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行動を共にするキャラクターは個性派ぞろい。成長に応じてさらに変化が現れる |
本作の世界で重要な戦闘スキルとなる「バイオティック」。使いこなせばそれだけで敵を倒せるだけでなく、銃撃の効果を倍増させることもできる |
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無限の銀河は驚くべき発見に満ち溢れている。人類とは全く異なる生物学的特徴を備えた異星人達、超光速テクノロジーに支えられた生活や産業。個性的なキャラクターたちと交わるたび、「文化がちが〜う!」と叫んでしまいそうだ。
銀河の自由探索 - 最新鋭の宇宙船で広大な銀河を駆ける 銀河に集う多彩なキャラクターたち 固有の文明を営む銀河の生命体この興味深い世界を支えているのが、本作のために構築された緻密で膨大な設定だ。特にお見事と言えるのが、ハードSF作品において強い説得力が求められる超光速テクノロジーの説明を、たったひとつの特殊な物質を想定することで成し遂げている点だ。
それが、本作のタイトルにもなっているマスエフェクト。エレメント・ゼロと呼ばれる希少物質に電圧をかけることで実現する質量制御テクノロジーだ。特定空間の質量を制御することで、空間内の光速そのものを変え、相対的に光速を超えた航行を可能とする。もちろん、シェパード少佐の乗艦である「ノルマンディー」には強力なマスエフェクト・コアが搭載されている。
マスエフェクトは本作の銀河社会を構成する全ての種族が依存するテクノロジーだが、これを生み出したと考えられているのは「プロセアン」と呼ばれる、5万年前に絶滅した先史種族だ。ただし、プロセアンの姿や社会・文化の手がかりは断片的に発掘される遺物にわずか残るばかりで、なぜ絶滅したのかという根本的な問いに答えは見いだせていない。どうやら、シェパード少佐が撃退した外宇宙の機械種族「リーパー」が深く関わっているらしいが……。
さらに、銀河社会に参加した人類が実はかなり微妙な立場にあることも、本作のシナリオを深みのあるものにしている。
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銀河系には驚くべき構造物が溢れている |
銀河社会の中枢、シタデル。先史種族であるプロセアンの遺物とされる。本作の奥深い世界設定は、ゲーム内の「コーデックス」で詳しく参照できる |
銀河には理屈の通じない危険な種族も多い。力が正義の無法地帯なのだ |
人類がマスエフェクトを発見し、最初に遭遇した異星種族と交戦した「ファーストコンタクト戦争」からわずか30年あまり。そのわずかな期間に、人類は軍事・政治的に重要なポストを占めることとなり、銀河社会を統括する「シタデル評議会」にも代表を送り込むことに成功したのだ。
銀河社会には、数百年、数千年をかけてもこのような成功を手にできていない種族が多く、これが人類に対する敵対的な見方を助長する主因となっている。したがってシタデル評議会は人類の影響力がさらに増すことを恐れているふしがあり、シェパード少佐の戦いは独立愚連隊的な色彩が濃くなっていく。
だからこそシェパード少佐に一目置く異星種族の仲間たちの存在はさらに貴重なものとなり、プレーヤー自身、シェパード少佐になりきって銀河の命運を左右することの「重さ」がひしひしと伝わってくるわけだ。
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驚きに満ちた世界観とシナリオ、迫力の演出、洗練されたゲーム性。「Mass Effect 2」をプレイしたなら誰でも、その怒涛のような破壊力に圧倒されつつ、この世界のことで頭が一杯になってしまうことだろう。
それに本作は、重厚なシナリオを持つと同時に、プレーヤーに多くの自由を与える世界でもある。何度もプレイして、異なるプレーヤークラスで一味違った戦闘を楽しむもよし、ゲーム中に下した決断が本当に正しかったのか、もうひとつの選択を確かめにいくもよし。それほどに本作の密度は濃く、心地良い時間を提供してくれるのだ。
本作からプレイをはじめたプレーヤーなら、改めて前作を購入して「Mass Effect」世界の全貌をよりよく理解したくもなるだろう。その上でもういちど本作をプレイすれば、また違った視点でプレイを楽しめることは間違いないし、新たなシナリオの展開を見ることになるかもしれない。
全てにおいて超一流、得られる感動は銀河系級。シナリオ、演出、そしてゲーム性と、全てが磨き上げられたアクションRPGの傑作として、すべてのゲームファンに両手を挙げてオススメしたい。やるべし、「Mass Effect 2」!!
(Reported by 佐藤カフジ)
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Mass Effect™ 2 (マスエフェクト 2)ジャンル:SF シューティング RPG国内販売元:マイクロソフト株式会社 発売元:エレクトロニック・アーツ株式会社 開発:BioWare 希望小売価格:7,140円 プラットフォーム:Xbox 360 2011年1月13日(木)発売予定 オフラインプレイ人数:1人 対象年齢(CERO):D区分(17歳以上対象) |
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