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法林岳之監修Vodafone最強!!V601SHを使いこなせ!2メガピクセルケータイ使いこなし術
Vodafoneから発売されたシャープ製端末「V601SH」。2メガピクセルCCDを採用したカメラ、オートフォーカス機能など、今までのカメラ付きケータイを数段上回るスペックを実現している。カメラ以外にもバウリンガルコネクト対応やテレビ出力、高性能ムービーなど、多彩な新機能を搭載することにより、Vodafone最強の端末として仕上げられている。今回はカメラ機能を中心に、V601SHの使いこなし術を解説しよう。
其ノ壱「ショートカットキーをマスターせよ」
其ノ弐「オートフォーカスでピントぴったり」
其ノ参「バーコードを読み込んでプレゼントをもらえ」
其ノ四「撮った画像を使い倒せ」
番外編「便利機能を知り尽くせ」

其ノ壱「ショートカットキーをマスターせよ」
 高機能なV601SHを使いこなすうえで、まず最初のポイントになるのが「ショートカットキー」だ。ショートカットキーはパソコンでもおなじみだが、V601SHはさまざまな場面で特定のキーを押したり、長押しすることで、簡単に設定を変更したり、機能を設定することが可能だ。

 まず、待受画面では、[ボーダフォンライブ!]ボタンの長押しで「カメラ起動」、[ダイレクト]ボタンの長押しで「Vアプリ画面」、テンキーの[0]で「バウリンガルコネクト起動」が便利だ。これらの内、テンキー及び[ダイレクト]ボタンの長押しで起動する機能はカスタマイズすることができる。[ダイレクト]ボタンで表示される「ユーザーショートカット」のメニューに登録された機能と合致する番号の長押しで呼び出すことができるのだ。

ユーザーショートカットに登録したいときは、自分の好きな機能やファイル名を選び、[スケジュール/メモ]ボタンを1秒以上、押して、一覧の画面から登録したいダイヤルボタンを選択するだけだ。自分のよく使う機能を登録しておこう。

 次に、カメラを起動したときのショートカットを見てみよう。ケータイに搭載されるカメラ機能は高機能化が急速に進んでおり、撮影時にもいろいろな設定ができる。これらの機能を設定するとき、多くの端末では[サブメニュー]を呼び出し、メニュー内から項目を選ぶといった操作が必要になるが、V601SHはショートカットキーでカンタンに操作することが可能だ。

 カメラ起動時のショートカットキーで最初に覚えたいのが[1]〜[7]ボタンによる撮影モードの切替だ。V601SHにはメールや壁紙に便利な「写メールモード」、2メガピクセルを活かした「デジタルカメラモード」、メールに添付できる動画を撮影する「ムービー写メールモード」、高画質で長時間の録画が可能な「ビデオカメラモード」(最大15fps、映像:384kbpsのMPEG-4形式、音声:32kbpsのG.726方式)などが用意されているが、これらの動作モードは各キーを押すだけで簡単に切り替えられる。ちなみに動画については、SD-Video規格(ASF形式)準拠の映像機器で録画したデータをV601SH上で再生できるのも魅力の一つだろう。

 次に知っておきたいのが[0]ボタンによる「撮影サイズ切替」、[*]ボタンの「ファインダー切替」、[#]ボタンの「モバイルライト」だ。V601SHは静止画だけでも8種類のサイズで撮影できるが、メールや壁紙など、あらかじめ利用目的が決まっているのなら、それぞれのサイズで撮影した方がカンタン。だからこそ、[0]ボタンで撮影サイズを順次、切り替えるわけだ。なお、これらのショートカットキーの割り当ては[ボーダフォンライブ!]ボタンを押せば確認できるようになっている。操作に迷ったら、[ボーダフォンライブ!]ボタンを押してみよう。

   

其ノ弐「オートフォーカスでピントぴったり」
 ボーダフォンのシャープ製端末と言えば、カメラ付きケータイの元祖。2000年9月に「J-SH04」をリリースして以来、常にカメラ付きケータイの市場をリードしてきたシリーズとして知られている。

 今回のV601SHではカメラに200万画素CCDを採用し、オートフォーカス機構を搭載することにより、高品質な撮影を可能にしている。200万画素カメラにオートフォーカスと来れば、これはもうデジタルカメラの普及モデルとほぼ同等であり、「Vodafone最強」の称号を確固たるものにするスペックと言えそうだ。

 オートフォーカスと言っても操作はいたってカンタン。V601SHのカメラは常にオートフォーカス機構が有効になった状態で起動するので、あとは被写体に向けてセンターの[F]ボタンを押せば、自動的にピントを調整して撮影される。[F]ボタンを押してから、実際に撮影されるまでのタイムラグは、約1秒ちょっと。ピントが合う様子が画面に表示されるので、非常にわかりやすい。このとき、端末を両手で持ち、動かさないようにするのがきれいに撮影するポイントだ。

 V601SHのオートフォーカスは利用目的に合わせ、AFモードが選べる「AFモード切替」という機能も搭載されている。AFモードには通常の撮影を行なう「標準」、近い距離を撮影する「接写」、少し離れた距離で撮影する「人物」、遠い距離で撮影する「風景」、自分でピントを合わせる「マニュアル」があり、カメラを起動した状態で[文字]ボタンを押すと、順番に切り替えられる。このAFモードの内、マニュアル以外は標準と同じように、自動的にピントを合わせるため、常にピントぴったりの撮影が可能なのだ。

 また、オートフォーカスにはフォーカスロックという機能も搭載されている。たとえば、被写体にカメラを向けて[開始]ボタンを押すと、被写体にピントが合うので、その状態で構図を変更し、[F]ボタンでシャッターを切れば、少しカッコいい写真を撮ることができる。もちろん、このフォーカスロック機能は動画撮影時にも利用可能だ。

 この方法をさらに活用し、接写モードで人物にフォーカスロックして撮影すれば、周囲が少しぼやけたような感じの撮影ができるため、人物が際立った写真を撮ることができる。被写体の手間や周囲に小物を置いて撮るのも面白そうだ。V601SHのカメラは、このフォーカスロックや接写の使いこなしで、デジタルカメラに負けない写真を撮ることができるのだ。

 このほか、多彩な連写機能(最大25枚連写、オーバーラップ連写、ブラケット連写)やズーム機能(120×160ドットサイズの場合、最大20倍ズーム)、シーンを選ぶだけでキレイな画像が撮影できるシーン別撮影モード(オート/夜景/スポーツ/文字)なども覚えておくと便利だろう。

   

其ノ参「バーコードを読み込んでプレゼントをもらえ」




 V601SHでは従来のボーダフォン向けシャープ製端末で好評を得た機能も継承され、一段と強化されている。たとえば、2002年7月リリースの「J-SH09」で搭載された「バーコードリーダー」もそのひとつ。JANコードやQRコードが読み取れるバーコードリーダーは、J-SH09ではじめて搭載されたもので、現在では各社のケータイにも搭載されるようになり、業界標準の機能になりつつある。

 V601SHでのQRコードの読み取りはいたってカンタンで、カメラを起動し、[6]を押せば、バーコード読み取りモードになる。あとはQRコードにカメラを向け、撮影するだけだ。V601SHのカメラは前述のように、オートフォーカス機能が搭載されているので、すぐに[F]ボタンを押せば、自動的にフォーカスを調整してQRコードを認識させることができるが、[開始]ボタンでフォーカスロックをさせてから認識させることも可能だ。

 また、QRコードを認識させるとき、ぜひ覚えておきたいのが「AFモード切替」だ。認識させるQRコードは雑誌などの印刷物だったり、パソコンの画面だったりと、いろいろなサイズが考えられる。そのため、ファインダーにQRコードを映し出してみると、被写体(QRコード)との距離が近かったり、遠かったりすることがある。V601SHのバーコードリーダーはAFモードが「接写」の状態で起動されるが、被写体によっては「標準」の方が認識しやすいこともあり得るわけだ。そこで、[文字]ボタンを押して、AFモードを切り替えることにより、確実にQRコードを認識できるようにするわけだ。本稿の最後に、QRコードで読み取ってアクセスする読者プレゼントを用意しているので、これらのテクを踏まえた上で、ぜひ試してみて欲しい。

 V601SHのカメラに搭載されている機能で、もうひとつ見逃せないのが「文字読み取り」機能だ。文字読み取り機能はその名の通り、名刺や雑誌の記事などに印刷されているURLやメールアドレス、電話番号、英数字をV601SHのカメラで読み取る機能で、読み取ったデータを元に、サイトへアクセスしたり、メールを送信、電話をかけるといった操作ができる。この文字読み取りもバーコードリーダー同様、フォーカスロックやAFモード切替を使うことで、より確実に読み取ることができるが、端末を名刺などに向けると、手元が影になり、暗くなってしまうことがある。このようなときは、すかさず[#]ボタンを押し、モバイルライトをONにすれば、手元も明るくなり、スムーズに文字読み取りができるはずだ。このテクもぜひ覚えておこう。

   

其ノ四「撮った画像を使い倒せ」
 V601SHは従来のモデルに比べ、画素数が向上し、オートフォーカス機能が搭載されたことにより、デジタルカメラ並みのスペックを実現しているが、カメラ付きケータイの基本は、やはり、メールと壁紙。これができなければ、ケータイにカメラを載せる意味がない。このあたりのニーズをきちんと理解しているのもシャープ製端末が支持される理由のひとつだ。

 まず、誰もが試してみたいのが200万画素CCDの性能を活かした最大サイズでの撮影。V601SHでは、デジタルカメラモードで最大「1632×1224ドット」というサイズで撮影することができるが、この最大サイズで撮影した画像もちゃんと壁紙に設定することができる。待受画面で[F]ボタンを押し、メニュー画面から[データ確認]-[デジタルカメラフォルダ]の順に選び、壁紙に設定したい画像を画面に表示する。この状態で、[メニュー]から[壁紙登録]を選べば、壁紙への設定完了。サイズの変更やコピーといった操作はいっさい必要ない。

 また、サムネイル表示の画面で、[メニュー]から[メール添付]を選べば、すぐに画像付きメールを作成することができる。「サムネイル添付」を選べば、120×160ドットの画像が添付されるので、ケータイへの送信に適しているし、「240×320サイズで添付」を選べば、パソコンなどに送信するときに便利だ。ちなみに、V401SHやJ-SH53などではQVGAサイズの画像を分割してやり取りする「画像分割メール」という機能がサポートされているが、V601SHで画像分割メールを送信したいときは[デジタルカメラフォルダ]に保存されている画像を表示している状態で、[メニュー]から[データフォルダに保存]を選ぶと、自動的にリサイズされたQVGAサイズの画像がデータフォルダに保存される。この保存されたQVGAサイズの画像をメールに添付し、[画像分割メール添付]を選べば、画像分割メールを送信することができる。


 さらに、QVGAサイズに変換した画像は、いろいろなスタイルで編集することができる。サイズ変更や文字の追加、フレームといった基本的な編集機能はもちろん、「ほっそり」や「微笑む」、「色白」などのエフェクトが選べる「フェイスアレンジ」のように、遊びゴコロいっぱいの画像編集機能が用意されている。しかも画面を左右に分割して操作するユーザーインターフェイスを採用しているため、初心者でも画像編集の効果がわかりやすくなっている。ちなみに、これらの画像編集機能はQVGAサイズ以下の画像に対してできるものなので、2メガピクセルカメラの最大サイズで撮影した画像は前述の手順で、QVGAサイズに変換してデータフォルダに保存しておくと便利だ。

 こうして作成した画像をケータイの中だけで見るというもちょっともったいない話。そこで、V601SHにはビデオ出力機能が用意されている。ビデオ出力機能とは付属の「ビデオ出力ケーブル」を本体左側面のコネクタに挿し、反対側をテレビのAV入力端子に接続すれば、自分の選んだ画像をテレビの画面に映し出せるという機能だ。テレビに映し出す画像はデータフォルダのサムネイル表示の画面で、[メニュー]から[映像の外部出力]を設定するが、このとき、[回転表示]や[表示サイズ切替]の設定ができるため、撮影した画像のサイズや向きに関わらず、テレビに正しく映し出すことができる。スライドショー形式で、次々と画像を再生することも可能だ。ちなみに、このビデオ出力機能では、対応したVアプリをテレビに表示して楽しむこともできるようになっている。

 さらに、デジタルカメラモードで撮影した画像は、写真としてプリントすることもできる。このとき、便利なのがV601SHに搭載されている「DPOF(Digital Print Order Format)」という機能だ。DPOFはプリントしたい画像と枚数を設定できる機能で、DPEショップのプリントサービスやDPOF対応のカラープリンタなどで出力するときに役立つ。ちなみに、DPOF機能で設定するときは、日付のプリントやインデックスプリントを設定することも可能だ。何しろV601SHではSDカードのサポートが512MBまで拡張されているので、高画質の写真を大量に撮影したい場合でも心配無用なのだ。

 

番外編「便利機能を知り尽くせ」
 V601SHはオートフォーカス機能付き200万画素カメラが搭載されているが、カメラだけがスゴいわけではない。その他にも数多くの便利な機能が搭載されている。

 たとえば、待受画面。通常はダイヤルするためにテンキーを押すが、[1][2][2][5]と入力した後、[ダイレクト]ボタンを押せば、12月25日の「スケジュール」を入力することができ、[ボーダフォンライブ!]ボタンを押せば、12時25分に「リピートアラーム」を設定できる。同様に、数字を入力後、[F]ボタンを押せば、その数値を入力した状態で「電卓」が起動し、[スケジュール/メモ]ボタンを押せば、お小遣い帳的に使える「マネー積算メモ」にデータを入力することができるのだ。つまり、メニューなどから機能を呼び出さなくてもダイレクトに各機能に値を入力できるわけだ。


 また、V601SHで見逃せないのが「バウリンガルコネクト」だ。「バウリンガルコネクト」はタカラが販売する「バウリンガル」のケータイ向けバージョンとも呼べるもので、犬の鳴き声などを人間の言葉に翻訳してくれるというものだ。バウリンガルコネクトを利用するには専用データが含まれる「バウリンガル コネクト カード」を別途、購入する必要があるが、愛犬家にはぜひ使ってみたい機能だろう。

 さらに、現在のケータイに欠かすことができないメールやコンテンツ閲覧も使い勝手が向上している。なかでも便利なのが「送信予約メール」だ。通常、ケータイのメールは作成しても電波の届く範囲に居なければ、送信することができない。しかし、V601SHではメールを作成後、送信予約に設定しておけば、あとは電波の届く範囲に移動したときに自動的にメールを送信してくれる。地下鉄などで移動中にメールを作成したときも送信予約の設定をしておけば、あとはケータイをカバンの中に入れておいても大丈夫ということだ

 メール関連ではこのほかにも便利機能がいくつも追加されている。新たに「LCフォント生成技術」が搭載されたことで、文字サイズが6段階から選べるようになった。ひらがなや英字の字体をポップ調に変更できるなど、多彩な文字表示設定が可能なので、自分が読みやすいように設定しておけば、使いやすさも抜群だ

 また、メール以外の操作を行なっているときでも、メールを受信すると画面上部に受信情報をティッカーの形で表示してくれる機能も便利。本文を詳しく確認したい場合、ここで[ダイレクト]ボタンを1秒以上長押しすれば、受信メールの一覧画面に移動できる。この長押しで機能呼び出しは[ボーダフォンライブ!]ボタンでも利用可能で、こちらを押すとマルチメニュー画面に移動できる。いずれも、[クリア]ボタンで呼び出した機能を終了させれば、元の操作画面に戻れるようになっている。

 この他にもまだまだV601SHには、便利で楽しい機能が満載されている。ぜひ実際に動作する端末をゲットし、このページを参考にしながら、Vodafone最強端末をフルに使いこなしてみよう。

 

QRコードでラクラク応募128MB SDカードを抽選で100名様にプレゼント

応募用のケータイサイト(※1)に携帯電話からアクセスし、そこに用意された入力フォームに必要事項を記入し、応募ボタンを押してください。

QRコードでアクセス
 通常、応募用サイトにアクセスするには、携帯電話上でURLを入力する必要がありますが、QRコードが読み取れるV601SHのユーザー向けに、アクセス用のQRコードも用意しました。どうぞ、ご利用ください。


メールでアクセス
 パソコンの操作に慣れた方向けには、普段利用しているメールソフトを起動し、応募用サイトのURLを簡単に携帯電話に送信できる手段も用意しました。以下のリンクをクリックすると、本文に応募用サイトのURLが入った形でメールソフトが起動します(※2)。送信先アドレスをご自分の携帯電話のメールアドレスに差し替えて、メールを送信してください。

QRコード

※1 応募用のケータイサイトはV601SHからのアクセスに最適化されています。その他の携帯電話からアクセスした場合、正常に表示されないことがございますが、あらかじめご了承願います。

※2 メール送信用のリンクをクリックしてもメールソフトが起動しない場合、あるいは本文中のURL表示が崩れる場合は、以下のURLをコピー&ペーストするなどしてご利用ください。 http://ad.impress.co.jp/v601sh/vfmail.htm

 

法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」

ケータイ新商品 SHOW CASE V601 SH

 
関連情報

・V601SHニュースリリース(ボーダフォン/PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2003/031016_1.pdf

・V601SH製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v601sh/

・V601SHニュースリリース(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/031016.html

・V601SH製品情報(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/products/v601sh/

 
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  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/16057.html

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  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/15770.html




法林岳之

1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、PDAに至るまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindowsXP基本編完全版」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。(impress TV)も配信中。





■Photo:若林直樹/STUDIO海童 ■モデル:手塚香織/所属:スーパーウィング
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