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で、20周年ってコトで新しいテプラが登場するとのこと。早速ソイツを見に行くことに。けど、20周年っていっても、ラベルライターはラベルライター。最新型で機能UPバージョンとか!? しかし現状のテプラでも機能は十分だしなぁ。とか、若干低めのテンションで現物を目の前にしたら……。 え? ナンすか、コレ!? この四角……いのがテプラ!? くわッ!! コレがテプラとなっ? コイツは新しい!! これならマジ欲しい!! そう、どこのどの機種とも全然似ちゃいねえ、この“キュービック「テプラ」”が超欲しぇーッ!! ハタチを迎えたテプラの新モデル、「テプラ」PRO SR600は、ご覧のとおり実にキュートである。一見、単なるキューブ形状物体。アート・オブジェなのか、はたまたデザイン・ステイショナリーか? てな佇まいだ。 が、上部のフタを開けば、まさにテプラ。閉じればキレイな物体。ん〜む、これは使える。新しい“テプラ活用スタイル”がたくさん見えてくる!! ![]()
てか、カッコ良さげな空間に、オフィス用品丸出しのハードウェアがあると、やっぱ、こー、台無し感があるじゃないスか。でも、キュービック「テプラ」なら、出しておけばある種の上品なアクセントになる。ので、いつもソコに出しておける……というよりむしろ!! ぜひインテリアとして出しておきたい!! みたいな良さがある。 そこから、フタを開けば実用的なラベルライターとして使える。非使用時はカッコ良く、使用時には“いつも手近にあるのでスグ使える道具”となるわけだ。キュービック「テプラ」はキュートなだけではなく、打てば響く実用的なオフィスツールなのであった。 ちなみに、このキュービック「テプラ」、ACアダプタでも使えるが、もちろん電池(単三形アルカリ乾電池×6本)でも使える。サイズは幅100×奥行き105×高さ104ミリとコンパクト。質量は約550グラムなので、使いたい場所に気軽に持ち運べるのもナイスですな。 ![]() この、ほぼ10センチ角の小さく愛らしい立方体、中身はテプラである。「そんな小さなテプラ、ラベルライターとしてはどうなの?」と一瞬思っちゃったりするかもしれない。が、侮るなかれ。 実際にこのキュービック「テプラ」を半月ほど試用してみたが、ラベルライターとしてはかなりの実力派であることがわかった。 例えば扱いやすさ。文字入力時・編集時の快適さがある。具体的には、比較的に大型の液晶パネルはバックライト付きで、クッキリと見やすい。また、フタ部分=液晶パネルという構造なので、ディスプレイを見やすい角度に傾けられる。 キーボードも快適だ。余計なキーを省いたシンプルなキーレイアウトは、キーが小さめでも操作しやすい。また、キーロールオーバーにも対応───前のキーを離す途中で次のキーを押してもその入力が取りこぼされないのだ。つまり、速め・連続的にキー入力しても、タイプミス状態に陥らない。 加えて、日本語変換システムとしてATOKを採用している。キュービック「テプラ」に搭載されたATOKは、予測入力機能にも対応していて、最小限のキーインで目的の単語やフレーズを入力できる。それと、一度選択した単語・フレーズは優先表示されるので、使えば使うほどキーイン回数が減少=文字入力効率が高まって便利だ。
他、テプラシリーズでおなじみの“みえ²”機能───入力時に出来上がりラベルのイメージを表示するモードが使える。文字サイズ変更も快適。メニューを選んで設定する必要はほぼなく、ボタン一押しで文字サイズを変更できる。画面上で出来上がりテープのイメージを表示しつつ、文字サイズ等を手軽に変更できるのは大変実用的である。 また、QRコード印刷にも対応。電話番号やEメールアドレスをQRコードとしてラベル化できる。もちろん、メッセージ等の横にQRコードを入れて印刷ってことも可能だ。 こんな感じで、キュービック「テプラ」を一通り使ってみたが、実用性も充分と感じられる。 その外見から、デザイン優先の「テプラ」?てな印象があるかもしれないが、中身は2008年版テプラ。一昔前の製品と比べたりなんかすると、ヒッジョーに使いやすい最新テプラなのである。 ![]()
すると、ペタリと貼れるラベルがプリントアウトされる。この時、オートカッター機能搭載のテプラなら、ラベルは自動的に最適なサイズで切断される。もちろん、キュービック「テプラ」にもオートカッターを搭載している。 ラベル作りにおいて気になるのが“利用できる書体(フォント)”ですな。キュービック「テプラ」の場合は、合計で15書体が使える。 基本書体は明朝体、ゴシック体、太ゴシック体、行書体、隷書体の5種類。これに加えて、かな専用のえれん体、ハッピ体、あしび体、てまり体と英数専用のHV体、CR体、BR体、PL体、ST体、CB体も使用できる。 それから、ちょっと細かい話だが、難しい漢字や読めない漢字も入力&プリントできる。漢字については、JIS第1水準はもちろん、JIS第2水準の漢字も全て搭載しているほか、人名等に使われる“珍しい漢字”も網羅している。 それから、キュービック「テプラ」は部首・画数検索機能を搭載している。例えば、読み方のわからない漢字があっても、そのカタチから目的の漢字を探していける。 ちなみに、キュービック「テプラ」には入力した文字列(ラベル)を最大99件(全ファイル合計で約5,000文字/ファイル名を含む)をファイルとして登録しておける。頻繁にプリントするラベルを多数登録して、クイックに呼び出してラベルを作れるというわけだ。 ![]()
キュービック「テプラ」で使えるラベルは、ラベル幅が4、6、9、12、18、24ミリのPROテープカートリッジとなるが、ここでは、様々なラベルをザザッとご紹介したい。 まずはベーシックなラベル。フツー的な白や透明のラベルで、誰もがまず使うタイプですな。プリントできる文字は、黒の他に赤や青、ラベル種類によってはグレーや金で文字印刷ができる。透明つや消しラベルなんてのもあり、マットな質感を持つ対象に目立たず貼りたい場合に便利だ。 それから、使うと楽しくなっちゃうカラー系のラベル。パステルカラー、蛍光色、メタリック、さらには模様付きのラベルが用意されている。貼る対象のベース色と合わせたり、貼った時に目立つようにしたり、あるいはアクセント・演出として楽しめたり、いろいろな工夫ができるカラフルなラベルですな。 拙者的にかなり好きなのが、特殊用途向けのラベル群だ。例えば、マグネットテープ、熱収縮チューブ、ケーブル表示ラベルあたりがある。 マグネットテープは文字通り、ラベル自体がマグネットになっているもの。オフィスのホワイトボードに貼ってあったりする、名前や行き先が印刷されたマグネットシートにはコレですな。 熱収縮チューブは、ラベルが筒型になっていて、熱すると収縮するというタイプ。ケーブルに通して熱すると、ケーブルの太さにピッタリとフィットして縮むので、ケーブル種別を印刷して使うと、配線の管理にメチャ役立つ。 ケーブル表示ラベルは、白地部分と透明部分があるラベル。印刷後、ケーブルに巻くようにして貼ると、熱収縮チューブと同様にケーブル種別管理等に役立てられるというものだ。熱収縮チューブは端まで同じ太さのケーブルに、ケーブル表示ラベルはケーブル端にプラグ等があるケーブルに、というふうに使い分けるといいだろう。 この他にも、すんゲく多種多様のラベルが用意されているテプラシリーズ。衣類に転写できるアイロン転写テープ、DM宛名貼りに便利な上質紙ラベル、さらには工具なんかに貼っても剥がれにくい強粘着ラベルまで多々あるので、目的に合わせて使って欲しい。 さて、キュービック「テプラ」。その外見が全然ラベルライターっぽくなくてカワイイ!! キレイ!! という魅力に加え、今時のラベルライターとしての十二分に使える性能を持つ。さらに前述のような豊富なラベル・ラインアップもある。 てなわけで、ラベルライター欲しいナと思っている人はゼヒ、このキュービック「テプラ」をチェックすべし。また、現在使用中のラベルライターを、もうちょっとステキなのに買い換えたいって人も、キュービック「テプラ」の実機に触れて、そのデザイン性・インテリア性を感じて欲しい。
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□キングジム、リビングにもマッチするキューブ型のラベルライター (家電 Watch) http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/05/22/2332.html
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