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dv7ならではの部分と言えば、高速なSSDと、大容量のHDDを両方搭載していることが大きな特徴となっている。OSのインストールドライブは、アクセス速度がPC全体の動作速度に大きく影響するため、できるだけ高速なほうが良い。そのため、dv7ではOSのインストールドライブに、128GBのSSDを使用している。しかし、SSDだけでは容量が心もとないので、データ保存用として500GBのHDDも搭載しているわけだ。実際に使ってみれば分かるが、これは素晴らしい組み合わせである。全ての動作が、HDDだけを搭載するノートよりも1段速いように感じられる。高速なSSDと高速なHDDの組み合わせということで、さすがハイパワーノートと言える部分だ。 |
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本体を上から見て、右上の底面にはサブウーファーも搭載している。これがあるのとないのとでは大違いで、dv7は低音もある迫力あるサウンドを鳴らす |
付属のサウンドユーティリティを使えば、音楽のジャンルに合わせてイコライジングを行える。自分好みの鳴り方に調整することが可能だ |
本体の左側面には、小型のAVリモコンが収納されている。音楽トラックの移動や、再生、停止、音量調節やミュートなどを手元で行える |
エンターテインメント性と言えば、dv7には、買ってすぐに使える便利でお得なソフトが標準で付属している。自分でソフトを買わなくても、動画編集や写真の加工、オリジナルDVDやオリジナルCDの作成が可能だ。
具体的には、動画編集ソフトとしてはCorelの「VideoStudio 12 Plus」が付属している。このソフトを使えば、ビデオカメラから動画を転送〜編集して、自分だけのオリジナル動画を作成できる。もちろんDVD-Rにも保存できるし、iPodに最適なMPEG4動画や、YouTubeなどに最適なflv動画を作成したりすることもできる。パッケージ版では2万円くらいするソフトなので、それが標準で付属しているのはかなりお得である。
また、写真の加工を行える画像加工ソフトには、Corelの「Paint Shop Pro Photo X2 Ultimate」が付属する。画像加工ソフトなので、画像のリサイズや明るさの調整、傾きの修正などを行えることはもちろん、写真の中の不要な部分を不自然にならないように消したり、肌をキレイに見せたりすることなどが行える。こちらも、パッケージ版なら2万円ほどするソフトだ。
どちらのソフトも機能限定版のようなものではなく、全ての機能を使えるフルバージョンなので、ずっと使い続けることができ、搭載機能も簡単には使い切れないほどに豊富だ。ほかにも、オリジナルDVDやオリジナルCDの作成や、DVD-Videoの再生なども行える「CyberLink DVD Suite Deluxe」や、写真の管理や音楽ファイルの管理ができる「HP MediaSmart」が付属している。どれも結構使えるソフトなので、エンターテインメント関連の作業は、大抵のことは別途ソフトを購入しなくても、dv7だけでできてしまう。
日本HPは、実はかなりデザインにこだわっているメーカーだ。それは、このdv7でも変わらない。たとえば、dv7の液晶カバーには、ユニークなデザインパターンが入っている。これは、日本HPが「ZEN-design」と呼んでいるデザイン手法で、デザインチームが世界中の自然や文化などを原案にしてデザイン化を行ったものだ。dv7が採用するデザインパターンは「kirameki(煌)」と呼ばれているもので、ハデでもなく地味過ぎることもなく、上質な雰囲気を出している。
この独特のデザインパターンは、樹脂を流し込んだフィルムを対象物に転写する「HP Imprint」という技術を使用して実現されており、はげることがないという特徴を持っている。HP Imprintは、キーボードのキートップ部分にも使われているので、通常のノートのように、キートップの文字がはげてしまうということがない。また、HP Imprintによるデザインパターンは液晶カバーだけでなく、パームレスト部分にも施されており、ノートを使っているときも使っていないときもデザインパターンが見えるようになっている。さらに、パームレスト部分と側面の塗装の仕上げ工程には、真空圧着による金属加工処理である「VMフィニッシュ」を利用することで、金属風の光沢と高級感を持たせている。VMフィニッシュには、傷を付きにくくする効果もあるので、この高級感を長期に渡って維持できる。
液晶カバーには、使用時に白く光るHPロゴも付いていて、さりげなくかっこいい。光ると言っても、ハデに光るわけではないので全体の高級感を壊すようなことはなく、デザイン上のワンポイントとしてうまく配置されている。ハイパワーノートと言うと無骨なデザインのものが多い中、dv7はデザイン性にもこだわっている希少なノートだ。
dv7のキーボードは、キーピッチ19mmのフルサイズキーボードを搭載している。しかも、数字の入力時やゲームを遊ぶときに便利なテンキー付きだ。大きさといい、テンキーの搭載といい、ほぼデスクトップPCと同じような感覚で使用できる。キーストロークも、ノートにしては深い2.5mmを確保しており、長文の入力でもストレスを感じない。
タッチパッドは、右はじに上下のスクロール機能を搭載する大きめのもので、ボタンがやわらかくてストロークも深いので使いやすい。長時間使っても指が痛くなるようなことはないだろう。dv7のタッチパッドの場合、キーボードを打っているときに手と干渉することはないが、干渉しても問題が起らないように、タッチパッドの機能をオン/オフするボタンをタッチパッドのすぐ上に搭載している。入力インターフェース周りはできがかなり良く、快適な使用感だ。
エンターテインメント性のところでも紹介したが、キーボードと液晶の間部分に付いているタッチセンサーもかなり便利だ。音量の調整とミュート、音楽などの再生/停止、トラックの移動、無線機能のオン/オフを指で触れるだけで行える。
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キーボードはフルサイズで、ノートでは珍しいテンキーも付いている。家計簿やゲームなど、テンキーを便利に使えるシーンは多い |
キーボードのキーピッチは19mmあり、デスクトップPC用のフルサイズキーボードと変わらない。キーストロークも深いので違和感なく使える |
タッチパッドはスクロール機能付き。ボタンはやわらかく、ストロークも深いので押しやすい。タッチパッド機能をオフにするボタンも搭載している |
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キーボードと液晶の間には、音量の調節や音楽トラックなどの移動、再生と停止、無線機能のオン/オフを行えるタッチセンサーを搭載している |
液晶の上部には、640×480ドットでの記録を行えるWebカメラを搭載している。インスタントメッセンジャーソフトやオリジナルビデオ作りなどに使える |
指紋認証センサーも搭載。Windowsのパスワードなどを指紋認証で置き換えることができるので、入力の手間を減らせる |
最後にまとめると、dv7はかなり完成度が高いハイパワーノートと言える。何でもサクサクこなせるCPUパワー、3Dゲームも遊べるグラフィックスパワー、高速なSSDと大容量HDDの理想的な組み合わせ、ミニホームシアターと呼べるほどの大画面と迫力ある2.1chスピーカー、無骨さがない高いデザイン性、気持ち良く使えるインターフェース、どこをとってもハイレベルで隙がないノートに仕上がっている。
ほぼ万能のノートなので、ノートの性能に不安がある人や、デスクトップPCでは大き過ぎると感じている人、何にでも使えるノートが欲しい人などにオススメだ。
小林 輪
バイク好き、車好き、パソコン好きのライター。パソコンのハードウェアを中心に、レビュー記事などを執筆中。
日本HP「HP Pavilion Notebook PC dv7」製品ページ
http://www.hp.com/jp/dv7_winter/
Core i7とSSD+HDD搭載ノートPC!
日本HP「Pavilion Notebook PC dv7」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20091110_327670.html
日本HP、Windows 7を搭載したノートPC新モデル
〜dv7はCore i7搭載、Mini 110店頭モデルが高解像度に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091014_321539.html
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