InterVideo MediaOne

WinDVD 6 Platinum
WinDVD 6 Gold

InterVideo DVD Copy 3 Platinum

WinDVD Creator 3

InterVideo PhotoAlbum

InterVideo MediaOne

 いまどきのパソコンはマルチメディア対応になっており、音楽CDや映画DVDの再生、ビデオの取り込みや編集、デジタルカメラ写真の整理やレタッチなどを楽しんでいる人が増えてきている。しかし実際に作業するとなると、目的別にソフトをそろえてその都度操作方法をおぼえなければならないなど、けっこう敷居が高くて……という人もまだまだ多いのだ。これからパソコンで音楽や映像、写真などを楽しんでいきたい。しかもできるだけ簡単に。こんなわがままにバッチリこたえてくれるソフトが『InterVideo MediaOne』だ。


 『InterVideo MediaOne』は、ビデオ、オーディオ、写真、データのライティングやバックアップなどそれぞれに対応した7本のソフトが1本に統合されたデジタルメディアソフトの決定版で、デジタルメディアの“7つ道具”がひとつの箱に詰まっている。Windows 2000 Professional、Windows XP Home Edition/Professionalで動作し、販売価格はパッケージ版が税込み11,550円(税抜き11,000円)で、InterVideo Online Storeでのダウンロード価格は税込み8,120円。“7つ道具”とは、各種マルチメディアファイル再生ソフト「WinDVD」、ビデオ編集・DVDオーサリングソフト「WinDVD Creator」、高品位DVDコピーソフト「InterVideo DVD Copy」、CD/DVDライティングソフト「InterVideo Disc Master」、ディスクラベル作成ソフト「InterVideo Disc Label」、データ/システムバックアップソフト「InterVideo Smart Backup」、デジタル画像統合管理ソフト「InterVideo Photo Album」。



MediaOne LaunchPad

 とはいっても、それぞれが強力なソフトを1本ずつバラバラで使うのではなく、完全に統合された環境になっているところが最大の特長だ。『InterVideo MediaOne』をインストールして起動すると、「MediaOne LaunchPad」が表示される。すべてはここからスタートするといっていいだろう。「MediaOne LaunchPad」は単なる7本のソフトをそれぞれ起動させるランチャーではない。ユーザーは基本的に個別のソフトを起動するのではなく、ユーザーの目的を選択するようになっている。たとえば「DVDやVCDムービーを観る」という目的を選ぶとDVDなどを再生するソフト「WinDVD」が起動する。また「画像を管理、編集、共有する」を選べば「InterVideo PhotoAlbum」でデジタルカメラ写真の整理などができるようになる。なお、複数のソフトを同時に起動することはできない。



“お気に入り”に登録したタスク

 「MediaOne LaunchPad」の画面は「カテゴリーウィンドウ」と「タスクウィンドウ」のふたつの領域に分かれており、ユーザーの習熟レベルや用途で自在に使い分けられるようなつくりになっている。ある目的にどのソフトを起動していいかわからない場合は、「タスクウィンドウ」上部の“ビデオ”や“音楽”などのアイコン状にマウスポインタをもっていくと、下部にそれぞれに対する目的が表示されるので、それを選ぶだけで対応するソフトが起動する。またユーザーが習熟してきてどのソフトがどの目的に合うかわかってきたら、「カテゴリーウィンドウ」の“アプリケーション”をクリックすると7本のソフト名が表示されるので、目当てのソフト名をクリックすればよい。「カテゴリーウィンドウ」には“お気に入り”として「DVDやVCDムービーを観る」などよく使うタスクを登録しておけるのも便利だ。“お気に入り”に登録したタスクからは、あらかじめ自分が設定した状態で最適なソフトを起動できる。さらに「カテゴリーウィンドウ」の“最近使用したプロジェクト”をクリックすると、過去の作業がリスト表示され、作業時に使用したソフトが起動して続きの作業ができるようになっている。


 このように、簡単な操作でマルチメディアファイルを楽しめる『InterVideo MediaOne』は、複数のパッケージソフトをわざわざ買ってこなくても、これ1本だけであらゆることが可能になる。それでは「MediaOne LaunchPad」から起動できる“7つ道具”を紹介しよう。



WinDVD

 ビデオDVDやビデオCD、MPEGファイルなどさまざまな動画を再生するプレイヤーソフト。パソコン購入時にプリインストールされていることが多いおなじみのソフトだ。2倍速から最大60倍速までの高速早送り再生や巻き戻し再生によって見たいシーンを素早く探せるのはもちろん、2倍速なら音程を変えずに音声つきで再生する。滑舌のハッキリしたアナウンサーのニュース番組やスポーツ実況、比較的ゆっくりしたナレーションの旅行番組などは2倍速でも十分に聞き取れるから、時間を節約して見ることも可能だ。

 また、動画再生にとどまらず、家電DVDプレイヤーのような高度な機能も備えている。とくにオーディオエフェクトパネルでリスニング環境に応じてサウンドを最適化できたり、空間的音場効果のDSPエフェクトも可能。



InterVideo DVD Copy

 DVDをそのまま複製するコピーツール。リッピングやイメージファイルといった難しいことを知らなくても、ソース(コピー元)となるドライブ、ターゲット(コピー先)になるドライブを指定してコピーフォーマットを確認し、さらに必要ならカスタマイズオプションで細かい設定が可能。そして[書き込み開始]ボタンを押せば、コピーが開始されるという、4つのステップにしたがって進んでいくだけだ。

 片面2層のビデオDVDでも、メインムービーだけを取り出して1枚のDVDにコピーしたり、すべてのムービーを圧縮してディスク1枚に納めたり、2枚のDVDに分けてコピーするといった作業も簡単だ。操作は片面1層のDVDコピーとほぼ同じで、あとは[ディスク1枚に圧縮]というチェックボックスをONにしたり、モード設定で[メインムービー]または[全ディスク]のいずれかを選択するだけ。なお、本ソフトでは著作権保護されたDVD-Videoのコピーはできないので注意しておきたい。



InterVideo Smart Backup

 バックアップ専門のツールで、ファイルやフォルダ、ディスク、パーティション単位でのバックアップはもちろん、Internet ExplorerのCookieや「お気に入り」といったアプリケーションデータ、さらにハードウェアのドライバ類もすべてまたは選んだものだけ、簡単な操作でバックアップをとれるのが特長だ。リストアも、リストアしたいものをバックアップ履歴の一覧から選んで、リストア先、上書きのオプションなどを決めて[開始]ボタンで簡単にリストアできる。


 ビデオ編集・DVD-Videoオーサリング・DVD-VR編集をひとつに統合したソフト。DVカメラからの取り込みはもちろん、TVチューナーカードもサポートしているので、テレビ番組もDVDへ直接記録できる。また「キャプチャ」「編集」「オーサリング」「ムービー作成」の4ステップでオリジナルDVDを制作が可能になっている。DVD±VRダイレクトレコーディング、-VRチャプター編集にも対応。

 ビデオ編集では直感的でわかりやすいユーザーインターフェイスで高度な作業ができるのが特長で、ストーリーボード表示ではクリップ単位で、タイムライン表示ではフレーム単位で編集でき、ボタンひとつで切り替え可能。さらに67種類のトランジションと61種類のタイトルエフェクト、オーサリング時のメニューとチャプター作成で、本格的なムービーを作成できる。


WinDVD Creator

WinDVD Creatorの編集画面



InterVideo Disc Master

 CD±R/WやDVD±RAM/R/RWなどの書き込み可能なメディアにデータを書き込むソフト。音楽CDのバックアップをとったり、好きな曲を集めた音楽CDの作成なども本ソフトでできる。まず何を作成したいのかを、データディスク、オーディオCD、エンハンスドCD、ミックスモードCDといったプロジェクトメニューの中から選び、新規プロジェクトとして保存しよう。たとえばデータディスクの作成なら、記録したいファイルを選んでターゲットに追加し、[書き込み]ボタンを押して書き込みスピードや書き込み枚数などのオプションを決め、[開始]ボタンでディスクへの書き込みが始まる。データとオーディオトラックを1枚のディスクに書き込むエンハンスドCDやミックスモードCDなどの作成も基本的な手順はデータディスクの作成と同様なので、簡単に作成できるだろう。



InterVideo Disc Label

 ディスク表面に直接印刷が可能なDVD±RAM/R/RWやCD±R/Wのラベルデザインと印刷を行うソフトがこの「InterVideo Disc Label」だ。ラベル印刷に対応したプリンターがあれば、丸いディスク面の印刷領域を定めたテンプレートと、背景画像や書き込みたいタイトル文字などを決めていくだけで、手軽にラベル印刷が楽しめる。また、背景画像を自分で用意するのが面倒な場合でも、“お祝い”や“オーシャン”など10種類の背景デザインが“テーマ”として用意されており、テンプレート全体像のプレビューを見ながら好みのものを選んで作成できる。



InterVideo Photo Album


編集機能つきウィンドウで拡大表示

 デジタル画像統合管理ソフト。デジタルカメラの画像をパソコンで整理したり補正したりできる。まずは整理のためにアルバムを作成してみよう。圧巻なのは初回起動時で、「InterVideo Photo Album」のセットアップウィザードにより、ハードディスク内のさまざまな場所に散在している画像ファイルを一気に自動検索して一覧表示できる。サポートしているファイルフォーマットは、JPG、PNG、BMP、PCX、TIF、GIF、TGAの7種類で、CDやDVD、デジタルカメラやメモリーカードからのインポートも可能だ。

 画像をインポートが終わったら、日付やファイルフォーマット、フォルダ名などで自在に並べ替え表示できる。一覧表示でサムネイルをクリックすると編集機能つきウィンドウで拡大表示され、明るさ・コントラスト・彩度などの調整やワンタッチの赤目補正、ネガやセピアなどのエフェクトも手軽にできるのもいい。




 とてもここでは『InterVideo MediaOne』の魅力を語りつくすことはできないが、それぞれが非常に充実した機能を備える“7つ道具”、さらにそれらを多角的に使いこなせる「MediaOne LaunchPad」の威力で、使っているパソコンがマルチメディア・エンターテインメントマシンに進化することはまちがいない。しかも、どのソフトも迷うことなく使いこなせるので、きょうパソコンといっしょに『InterVideo MediaOne』を買った人でも心配はいらない。パソコンを趣味の道具にするなら、『InterVideo MediaOne』は必携のソフトといえるだろう。



■関連情報
□インタービデオ ジャパンのホームページ
http://www.intervideo.co.jp/

□InterVideo MediaOne 製品情報ページ
http://www.intervideo.co.jp/ad/aw01/

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・インタービデオ、DVD/CD関連ソフトなどを統合した「InterVideo MediaOne」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050201/interv.htm




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