一般的に、ひとつの地域に長く住んでいると、日常生活で出向くような場所はだいたいわかるもの。ボクも20年以上、東京なので、とりあえず、仕事で訪れるような場所はあまり迷うことなく、行くことができる……。
と言いたいところなのだが、実はそうもいかないのが最近の東京。各地で再開発が進み、いろんな地域で新しい街が生まれている。六本木ヒルズなんて、取材で数回、出かけたけど、目的の場所(企業や発表会場)以外の施設は駐車場くらいしか利用していないので、未だに全然、わからない(笑)。
そんなときに役立つのがGPSを利用したケータイのナビ機能。904SHはVodafone live! NAVIに対応しており、プリインストールされているVアプリの「ゼンリンいつもナビ」でルートを調べたり、地図を見ることができる。しかも904SHだから、地図表示はVGA画面で高精細なうえ、モーションコントロールセンサーのおかげで、ケータイを向けている方角に合わせ、地図が回転して表示されるのだ。
つい先日もボーダフォンがある汐留に出かけたとき、周囲を検索したり、徒歩ルートを検索してみたが、ほぼ迷うことなく、目的地に到達できた。汐留はあまり知らない街だけど、ナビのおかげで「こんなところにカフェがあるのか」「こういうショールームがあるのか」って感じで、あまり移動しなくても周囲の様子がわかるのは便利。欲を言えば、もう一息、レスポンスが速いとうれしいけど、あわてずにゆっくり使うのがおすすめ。外出先でちょっと周囲を検索してみると、新しい発見があるかも……。
(法林岳之)
2006年09月08日 in | 固定リンク