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2006年08月30日

[904SH] 第10回
「顔パス」で端末をロック

 いろいろな情報が保存されているケータイ。おサイフケータイなどを利用していなくてもメールや電話帳など、しっかりと守りたい情報は多い。

 そこで、904SHにもいろいろなセキュリティ機能が搭載されている。たとえば、送受信したメールはフォルダに振り分けられるが、特定のフォルダにセキュリティ設定ができる。操作用暗証番号を入力しなければ、フォルダが開けなくなるわけだ。フォルダへの自動振り分けはメールアドレスや電話番号、件名を条件として設定できるので、特定の人からのメールを指定フォルダに振り分け、セキュリティ設定で他人に見られないようにすることが可能だ。

 「いや、そんな細かい設定よりもお手軽かつ常にケータイをロックしておきたい」というなら、顔認証によるセキュリティ設定が便利だ。904SHの折りたたみボディを開いたとき、あるいはパネルセーブから復帰したときなどに、イン側のカメラで顔認証が行なわれ、パスしなければ、端末が操作できないというしくみだ。

 顔認証は手間が掛かるという印象が強いけど、904SHの顔認証はうまくハマると、拍子抜けするくらいレスポンスが良い。使いこなしのポイントは1人のユーザーにつき、最大5枚までの登録できる画像の内容。自宅やオフィス、屋外、駅構内など、明るさの違う場所で登録画像を撮っておくと、認識されやすくなるようだ。ただし、ロックは操作用暗証番号でも解除できるので、暗証番号は忘れずに変更しておこう。

(法林岳之)

2006年08月30日 in | 固定リンク