カスタモ100種類以上のタイトルで  自分だけのケータイにできる「カスタモ」をはじめよう
816SH

もっと自分らしいケータイへ

 みなさんにとって、ケータイはどんな存在だろうか。友だちや家族とコミュニケーションができる通話やメール、知りたい情報や最新情報をいつでも入手できるコンテンツ閲覧サービス、音楽再生やワンセグなどのエンターテインメント、おサイフケータイ®をはじめとした生活に便利なサービスなど、ケータイは日常生活において、本当に欠かせない存在になりつつある。おそらく多くのユーザーは、ビジネスタイムもオフタイムも起きているときも寝ているときも常にケータイを身近に置き、持ち歩き、活用しているだろう。

 これだけケータイが身近な存在になってくると、ケータイを単に『便利な道具』としてだけではなく、ケータイが自らを表わすパーソナルなツールであると捉える人も多い。つまり、ケータイのデザインやボディカラー、使いこなしが自分のパーソナリティを表現するものだと考えるわけだ。

PC版カスタモのサイト

 実は、こうしたユーザーのニーズに応えるため、ケータイはさまざまな形で機能を追加し、進化を遂げてきた。たとえば、着信メロディや着うた®では自分のお気に入りのアーティストの曲を着信音に設定できるようになり、液晶ディスプレイがカラーになったことで、お気に入りのキャラクターなどが表示される壁紙コンテンツがヒットしたり、カメラ付きケータイの登場では家族やペットなど、自分の大切なものをいつでもディスプレイに表示できるようになった。最近では、今までにない豊富なカラーバリエーションをラインアップするモデルも登場し、「人とは違うケータイ」を実現するための工夫が数多く提供されてきている。

 そして、もっと「自分らしいケータイ」を表現するため、シャープがソフトバンク向けのSHシリーズに、従来から搭載しているのが「カスタムスクリーン」機能だ。カスタムスクリーンはケータイの待受画面やインデックスメニューなどのグラフィックをはじめ、電池/電波アイコン、音声着信やメール受信時のアニメーション、着信音などをひとつのテーマに基づいて、カスタマイズできる機能で、対応コンテンツは同社が運営する「カスタモ」を通じて、ダウンロードすることができる。

 この夏、ソフトバンク向けのSHシリーズでは、定番の「AQUOSケータイ 912SH」、VGA液晶を搭載したスタイリッシュモデル「814SH/815SH」、FLATFACE×FULL SLIDERの新スタイル「FULLFACE 913SH」、落ち着きのある大人のための「GENT 812SH s」、手のひらサイズのコンパクトスライダー「816SH」と豊富なラインアップが相次いで発売されたが、その全モデルがカスタムスクリーンに対応しており、カスタモではすでにそれぞれのモデルの仕様に合わせたコンテンツの販売が開始されている。

「エヴァンゲリオン」
(c)GAINAX・カラー/Project Eva.

タツノコスタイル「ヤッターマン」
(c)Tatsunoko Production designed by play set products

100種類以上のコンテンツをラインアップ

 カスタムスクリーンは、2005年に当時のボーダフォン(現在のソフトバンク)が発売した「V501SH」で、はじめて搭載されたものだ。その後、SHシリーズの各機種に搭載され、現在ではSHシリーズの定番機能のひとつとなっている。

 カスタムスクリーンはお気に入りのコンテンツを設定することにより、自分のケータイを自分らしいケータイとして表現できることが魅力であり、ユーザーに人気を得てきたわけだが、その他にもいくつか支持されてきた理由がある。

 たとえば、ケータイはほぼ毎日、使うものであるため、いつも同じ画面を見ていると、どうしても飽きてしまう傾向にある。最近ではFlash®を利用した楽しい壁紙も採用されているが、購入した端末を使い込んでいくことで、画面に対する新鮮味が失われてしまうことがある。しかし、そんなときもカスタムスクリーンで新しいコンテンツに入れ替えれば、気分も一新し、より楽しく、気持ち良く、自分のケータイを使うことができる。特に、ソフトバンク端末の場合、スーパーボーナスという独特の販売システムにより、同じ端末を2年間程度、使い続けるケースが多いことを考えると、カスタムスクリーンで気分転換ができることは、非常に大きなアドバンテージとも言えるだろう。

 また、SHシリーズと言えば、従来から同社のお家芸である液晶ディスプレイがセールスポイントのひとつだが、カスタムスクリーンはその高品質な液晶ディスプレイを活かすためのコンテンツでもある。たとえば、SHシリーズでは昨年、初のVGA液晶を搭載した904SHを発売し、その後、810SH/811SH、912SH、814SH/815SHと、VGAサイズ以上の液晶ディスプレイを搭載したモデルを拡充してきているが、カスタモではこれらの高精細な液晶ディスプレイを活かすコンテンツが配信されており、液晶ディスプレイのアドバンテージを存分に堪能することが可能だ。

 そして、カスタモで配信されているカスタムスクリーンのコンテンツが100種類以上と充実していることも大きな魅力と言えるだろう。「北斗の拳」や「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」といった人気アニメをはじめ、「HELLO KITTY」や「SNOOPY」「ケロロ軍曹2」などの人気キャラクター、「福岡ソフトバンクホークス」や「阪神タイガース」「ゼビウス」などのスポーツ・エンタメ・アーティスト、「Dolphins」や「TAHITI」「EARTH」といったアニマル・ネイチャー、さらにはファッションやクリエイターなどのコンテンツもあり、幅広いジャンルのコンテンツから自分のニーズに合ったものを選ぶことができる。ちなみに、カスタモでは100種類以上の豊富なコンテンツに加え、時期によってはキャンペーンなどでオリジナルコンテンツが無料で配布されることもある。SHシリーズのユーザーなら、こまめにチェックしておくのがおすすめだ。

 ケータイに直接、ダウンロードして設定可能

 ケータイを丸ごとカスタマイズできるカスタムスクリーンだが、簡単な使い方をもう一度、おさらいしておこう。

 まず、カスタムスクリーンに対応したSHシリーズ各機種の待受画面でセンターキーを押し、インデックスメニューを表示する。続いて、メニュー内から[データフォルダ]-[カスタムスクリーン]の順に選択する。ちなみに、最近のSHシリーズでは一般的な「標準メニュー」のほかに、機能を絞り込んでわかりやすくした「シンプルメニュー」、文字サイズが大きい「でか文字メニュー」を設定することができるが、これらのメニューでもほぼ同じように選択できる。

 データフォルダのカスタムスクリーン一覧画面が表示されたら、[カスタムスクリーンダウンロード]を選ぶと、対応コンテンツを配信するサイト「カスタモ」に接続される。ちなみに、カスタムスクリーンに対応したSHシリーズは、かなり種類が増えているが、現在のモデルではこの手順でカスタモにアクセスすると、それぞれの機種に合わせたページに接続される。

 ページが表示されたら、自分の好きなコンテンツを選び、[ダウンロード開始]のリンクをクリックすれば、コンテンツが端末にダウンロードされる。

[STEP1]カスタモにアクセスして、好みのカスタムスクリーンをダウンロードする

 カスタムスクリーンのデータはコンテンツによって、その内容が異なるが、カスタモではいずれのコンテンツも一括でダウンロードすることができる。ただ、ほとんどのコンテンツはファイルサイズが数100KB〜2MB程度と大きいため、端末で直接、ダウンロードするのは「パケットし放題」などのパケット通信料定額制サービスを契約しているユーザー向けだ。パソコン向けサイトでもコンテンツをダウンロードできるので、パケット通信料の定額制サービスを契約していないときは、そちらからダウンロードし、メモリーカードに保存して利用する。メモリーカードに保存するときのフォルダ名は以下の通りだ。

 ◆メモリーカードの保存先フォルダ(810SH/811SH以降の端末)
  ¥PRIVATE¥MYFOLDER¥My Items¥Custom Screens¥

  ※その他の端末についてはカスタモサイトでご確認ください

  

 カスタムスクリーンのコンテンツをダウンロードしたら、次はカスタムスクリーン・キー(有料)をダウンロードする。カスタモからダウンロードしたコンテンツが有料のものだった場合、ダウンロードしたデータは鍵が掛かっているため、まだ端末で利用することができない。そこで、コンテンツの代金を支払い、その鍵を解除するためのカスタムスクリーン・キーをダウンロードするわけだ。コンテンツの代金は「ソフトバンク通話料金合算払い」を利用するため、月々の利用料といっしょに請求される。

[STEP2]有料のカスタムスクリーン・キーをダウンロード

 ここで誤解しないようにしたいのがカスタムスクリーンのコンテンツ代金は、その端末でカスタムスクリーン・キーを購入するときのみに支払うものだという点だ。つまり、情報サービス料などのように、毎月、利用料が請求されるものではないわけだ。たとえば、カスタムスクリーンのコンテンツ代金が525円であれば、初回のカスタムスクリーン・キーを購入するときのみ、525円を支払えば、あとは追加料金が発生しない。言わば、「買い切り」のコンテンツというわけだ。

 カスタムスクリーン・キーの購入が完了したら、ダウンロードしたカスタムスクリーンのコンテンツが利用できるようになる。購入後の画面から直接、カスタムスクリーンを適用することもできるし、前述のデータフォルダのカスタムスクリーン一覧画面で、設定したいカスタムスクリーンを選ぶという操作でもかまわない。

[STEP3]ダウンロード後、すぐにケータイをカスタマイズできる

SHケータイをカスタモでもっと楽しく

 通話やメール、コンテンツ閲覧、エンターテインメント、実用ツールなど、ケータイにはいろいろな使い道があり、日常生活に欠かせない存在となっている。そんな欠かせない存在だからこそ、自分の好みに合っているだけでなく、自分のパーソナリティを表現できるケータイを持ちたいところだ。SHシリーズに搭載されているカスタムスクリーンとカスタモで配信されているコンテンツは、そんなユーザーのニーズをしっかりと受け止めてくれる機能であり、サービスだ。SHケータイをもっと楽しく使うために、ぜひともカスタモをのぞいてみて、お気に入りのカスタムスクリーンのコンテンツを見つけて欲しい。

■関連情報
□カスタモサイト
 http://www.custamo.com/pc/index.html
□S!タウン カスタムスクリーン
 http://www.custamo.com/pc/810_811/screen/concept/stown/index.html
□シャープ 「ケータイdaSH」
 http://k-tai.sharp.co.jp/lineup/s/

法林岳之
1963年神奈川県出身。携帯電話をはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。「できるWindows Vista」、「できるポケット LISMOですぐに音楽が楽しめる本」(インプレスジャパン)、「お父さんのための携帯電話ABC」(NHK出版)など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。asahi.comでも連載執筆中

*「カスタムスクリーン」、「スーパーボーナス」はソフトバンクモバイル株式会社の登録商標または商標です。
*SOFTBANKおよびソフトバンクの名称、ロゴは日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
*「Yahoo!」および「Yahoo!」「Y!」のロゴマークは、米国Yahoo! Inc.の登録商標または商標です。
*「おサイフケータイ®」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
*「AQUOSケータイ」は、シャープ株式会社の登録商標です。
*着うた®は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標です。
*Macromedia®Flash™ は、Adobe Systems, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。