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 DELLは、去年の11月に発表されたInspiron(TM) 1501を最後に、約半年以上ノートパソコンの新製品を出してはいなかった。しかし6月27日にはノートパソコンだけでなく、デスクトップパソコンのラインナップも含めて、刷新する発表を行っている。この発表はデスクトップパソコンのブランド名の変更なども含まれており、なかなか大きなニュースのようだ。今回は、その新発表された製品の中から、ノートパソコンのInspiron(TM) 1420の写真を見ながら、その魅了を紹介していくことにしよう。

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 6月27日にDELLから発表された個人向けパソコンは、デスクトップパソコンとノートパソコンを合わせて合計8台だ。DELLの個人向けパソコンは、今まで大きく分けて三つのブランドで構成されていた。デスクトップパソコン、ノートパソコンに限らず、最高のパーツで構成されたプレミアムブランド、XPSシリーズ。一般向けデスクトップパソコンを取り揃えたDimension(TM)シリーズ。そして、やはり一般向けのノートパソコンを取り揃えたInspiron(TM)シリーズだ。

 DELLは、今回の新製品の発表とともにプレミアムブランドであるXPSシリーズ以外のデスクトップパソコンやノートパソコンをすべてInspiron(TM)シリーズとして統一している。Inspiron(TM)シリーズは新たにライフエンターテイメントPCとしての位置付けがされ機能性とデザイン性を向上させたモデルを用意していく方針だ。

  さて、新発表されたノートパソコンは新製品である8台のうち4台となるが、今回紹介するのは14.1インチのワイド液晶モニタを搭載したInspiron(TM) 1420だ。CPUは最新のインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーを選択することが可能で、チップセットは5月にインテル(R)から発表されたばかりのインテル(R) 965PMやインテル(R) 965GMが搭載されている。またグラフィックチップも搭載可能で、これもまたNVIDIA(R)の最新のチップであるGeForce(TM) Go 8400M GS 128MB DDR3を選択することができる。

 チップセットに採用されているインテル(R) 965PM/GMはSanta Rosaという開発コードで呼ばれていたもので、さまざまな新機能が追加されている。その中でも目玉となるのが無線LANで、今までの通信規格よりも一段と高速なIEEE802.11nへの対応がされている点だ。このように何もかもが最新づくしのノートパソコン。それがInspiron(TM) 1420なのだ。

  今回撮影に使用するためにお借りしたモデルはクール・ブラックというマイクロステイン処理のされた黒いモデルだが、オプションで天板の色を変更することもできる。用意されている色は、クール・ブラックのほかに、ピュア・ホワイト、インテリジェント・ブルー、クラシック・レッド、オリーブ・グリーン、シトラス・イエロー、カフェ・ブラウン、チェリー・ピンクで計8色。ノートパソコンに個性を求めるのなら是非利用したいオプションだ。

 それでは、ここからは実際の製品の写真を見ながらInspiron(TM) 1420を紹介していこう。


実に半年振りとなる新型ノートパソコンInspiron(TM) 1420。チップセットにSanta Rosaを採用した待望の新製品だ。14.1インチのワイド液晶を搭載しており、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーやNVIDIA(R) GeForce(TM) Go 8400M GS 128MB DDR3を選択可能で、コンパクトながらハイパワーなノートパソコンだ。
天板のカラーは上で書いたように8色の中から選択可能だ。お借りしたマシンはクール・ブラックで、カラフルなモデルを見せられないのは残念だが、DELLのサイトでは選べるカラーが文字だけではなく写真で確認できるようになっている。個人用とで使うなら是非派手な色を選択してみてほしい。

USB 2.0の端子が二つと4ピンタイプのIEEE1394端子が用意されている。USB端子の上にあるのはExpressCardスロットで拡張性の高さもうかがえる。IEEE1394端子はDVカメラなどを使った動画編集には必須のインタフェースだ。
本体右側にはUSB 2.0の端子や光学ドライブが用意されている。標準の光学ドライブはDVD±Rの二層書き込みにも対応しており、Blu-ray Discドライブに換装することも可能だ。またVGA端子だけでなく、テレビモニタに接続するための端子も用意されている。

マイクやヘッドホンの端子は中央部分に配置されている。一見不便そうだが、正面真ん中というのは両手をキーボードにおいた場合にちょうど間に来るため、意外にも邪魔になることはない。左に見えるのは8種類のメモリカードに対応したカードリーダと無線LANのマニュアルスイッチ。無線LANのスイッチはオンオフだけではなく、無線LAN専用のソフトウェアを起動することも可能だ。
背面には有線のLANとモデムのコネクタが用意されている。また標準バッテリは6セルだが9セルのものも用意されているので大容量のバッテリがほしい人はそちらを選んでもよいだろう。写真のバッテリは9セルのタイプで後ろに少し飛び出すような形で差し込むようになっている。

キーボードは割りと余裕のある配置になっている。14.1インチクラスでは使いやすく、Page UpやPage Downなどが単独で用意されているので、Fnキーを使わなくてもよいのがうれしいところだ。
液晶モニタ上部には200万画素のWebカメラが内蔵されている。200万画素といえば、一昔前のコンパクトカメラと同程度の解像度で、L判サイズの写真印刷になら十分耐えられる画像を撮影することが可能だ。

マルチメディア関連の操作をするためのショートカットキー。音量の調整なども簡単に行うことが可能だ。一度タッチするとLEDが点灯するので、暗い中で映画などを楽しんでいるときにでもボタンの操作がしやすくなっている。
Windows Media(R) Playerなどをリモコンで操作することができる。離れた場所で操作できると、何かと便利だ。また収納についてもよく考えられており、ExpressCardのスロットにちょうどすっぽり入るようになっている。使わないときにはしまっておけば、なくしてしまう心配もないだろう。

本体の裏側のパーツ部分が見えるように蓋を開けたところ。ただし、このように蓋を開けてパーツを増設する場合には、メーカーの保障を受けられなくなってしまうので注意が必要だ。
メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAMを採用しており、最大4GBまで対応している。グラフィック機能を、NVIDIA(R) GeForce(TM) Go 8400M GS 128MB DDR3ではなくチップセットの内蔵機能でまかなうのなら、メモリが少なすぎるとWindows(R) Aero(TM)が動かない場合があるので注意が必要だ。Windows Vista(R)を快適に動作させたいのなら、2GBくらいは搭載しておきたいところだろう。

CPUの熱処理はヒートパイプで側面のヒートシンクに熱を移動させ、ファンで冷却を行う。インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーは発熱の少ないCPUだが、ハイパワーなCPUを搭載したノートパソコンの場合、熱処理も重要な要素となる。小さなボディにインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーを搭載できる十分な熱処理の設計がされているということだ。
電源アダプターはトランス部分にゴムでケーブルをまとめられるようになっている。小さなことだが、このような細かい配慮は、モバイルユーザにとってうれしいところだ。

Inspiron(TM) 1420には専用の無線LANのソフトウェアがプリインストールされている。使用しているチャンネルや電波の強さが確認できるようになっており、移動を頻繁に行う場合でも使いやすくて安心だ。

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Profile
山本 倫弘

プログラマ、SE、雑誌編集を経てライターに転進。しかし転進後もプログラムやSE、雑誌編集を生業としているよく分からない状態が続いている。ダイエットのために制限している、月一回の宅配ピザが好物。
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