2003年7月に発売され、3CCD採用で圧巻の高画質を誇ってきたパナソニックのデジタルビデオカメラ「NV-GS100K」の後継機種「NV-GS400K」がいよいよ登場する。同社のフラッグシップモデルなだけに、ユーザーの期待も非常に大きいものがある。さらなる画質の向上や使い勝手など、「NV-GS100K」ユーザーからさまざまな声が寄せられ、それを結晶にした待望の新機種、それが「NV-GS400K」なのだ。ユーザーの要望の傾向は? それは「高画質を追求するユーザーは、高機能も求めている」ということだった。さて、「NV-GS400K」の充実ぶりはどのようなものだろうか。 |
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静止画も撮影できるデジタルビデオカメラはたくさんある。ふだんは動画を中心に撮影するが、ここぞというシーンでは静止画でもおさえておきたいという要望はたしかに多いだろう。しかしいままでは、デジタルビデオカメラでの静止画撮影機能は、どちらかというと動画・主、静止画・従で「おまけ」のような存在だったことは否めない。いちおう静止画も撮れますよという感じで、静止画をきちんと取りたい人は、高画質デジタルスチルカメラも携行していた。 しかし、動画にふさわしいシーンを撮影しているのに、別に用意したデジタルスチルカメラでも撮影するというのは経験した人は痛感していると思うが、「二兎追うものは一兎をも得ず」になってしまう。動画撮影に集中しながら静止画も高画質で残したいというのは、画質を追求するユーザーならだれもがもっていた要望なのだ。 1台で動画も静止画も高画質で記録したい。非常に高いレベルでのユーザーのわがままを、「NV-GS400K」は世界最高※の4.0 メガ静止画記録画素数を実現。使用CCDは107万画素だが、水平・垂直の画素ずらしにより4倍密度配列で記録。これにより大判プリントにしても美しい2288×1728画素の高精細写真撮影が、デジタルビデオカメラでも可能になった。 また動画を撮りながらポイントで静止画をおさえるという、世界初の※「動画/1.2メガ静止画同時記録」は待望の機能。撮りかたも特殊な操作はまったく不要で、動画撮影中に必要なシーンでフォトショットボタンを押すだけで動画はDVテープに、静止画はSDメモリーカードに同時記録。手軽な操作で1.2メガピクセルの静止画を記録できるので、旅行などは「NV-GS400K」1台でOKだ。 ※2004年6月15日現在。デジタルビデオカメラとして。 |
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プロ用機器に採用されている3CCDカメラシステムを採用のため、高画質な動画撮影が可能。さらには高画質回路「新クリスタルエンジン」を採用し、さらなる画質の向上に貢献している。3CCDからRGBそれぞれ独立して映像信号処理が行われ、さらに動画と静止画でそれぞれ専用のエンジンで高画質処理し、それぞれのモードに最適な画質を実現している。これらの高画質回路の効果を確かめるために、ぜひ「VIERA(ビエラ)」などの大画面うす型テレビで見てほしい。圧巻の映像に息を飲むことだろう。 従来も高画質で高い評価を得ていたパナソニックのデジタルビデオカメラだが、「NV-GS400K」では高画質動画技術に徹底的に改良が加えられた。パナソニックとライカのコラボレートはおなじみのとおりで、「NV-GS400K」では新設計のライカディコマーレンズを搭載。非球面レンズを3枚、低分散レンズを1枚使用した10群14枚構成で、なんと光学12倍ズームを実現している。 また、画質劣化のない光学式高倍率ズームレンズを搭載したとなると、手ブレ補正機能が気になるところ。パナソニックでは前機種「NV-GS100K」と同じく光学式手ブレ補正を採用しており、キレのある映像をしっかりサポート。手ブレ補正技術には他に電子式もあるが、CCDの有効率の半減や1秒あたりの補正回数が60回程度にとどまるなど、CCDの有効率が90%以上で補正回数が1秒間に480回の光学式手ブレ補正とは大きな差がある。「NV-GS400K」は光学式手ブレ補正により光学12倍ズームはもちろん、テレマクロ、ワイド、夜景でも画質劣化のない高画質撮影ができるのだ。 |
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「NV-GS400K」には動画編集ソフト「Motion DV STUDIO 5.1J LE for DV」が同梱されており、撮影後にパソコンに取り込んですぐに編集できるのもうれしい。とくにフラッグシップモデルを求めるハイエンドユーザーは、パソコンで編集することを前提に撮影していることが多い。動画編集ソフトをカメラに同梱しているので、これは大助かりだ。さらにDVDライティングソフトを用意してDVD-RAMやDVDーRに書き出し、親戚や友人に配るのもいいだろう。「NV-GS400K」は撮影時は当然、撮影後のことも考え抜かれてつくられているデジタルビデオカメラなのだ。 またデジタルビデオカメラからパソコンへの転送は、IEEE1394が一般的だが、「NV-GS400K」ではUSB2.0ハイスピードモードビデオクラスに対応。同梱の動画編集ソフトを使用することで「NV-GS400K」からパソコンへ手軽に動画の取り込みが可能になった。 |
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まず120度も開く液晶AI搭載の3.5型液晶モニターである。動画を実に見やすく確認できる。さらに特筆すべきこととして、絵づくりと画質を追求するユーザーに応えるのが、レンズのズームリングひとつでシャッタースピード、絞り/ゲイン、フォーカス、ズームを調節できる「マルチマニュアルリング」の採用だ。リング脇の機能選択ボタンは見なくても押せる位置にあり、従来ならメニュー操作で選択していた微妙な調節項目を直感的なマニュアル操作で可能にしている。なんでもカメラに任せきりではなく、ユーザーが積極的に作画できるよろこびは大きい。 このほかにもワイドテレビに対応「新高画質ワイドモード」や映画風の質感で撮影できる「プロシネマモード」、高画質・高機能を使いやすく設計した「ユニバーサルデザイン」や「エアーソフトグリップ」など、豊富なアクセサリーとともに、「NV-GS400K」はあなたのイメージするシーンをしっかりとらえて記録できる1台に仕上がっていると断言できる。 AV Watchの大人気連載「週刊 Electric Zooma!」の小寺信良氏が、映像のプロとしての視点、さらに“良きパパ”としての視点で「NV-GS400K」の魅力を語る。果たして「NV-GS400K」は、どのように小寺氏をうならせるのか? ご期待ください! |
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