが意図的に外れたのか誤って外れたのかを解析して、元ルートに戻すか、新ルートを提示するかを自動判断するそうですね。
 また、「ルートアドバイザー」では、過去、ユーザーが行ったリルート地点情報などを利用して、ユーザの嗜好に配慮したルート提案までも行うそうですが。

橘:こうしたAI機能の数々は我々パイオニア独自のソフトウェア技術ですね。
 オンデマンドVICS、渋滞予測情報の双方からのリンク旅行時間(交差点間の通過所要時間)の算出も、精度の高いルート提案や到着予測機能を実現するための我々の独自技術であり、 これらの技術は年々精度を高めています。

最高の車内音響空間を実現するために生まれたタイムアライメントとオートイコライザー
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「オートイコライザー」の測定画面
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運転席のヘッドレストにマイクを備え付けて測定
(善):運転席が右にあることからスイートスポットからずれてしまう運転者。付属の測定マイクを使って音波の到達遅延時間を計測し、この情報を元に最適な音の再生を行って、仮想的に運転者の同心円状に音像を配置してしまう「オートタイムアライメント」機能。
 そして、同じく測定マイクを使って、スピーカーや車内の音響空間に最適なイコライジングを行う「オートイコライザー」機能。
 新世代HDD[サイバーナビ]は、カーナビ…というだけでなく、カーオーディオとしてもハイエンドな構成になっていますね。
 この機能を活用するのには、HDD[サイバーナビ]本体だけでいいのでしょうか。
 つまり、奨励のスピーカーでないと十分に機能が発揮されないとか…?

小森:はい。基本的には問題はありません。
 「オートタイムアライメント」機能というのは、各スピーカーからの音がリスニングポイントに到達するまでの時間を測定して、その最も遠いスピーカーに他のスピーカーの出力タイミングに遅延をかけて全ての音を同時に耳に届かせる・・・というのが基本理念です。ですから、最初から車に搭載されているスピーカーでも十分この機能を体感して頂けます。

(善):「オートイコライザー」機能はどうでしょう。車に最初から入っているスピーカーは車種によっては性能的に芳しくないものあると思います。すべての車でその機能の恩恵を享受できるんでしょうか。

小森:車ごとに車内の広さや形状、座席の材質などが異なっていますね。もちろんスピーカーの性能も様々です。
 オートイコライザー機能では、トータルな音響測定を行って、聴者にもっとも理想的な周波数特性になるように…つまりすべての音域がフラットに聞こえるように各音域のレベル調整を行います。

(善):たとえば低音が弱いスピーカーが設置されていたとして、それを測定時に検出した場合、低音を増強する制御が入るわけですね。

小森:その通りです。低音に限らず、理想の周波数特性カーブに近づけるようにDSP処理を行います。

(善):すると、ただ、ごく普通のカーオーディオを接続して鳴らすよりも、圧倒的に高品位なサウンドが楽しめる…言い方を変えれば、その車に設置されたスピーカーのポテンシャルを最大限に活かすことができるわけですね。

小森:そのスピーカーのポテンシャル以上の音は出せないわけですが(笑)、よく聞かれているCDなどがあれば、ぜひとも、この機能の活用前と後で聞き比べて欲しいです。出音の違いに劇的な差を感じてもらえると思いますよ。

車内でこそ5.1chサラウンドサウンドを楽しむべき!?
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DEQ-P9
(善):5.1chサラウンドサウンドシステムは自分の中では「ホームシアターで楽しむべきだ」という持論を持っていて「なにも車で」と思っていたわけですが、先日、愛知万博まで往復する道中、実際に体感してみて驚きました。パーソナルな5.1ch音響空間として車はありだな、と認識を変えることを迫られました。
 5.1chを楽しむためには、HDD[サイバーナビ]本体以外になにが必要なんでしょうか。

小森:より上質な車内音響空間を提供するコンセプトとしてパイオニアでは「AVファウンデーション」という提案を行っています。
 HDD[サイバーナビ]で5.1chを楽しむためには、このAVファウンデーションを実現する機器として5.1ch対応・DSPユニット「DEQ-P9」をリリースしています。

(善):5.1chといえば、DVDビデオですけど、最近では音楽ソース…たとえばDVDオーディオなんかも認知度が高くなってきています。GENEON(旧パイオニアLDC)からもクラッシック管弦楽タイトルを中心に出ていますし。
 そうしたDVDオーディオタイトル、ライブ映像をまとめたミュージックビデオ系DVDビデオなどは、むしろ、パーソナルな5.1ch音響空間とした車内で楽しむことこそが本流なのでは?とまで思いました。

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AVH-P9DVAII+AVIC-H990
矢野:DVDオーディオの再生については、7.0型ワイドTV、CD/DVD/チューナ/DSPユニットである「AVH-P9DVAII」が対応しています。AVH-P9DVAIIは今世代のHDD[サイバーナビ]のメインユニットである「AVIC-H990」と組み合わせることを想定して開発されたものです。
 AVH-P9DVAIIが5.1ch対応DSPユニットを内蔵していますから、AVIC-H990+AVH-P9DVAIIの組み合わせだけで5.1ch再生が行えます。

(善):この組み合わせではDEP-Q9が不要なわけですね。
 MDはAVH-P9DVAIIにはありませんけれども、オーディオ機能面でハイエンドまでを求めた今世代のHDD[サイバーナビ]のフラッグシップは「AVIC-H990+AVH-P9DVAIIである」ということができませんか。

小森:そうですね。そういった意味では確かにAVIC-H990+AVH-P9DVAIIがハイエンドになりますね。価格的にはちょっと高くなりますけれども(笑)。映像/音声入力端子(RCA)を装備しており、今後、地上波デジタルチューナーを接続可能になるので、将来性もバッチリですよ。

ついに実現したブロードバンド経由のバージョンアップ!
(善):HDDナビの気になる点といえば、やはり、バージョンアップに関する事柄だと思います。
 先代までのHDD[サイバーナビ]では、データ更新のためにはパイオニアのHDD書換えセンターに預ける必要がありました。
 しかし、去年のモデル、そして今年のモデルから、そのHDD[サイバーナビ]の唯一の弱点ともいわれたアップデートの問題が、ついにひとまず解消されましたね。リビングキットをインターネットに接続して、地図データはもちろん様々な最新データを自分のHDD[サイバーナビ]にインストールできるという仕組みは待望の機能と思います。

小森:お客さまからHDDを預かる形態だと、結局、最速でお客さまの元に戻したとしても約1週間は掛かっていたわけです。HDD[サイバーナビ]のユーザーは車をよく使う人の割合が高くて、やはり「書換え期間中カーナビが使えないのは困る」という声はよく聞かれました。

(善):初代HDD[サイバーナビ]が登場したのが2001年5月。あれから時間も進み、ADSLなどの高速普及し、これが光通信との競争原理が働いてブロードバンドは今や当たり前となりました。そして「リビングキット」というコンセプトの実現により、カーナビ本体を自宅に持って来られるようになった。下準備は揃ったわけですね。

矢野:そうです。「リビングキット」のUSB1.1端子、あるいはCFスロットにLANアダプタを接続して頂いて、ネットワークケーブルを接続するだけで、あとはメニューからリモコン操作でアップデートが可能です。
 ブロードバンドネットワーク接続用のLANアダプタ関連機器はドライバソフトの問題もあるので当社指定のサードパーティ製品を使って頂くことになりますが。

(善):地図データは膨大でしょうし、それこそHDDに記録されるようなデータですから、数GB、いや十数GBはあるでしょう。となればなかなか短時間に一括でダウンロードというのは現実問題として難しそうです。
 例えば自分が関東に住んでいて、とりあえずは関東圏のデータだけアップデートする…という使い方はできるのですか。

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バージョンアップ データダウンロード表示例
矢野:できます。ただし、バージョンアップは全国データ分及び、全システム関連データ分の料金を頂くことになっておりまして、関東圏のみのバージョンアップ…といった料金メニューはありません。
 時間の都合で全データを一度にダウンロードしきれない方のために、例えば関東のみをバージョンアップした状態でもナビゲーションは動作するようにしてあります。
 ただし新旧データが混在した状態では機能制限が生じますので、最終的には全データをダウンロードしていただくことが前提になっています。

(善):しかし、常に手元に置いておけて、バージョンアップを日に分けて行える上に、その間もちゃんと使えるというこの仕組みは利便性の面で画期的ですね。

小森:料金的にもダウンロード版が税込み16,800円と安価に設定しています。ブロードバンド環境をお持ちでない人のために、従来通り、パイオニアサービスに預けて行う方法もご用意しております。こちらは税込み21,000円です。

最新HDD[サイバーナビ]のハードウェアの秘密に迫る
(善):WATCHの読者層が数値スペックを気にする人種の方が多いので、どうしても聞かなければならないんですが(笑)。
 もう少し突っ込んだハードウェア周りのことについて教えて下さい。CPUってMIPS系ですか? メモリは?

矢野:ええ。どこの…とはいえないんです。すみません。メモリはDDR-SDRAMを採用していますが容量については公開しておりません。

(善):グラフィックスも初代と比較するとずいぶんと進歩していますね。

矢野:アンチエリアス処理が適用されるようになって、非常にスムーズな3Dグラフィックスが表示できるようになりました。RISC-CPUと2D/3Dグラフィックスエンジンは1チップ化して搭載しています。

(善):ハードディスクは、初代HDD[サイバーナビ]で10GB、その後16GB、20GBになり、今世代モデルで30GBになりましたね。初代HDD[サイバーナビ]の時には耐久性の実験などをパイオニア自らも行ったと言う話も聞きましたが、今はどうなっているんでしょう?

小森:2001年にHDD[サイバーナビ]が登場して以来、HDDナビがトレンドとなり、車載AV機器にもHDD搭載タイプが増えました。あれからHDDメーカーも「車載スペック」という要件を備えたHDD部品をリリースするようになりました。
 その意味では技術面での熟成も進み、信頼性はさらに向上したと言ってもいいと思います。

(善):車載スペックHDDですか。具体的にどのようなものになるのでしょう?

小森:使用温度範囲、耐震性に優れた物…という形でHDDメーカーがリリースしています。特に低温環境下での使用温度範囲は重要になります。冬場、北海道を初めとした雪国では外気温-20°とかになるわけで。そうした過酷な環境下で正しくHDDを稼働させて機能しなくてはならないわけです。

(善):今世代機でHDD容量が30GBというのはどういう理由で決められたのでしょう?

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「RISC-CPU」「DDR-SDRAM」
矢野:車載スペックHDDの最大容量が現在30GBでして、これを利用した…という単純な理由です(笑)。
 …というと身も蓋もないわけですが、実際のところ、世代が新しくなるにつれてHDDに格納させる情報量も増えてきています。今世代機では渋滞の統計データなども格納していますし。そうした要求容量の増加に対応した容量設定であることは確かです。

小森:挿入した音楽CDをHDDに自動録音してしまう「ミュージックサーバー」機能ですが、この楽曲収録用領域は今世代機ではCD約200枚分、約2000曲確保してあります。これで十分というお客さまからの声も多いので、「ミュージックサーバー」のためだけにHDD容量を増やしているわけではないんですよ。

(善):HDD[サイバーナビ]は非常に高機能な分、高性能なプロセッサをたくさん搭載しています。排熱の問題とかは大丈夫なんですか。カーナビの場合、かなり密閉される形でラックマウント固定されるわけですが。

小森:問題が起こらないように設計していますね。2DINのユニットにはアクティヴファンが一基入っていますが、これが空気の流れを制御して排熱させています。

パイオニアのナビ姉さんの秘密
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ナビ子さん
(善):ところで、あのHDD[サイバーナビ]に出てくるお姉さんキャラクタについて聞いてみてもいいですか(笑)。あのお姉さんキャラクタって、やたら凝ってますよね。ほとんど毎日違う服を着て登場しますし、特定のイベント日にはコスプレもしちゃいますし。10月31日にカボチャの"かぶり物"被って登場したときにはひっくり返りました。「ああ、そうか、ハロウィンのコスプレか」と(笑)。

橘:企画にお姉さんにこだわっている人がいて、非常に凝っています。実は、この部分を担当しているスタッフしか、どんなデータが入っているか全貌を把握していなくて、我々でも、実際にテストしていてお姉さんのコスプレで「今日はこんな日だったのか」と驚いたり(笑)。
 まぁ、データ量的にはそれほど巨大ではないのでHDDを圧迫していたりはしませんからご安心を(笑)

(善):今世代のHDD[サイバーナビ]では3Dグラフィックスチップもなかなかのものを搭載していますよね。将来的にはこのお姉さんを3Dポリゴンで表示して欲しいですね(笑)

橘:次世代機以降で検討します(笑)

将来のHDD[サイバーナビ]の姿は?〜AirNaviとの住み分けはどうなる?
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(善):今年のHDD[サイバーナビ]は全モデルがDVDプレイヤー機能を搭載しました。運転者は見ちゃいけないわけですが(笑)、とにかく車の中で映像を楽しむという文化が育ってきています。そこでPCをカーナビと接続してPCの中の映像ファイルを見たり、あるいはCFやメモリスティック、SDカードに入れたムービーファイルを楽しむといったことができたらいいのに、と思うのですが。

矢野:現行モデルのDVDドライブ搭載機では、DVDレコーダで録画したDVD-R/RWメディア(Video-Modeに限定、VR-MODEは不可)が再生できます。今世代では最も一般化した映像メディアである"DVD"に焦点を当てました。
 技術的には問題なくできますし、今後の進化の方向性としてはあり得ますね。

(善):パイオニアには、HDD[サイバーナビ]に並ぶ先進カーナビシステムとして、もうひとつAirNaviがありますね。こちらは、最新の地図情報を持つサーバーと、CDMA2000 1xを使ったリアルタイム通信を行うことで、常に最新情報ベースでのナビゲーションを実現する画期的なシステムです。
 ズバリ聞いてしまうわけですが、パイオニアのカーナビが欲しいと思ったとき、HDD[サイバーナビ]とAirNavi、どちらを選べばいいんでしょうか?

小森:一ついえることは、HDD[サイバーナビ]は、ハードディスクという大容量高速メディアを活かした価値提供にフォーカスした製品であり、一方、AirNaviは最新情報をリアルタイムに活かした利便性を提供することを第一に考えた製品ということです。この違いが「住み分け」の線引きと言えるかも知れません。
 しかし、最新のHDD[サイバーナビ]では、かなりAirNaviの技術をフィードバックしています。
 通信を利用することにより広範囲な渋滞情報を一括取得してしまう「オンデマンドVICS」機能やリアルタイムな駐車場空き情報を得られる「駐車場満空情報」は、AirNaviのサーバー情報を利用しています。
その意味では融合は進んでいると言えますね。

(善):ありがとうございました。

(トライゼット西川善司)
PHOTO カーナビとしての基本能力の高さに加え、充実したAV能力も好評を博している
カロッツェリア“エージェント”HDD[サイバーナビ]。
2005年夏モデルはPCやインターネットとの連携能力も強化され、最新デジ・アイテムとしても見逃せないカーナビに仕上がった。

7.0型ワイドタッチパネル
TV/DVD-V/CD/チューナー・WMA/MP3対応・DSP HDD AVナビオートサーバー

AVIC-ZH990MD
希望小売価格 367,500円(税抜価格350,000円)

[関連情報]
カロッツェリアHDD[サイバーナビ]ホームページ >> http://www.hdd-cybernavi.com/
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