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華麗な足ワザで、ライバルを翻弄! そんなストリートサッカーの醍醐味を堪能できるのが「FIFA ストリート」だ
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ここは路地裏、ボールひとつで華麗な遊戯が始まる。足裏でリズムを刻み、勝機を伺う。抜くか、抜かれるか、それが問題だ。見極めろ。一瞬の駆け引きで、勝者が決まる。
長辺が100メートルもあるピッチの上で展開するサッカーと違って、ストリートサッカーはごく狭い場所でやるスポーツだ。ディフェンスをひとりかわせば即ゴールチャンス。だから戦術よりもテクニック、連携よりも個人技が重要。ワザを磨けば、すぐに結果がついてくる。
そんなストリートサッカーの醍醐味を真正面から再現するのが、プレイステーション 3で登場する本作「FIFA ストリート」だ。本作を開発したのは、「FIFA」シリーズのメインストリーム最新作である「FIFA 12 ワールドクラス サッカー」のメイン開発陣。そのクオリティは折り紙つきだ。
例えば、選手同士のぶつかり合いには、「FIFA 12」で実現したインパクト・エンジン(接触が物理的にシミュレートされるシステム)など先進の技術を投入。真に迫った勝負の連続を高度に表現している。その上で、ストリートならではの足裏を多用するドリブルや各種の足ワザを贅沢に作りこみ、ストリート独特のリズムをゲームの中に実現しているのだ。
そして、そのコートの上でテクニックを披露するのはワールドクラスの選手たち。スペイン、ブラジル、イングランドなどサッカー強国のトップリーグに属する100以上のチームから、有名サッカー選手が多数登場。リオネル・メッシや、ウェイン・ルーニー、クリスチアーノ・ロナウドといったバリエーション豊かなサッカーエリートたちによる、路上の共演を楽しめる。
ゲームルールもバリエーション豊かだ。2対2でテクニックを競うパンナ・ルールから、6対6でゴールを競う正式なフットサルまで、少人数でプレイする「サッカー」を幅広くサポート。これまでの「FIFA」シリーズで再現されてきたフルコートサッカー以外の全てのサッカーが、この「FIFA ストリート」で遊べてしまうワケだ。

2人制 PANNA RULES
2対2という最小のチーム戦。股抜き3ポイント、エアビート2ポイント等と相手を交わした技によって「ポイント」が蓄積される。貯まったポイントはゴールを決めた時点で得点した側に入り、単なるゴールは評価なし。スタイリッシュに相手を出し抜こう!
4人制 LAST MAN STANDING
ゴールを決めると、チームからひとりづつ選手が去っていく。最後のひとりとなってゴールを決めれば勝利だ。負けている方は人数が多くなるので、逆転を狙いやすい。状況が常に変化し、僅差の勝負が展開する、ストリートならではの熱いゲームルールなのだ。
5人制 FIVE-A-SIDE
ゴールキーパー込みのチーム戦。より多くゴールを決めれば勝ちというルールは普通のサッカーと同じだが、周囲の壁も利用できる点がストリート流。文字通りの「壁パス」、あるいは壁を使ったボールキープなど独特のテクニックを生かして、鋭くトリッキーにゴールを狙おう。
5人制 フットサル
審判あり、ファウルやラインアウトからのフリーキックもある正式なフットサル。ストリートと違って広めのコートで、パス交換を生かしたチームプレイも重要性を帯びる、マジメなフットボールだ。現実にフットサルを愛好しているプレイヤーなら、気に入ること間違いなし!

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抜くか、取られるか。ボールを巡って繰り広げられる刹那の攻防を、簡単操作で実現できる
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足裏を多用し、細かいタッチで相手を翻弄するストリートスタイルのドリブル。ボールを浮かせてディフェンダーの裏をかく空中トリック。一見難しそうなこれらのワザも、「FIFA ストリート」ではとても簡単な操作で実現できてしまうのだ。
まず、通常のドリブルは左スティックを好きな方向に倒すだけ。そこに、L2ボタンを押せば足裏キープが発動。その場にとどまったまま、両足裏を使ってボールを素早く転がすことができる。ディフェンダーのスキを見つけたらR2ボタンを押し、スピードに乗ったダッシュドリブルを発動させよう。
このL2、R2両トリガーボタンを使ったドリブル操作は、レースゲームのブレーキとアクセルと同じ関係なので、考え方は凄く簡単。ブレーキをかけてスキを伺い、穴が開いたらアクセルで突破だ!
さらに、通常のドリブル中や「ブレーキ」をかけて足裏でキープしている間、操作選手がディフェンダーに対して自動的に正対するようになっている。正対してディフェンダーを引きつけたら、まず狙うは股抜き。ボールを細かく動かして、相手が思わず足を開いた瞬間、中央突破をしかけよう。決まれば快感!
R1ボタンだけで発動できるジャグリング(リフティング)も効果的だ。その場でボールを浮かせたり、ディフェンダーの頭の上をポーンと超えるボールを蹴ったりと、使い方次第で多彩な動きに展開していく。
さらに右スティックを使えば50以上も用意された各種のスキルムーブが発動。その操作方法は格闘ゲームライクで、スティックを倒してコマンド入力、それに対応したワザが発動するという仕組みだ。
体を揺すって相手を惑わす「ボディフェイント」や、足裏でボールを転がしてフェイントをかける「ボールロール」といったワザなら、単にスティックを倒すだけで発動可能。もっと高度なワザも、格闘ゲーム経験者ならすぐに使いこなせるはず。リフティングから発動する華麗なエア・トリックも20種類以上が用意されており、ドリブルひとつ取っても非常に奥が深いのだ。

ストリートスタイルドリブル
L2ボタンでブレーキ、R2ボタンでアクセル。簡単操作でも多彩な動きが発動する本作ならではのドリブルシステム。足裏を使った細かなタッチで翻弄し、一瞬のスキを突いて抜けだそう。
ジャグリング
R1ボタンを押せばボールを空中に浮かせるトリックを発動。そこから相手の裏にボールを蹴り出すもよし、方向を変えてパスやシュートのためのスペースを創りだすもよし、ディフェンダーを立体的に翻弄しよう。
スキルムーブ
右スティックでのコマンド入力で、50以上の特殊な足ワザを発動。シチュエーションに合わせて得意技を用意しておけば、立ちはだかるディフェンダーも右往左往。自分だけの「形」を創りだそう!
エアトリック
ジャグリングから発動する高度な空中スキル。1秒の間に3、4回もボールタッチするウルトラ級のテクニックも自由自在だ。より華麗に相手を抜けば、より高いスタイルポイントを獲得できる。

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世界のステージを駆け上がる、ワールドツアー(画像は英語版です)
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本作では「FIFA」シリーズ史上最も野心的なゲームモードを搭載。それが、本作のメインゲームモードとなっている「ワールドツアー」だ。
ワールドツアーでは、プレイヤーはひとりのストリートサッカーチームの選手としてキャリアをスタート。自分自身の分身となる「バーチャルプロ」を作り、ストリートの世界に飛び込んでいこう。
はじめはローカル(地域)ステージではじまるワールドツアー。各地に用意されたイベントに勝利していくたびに、新たなステージにステップアップしていくのだ。ナショナルステージに昇格したら、次は大陸ステージ。そして究極のワールドステージに挑戦。そこで世界の強豪チームが待っている。
ステージを駆け上がるために、プレイヤー自身もレベルアップしていこう。プレイヤーの分身となる「バーチャルプロ」選手は、試合の中で「スタイルポイント」を重ねていくことで成長していく。能力を強化して、やがてはワールドクラスの選手へ。ロールプレイングゲームのように感情移入できる仕組みなので、長く遊べることうけあいだ。
そしてこのワールドツアーが野心的である理由に触れよう。段階的にステップアップしていく一人遊びの要素と、世界中のライバルと対決するオンラインプレイの要素が融合しているのだ。
ローカルステージからワールドステージまで、各ステージで遭遇するサッカーイベントは、単にコンピューター相手に対戦するだけではなく、同じステージ・同じ地域にに挑戦している他のプレイヤーとオンライン対決することもできる。
「FIFA 12」で実現したディビジョン制のように同ランクのプレイヤーと対戦できる仕組みが備わっているので、常に白熱した対戦が楽しめること、間違いなし。ゲームルールも2対2のテクニック競争からフットサルまで様々に選べるので、得意種目で負けないように腕を磨いていこう。
リオネル・メッシを始めとする世界のサッカープレイヤー、そして「FIFA ストリート」をプレイする世界のゲームプレイヤー。「ワールドツアー」は2重の意味で世界のプレイヤーがライバル!というわけなのだ。

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サッカーの本場ブラジル、リオデジャネイロには水辺のフットボール・コート
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ロシアのサンクトペテルブルクでは、歴史的建造物を背景にストリートサッカーが展開
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東京湾岸には、摩天楼を見上げるフットサルコート。清潔感のある都会的なイメージだ
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雑多な上海には、ビルの屋上に据えられたミニコート。ハイボールは禁物?!
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このほか、本作では純粋なオンライン対戦モードも搭載。本作でサポートされた全てのゲームルールで、自由にオンラインプレイを楽しむことができる。世界のライバルやフレンド達と、白熱のストリートサッカーを楽しもう。
さらに目を離せないのが、ゲーム内に搭載されたソーシャルネットワーク機能だ。「FIFA 12」で導入された「EA Sports Football Club」の要素が本作にも組み込まれており、ワールドツアーの達成度や、試合のハイライトを撮影した動画の共有を通じて、他のフレンドとコミュニケーションできるのだ。
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フレンド間のリーダーボードで、ゲームの達成度を比較。一番進んでいるのは誰かな?
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スタイリッシュなプレイを決めたら、ハイライトをゲーム内で録画、共有して楽しもう
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「FIFA 12」連動機能がもうひとつ。本作でプレイヤー自身の分身となる選手「バーチャルプロ」は、「FIFA 12」で作成したものをインポートして使用できる。フルコートサッカーで激闘をくぐり抜けてきた愛着あるバーチャルプロを、今度はストリートの舞台にデビューさせられるというワケ。シリーズを通してプレイしている人なら、これは燃えないはずがない!
個人技が全てを決めるストリートサッカーの魅力。「FIFA」シリーズでサッカーの面白さを体験してきたファンの方々はもちろん、一瞬の駆け引きに自身のある格闘ゲームファンの皆さんにも大いに楽しめるタイトルだ。
それでは、ジョガ・ボニート(美しいサッカーを)!
(Reported by 佐藤カフジ)
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