オンラインでの決済を安全に、しかも手軽に行ないたい。そんな人に最適なサービスがNTTカードソリューションが提供する「カレット(CALETE)」だ。プリペイド方式の採用によって、IDを入力するだけで、手軽にオンラインゲームやコンテンツを購入することができる。新しい決済システムとして注目されている「カレット」の詳細に迫ってみよう。



ショッピングサイトやオンラインゲーム、各種コンテンツなど、インターネット上で提供されるサービスが次第に増えてきている。家にいながらにしてショッピングを楽しめたり、ネットワーク上の仲間たちとゲームを楽しめることから、このようなサービスを頻繁に利用しているユーザーも少なくないことだろう。
しかし、このようなオンライン上のサービスを利用するうえで、ひとつ面倒なことがある。商品やコンテンツの代金を支払ったり、オンラインゲームの利用料を支払うための「決済」だ。
現状、オンラインでの決済には、クレジットカードや代金引換、銀行振り込みなどが使われることが多い。しかし、安全性や手軽さという面で、これらの決済方法を嫌う人も少なくない。クレジットカードの場合、カード番号を入力することへのセキュリティ上の不安があり、代金引換は事前に現金の用意が必要となる。銀行振り込みに至っては振込のために銀行まで足を運んだり、振込手数料が必要になってしまう。
もちろん、最近のショッピングサイトではSSLなどを利用することでセキュリティ上の問題がないように工夫されてきている。また、銀行振り込みなどをオンラインで行なうことも可能だ。しかし、これが逆にユーザーに複雑なイメージを与えてしまうことも多い。高いセキュリティを実現するために決済のたびに煩雑な操作が強いられることもあるうえ、オンラインでの振込などは銀行のサイトにアクセスし、別途、振込の手続きを取らなければならない。
この傾向は、特に数百〜数千円程度の少額決済で顕著だ。ちょっとした買い物をしたいだけなのに、このような手間がかかるのは、やはりユーザーにとってはうれしくはないことだろう。場合によっては、このようなユーザーの不利益が、最終的に「ユーザーばなれ」というサイト側の不利益にもつながる可能性もある。
では、既存のクレジットカードなどよりも、手軽で、しかも安全に使える決済システムはないのだろうか? そこで登場するのが、NTTカードソリューションが提供する「カレット」だ。
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[オンラインゲームの決済に最適だ!] |


カレットとは、簡単に説明するとプリペイド方式の決済システムだ。「カレットカード」、「Webカレット」、「カレットシート」と、利用形態に応じて3つの種類が用意されているが、基本的なしくみはどれも同じで、発行された16桁のID(英数字)によって決済を行なうしくみになっている。
具体的な利用方法をカレットカードを例に見てみよう。まず、ユーザーはカレットカードを手に入れる必要がある。カレットカードは、NTTカードソリューション、もしくはインターネット上の販売店などで販売されているので、ここから手軽に入手することができる。基本的に1円が1カレットに換算されるようになっており、現状は1,000カレット(1,000円)、3,000カレット(3,000円)、5,000カレット(5,000円)の3種類から選択することができる。
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[テレカとおなじ質感のカレットカード] |
入手したカレットカードの裏面には、銀色で隠された部分が存在する。ここをコインなどで削るとIDが表示される。このIDが購入したカレットを利用するためのIDとなるわけだ。
実際の決済方法は実に単純だ。カレットに加盟しているショッピングサイトやオンラインゲームの決済画面で、決済方法に「カレット決済」を選択し、前述したカレットIDを入力するだけとなっている。カレットIDさえ手に入れてしまえば、既存の他の方法とは比較にならないほど簡単に決済ができる。
もちろん、カレットで支払った後の残高の確認はWeb上でできるうえ、残高が足りないときに複数のカレットIDを利用して決済を行なうこともできる。プリペイドと聞くと、少々、古いしくみのような印象があり、利用方法が限られたり、柔軟性に欠けるようなイメージがあるが、決してそんなことはないわけだ。支払い方法や残高の確認などに極めてスマートなしくみが用意されているあたりには実に感心させられる。
なお、カレットカード以外の決済方法も基本的には、これと同じ方法となる。Webカレットの場合(NTTカードソリューションのホームページや携帯電話などで購入可能)、オンライン上でカレットIDが発行される点、カレットシートの場合(ローソンのLoppiで購入可能)、発行された用紙にカレットIDが記載されている点が異なるだけだ。コンビニで支払える3,000円以上のカレットには割引もある。


もちろん、カレットのメリットは手軽に使えるという点だけはない。誰にでも使えるというメリットも存在する。たとえば、クレジットカードを利用した決済の場合、そもそもクレジットカードを持っていないことには話にならない。未成年者など、クレジットカードの発行が難しい場合は、このような決済をしたくてもできないわけだ。
これに対して、カレットはカードやシートなどをコンビニエンスストアで購入すれば、誰もがすぐにオンライン決済を実行できる。利用者の年齢や環境にとらわれず、幅広い利用が可能な点は、まさにカレットならではの特徴と言っていいだろう。さらに、プリペイド方式であるため、利用限度額が決まっており、使いすぎてしまうような心配さえもない。
このようなカレットは、ユーザーだけでなく、コンテンツの提供者にも非常に魅力的だ。前述したように、カレットによる決済であれば、利用者に難しい操作を強いることなく、しかも利用者を限定することなく、幅広いユーザーにコンテンツを提供できる。さらに、カレットのIDは標準では16桁の英数字だが、特別なフォーマットのIDによって、利用できる加盟店を限定したり、特別に割り引き等を付加したサービスも可能となっている。
場合によっては、出版物に印刷したり、ゲームのパッケージにお試し分のIDをサービスで付けるなどのサービス提供も考えられる。IDだけで手軽に使えるカレットであれば、このような付加的なサービスの展開も容易だ。決済方法にカレットを利用すれば、それだけでコンテンツの魅力を向上させ、集客力を上げることもできるだろう。
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[カレットのサービスイメージ] |


■中世ヨーロッパ世界をモチーフにした
ファンタジーMMORPG「GODIUS(ガディウス)」
「GODIUS(ガディウス)」はファンタジー世界を描いたMMORPG
(多人数参加型ロールプレイングゲーム)。神話世界をバックボーンにした剣と魔法の中世ヨーロッパ世界を舞台にしている。登場モンスターも、ケルベロスやケンタウルス、マンティコア、ハーピーなど神話世界でも知られた敵がわんさか出てくる。
ゲームをスタートさせると、いきなり“ガディウス”の世界に放り込まれ、訓練場でレベルアップなどを重ね、装備を調え街から旅立ち、本格的な冒険の世界に身を投じることになる。もちろんMMORPGなので、プレーヤーの自由度は高く、好きに生活することができる。逆に何をすればいいかわからない初心者のために、ガディウスでは簡単な“道筋”も用意し、初心者プレーヤーでもこの世界に簡単なじめるようになっている。
“魔法の角笛”を装備して“バードの歌”を歌ったり、ギルドベースで繰り広げられる争奪戦があったり、魅力的なシステムやイベントが多数用意されている。ちなみにサーバーはPK (プレーヤーキリング、他のプレーヤーを殺すことが可能) 可能な第1サーバーと、まったりプレイの第2サーバーに分けられている。
グラフィックは2Dで斜め見下ろし型であるため、「ウルティマオンライン」などMMORPGを昔からプレイしているユーザーにもわかりやすいだろう。
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オーソドックスな剣と魔法の世界で現実とは違った体験を他のプレーヤーを体験したい人にはお勧め。神話世界がベースとなっているので、ファンタジックな世界観に酔える |
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(C)
EAST ENTERTAINMENT・SUCCESS・GAMESPACE24 2001-2004 |
■他のファンタジー系MMORPGにはない魅力がある
3DMMORPG「N-Age」
「N-Age」は、剣と魔法の世界を扱ったRPG作品が圧倒的に多い中、現実に近い世界観で描かれているMMRPG。3Dグラフィックスで描かれていることもあって、より“現実感”を楽しむことができる。
ストーリーは、遥か遠い昔。世界大戦で人類が滅亡の危機に陥ったとき、生き残った人達 (戦前がOld-Age、戦後がNeo-Age) が文明を再建するのに必要な学問を復元し、復興に向かう。この文化水準がやテクノロジーが、現実世界で約2010年程度という設定になっており、近未来SFといった雰囲気だ。たとえば「オートバイ」や「スケートボード」、「ローラーブレード」などで移動できたり、相手と「握手」や「キス」といったコミュニケーションを取ることもできる。さらには結婚といったイベントもある。
2003年10月のバージョンアップでは新スキル「エスパー」を実装。ド派手な戦闘時のグラフィックもあって、戦闘の楽しさも味わうことができる。
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3Dグラフィックスで描かれている事もあって世界観の構築はきちんとなされている。登場キャラクタのファッションも今っぽい雰囲気 |
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(C)eSofnet・SUCCESS・GAMESPACE24
2002-2004 |
■硬派なオンライン海戦バトルアクション
「NAVYFIELD」
「NAVYFIELD」は第2次世界大戦を背景に、巨艦・巨砲時代の艦隊戦を描いたオンライン海戦バトルアクション。他の艦隊を攻撃しクレジットを得ることで、自艦をグレードアップしていくことができるのが魅力。自分だけの艦隊を作り上げるところが好きなファンにはたまらない。
ゲームは、1対1の対戦のほか、他のプレーヤーを艦隊を組んで戦闘を繰り広げることもできる。1対1の個人戦の時は、操舵技術などアクション要素が比較的大きいのだが、艦隊戦ともなれば、共同作戦を行なう事になるため、偵察を誰がするのか、護衛や迎撃任務など、それぞれのプレーヤーの動き如何で戦略的な動きが必要となってくる。
比較的マニアックなゲームだが、そのリアリティはそのコア層も唸らせる。登場する艦種はフリゲート・駆逐艦・輕巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・空母など。それらの戦艦において船体、側面装甲、後部砲塔、対空兵装、機関、射撃統制装置、魚雷発射管、上部装甲、前部砲塔、特殊兵装に分けられた各コンポーネントを個別に強化、デザインすることができる。ここのオリジナリティを発揮することができ、その点も人気の秘密だろう。
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とにかく“戦艦”好きにはたまらないゲーム。マニアックな要求にも応えている。単純にゲームに参加し、自分の好きな戦艦をプラモデル感覚で作っていくだけでも面白いかも |
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(C)
SUCCESS Corporation ALL RIGHTS RESERVED. |
■速報! 4月よりカレットに登場
中国で大ブレイク中のオンラインゲーム「幻創遊記」
「幻創遊記」は4月より新たにカレットで遊ぶことができるオンラインゲームだ。
仮想の中国大陸を舞台にかわいいペットたちを育てよう。自分だけのアイテム、武術、ペットをつくり出すことも可能だ。ペットの数は300以上。藩主を目指すもよし、究極のペットを育てるのもよし。キミはペットをお供に試練を乗り越え、戦いに勝つことができるのか!?
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仮想の中国大陸を舞台にかわいいペットたちと戦え! |
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Copyright(C)
2002-2004 NetDragonJapan co.,ltd.
Copyright(C) 2002-2004 NetDragon Websoft Inc.(CHINA
/USA) |
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このように、カレットはオンラインの決済を手軽に、そして安心して利用できる画期的なサービスだと言える。本来、オンライン決済は、品物やサービスの代償として料金を支払うという単純なものでしかない。しかし、これまでのオンライン決済は安全性を重視しすぎるあまり、あまりにも複雑になりすぎてしまった。
今回のカレットは、そんな複雑なしくみを用意しなくても、手軽かつ安全に決済ができるということを実証したいい例と言える。実際に利用してみても、「こんなに簡単に決済できるんだ」と、そのあっけなさに感心してしまうほどだ。
オンラインゲームの料金支払いのように、数千円単位の少額決済であれば、カレットのような単純なしくみを利用した方が、ユーザーにも、コンテンツ提供者にも、そのメリットは大きいと言えるだろう。今後、オンライン決済のしくみとして、大いなる普及が期待できるサービスと言えそうだ。
□カレットのホームページ
http://www.calete.jp/index.html
□サクセスのホームページ
http://www.success-corp.co.jp/
□「GODIUS(ガディウス)」のホームページ
http://gamespace24.net/game/godius/index.html
□「N-Age」のホームページ
http://gamespace24.net/game/nage/index.html
□「NAVYFIELD」のホームページ
http://gamespace24.net/navyfield/
□ネットドラゴンジャパンのホームページ
http://www.netdragon.jp/
□「幻創遊記」のホームページ
http://mme.netdragon.jp/
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