A5502Kに搭載されているカメラは、メイン側が最大1152×864ドット、サブ側が240×320ドットの静止画を撮影でき、ムービーはメイン、サブともに、240×176ドットの大画面モードで撮影可能だ。焦点距離はメイン側が通常撮影で約90cm以上、マクロ撮影で約10cm、サブ側は約20cm以上となっている。きれいな仕上りの撮影をするためにもユーザーは、ぜひこの距離を覚えておきたい。
ところで、A5502Kのカメラにはもうひとつ注目すべき点がある。それはau初となるQRコード読み取り機能だ。A5502KのQRコード読み取り機能は、EZアプリ(BREW)によって実現されており、アプリを起動し、ファインダー(メインディスプレイ)にQRコードを映し出せば、あとは自動的に認識するという仕様になっている。QRコードは雑誌などに採用されるほか、最近では市販の地図などにも掲載されるようになっており、これからのケータイには欠かせない機能になると見られる。A5502Kなら、EZナビウォークにも対応しているため、位置情報と連携したサービスの登場なども期待できそうだ。 また、同じカメラ周りでは、ムービーの編集機能が充実している。auではムービーメールを積極的に展開しているが、A5502Kでは撮影したムービーのスロー再生、コマ送り再生などに加え、カットや切り出し、つなぎ合わせといった本格的なムービー編集機能も用意されている。A5502Kの大画面モードでのムービー撮影では、最大約300秒の撮影ができるので、撮影時は少し余裕を持って撮影しておき、必要な部分を編集して利用するといった活用もできるわけだ。ちなみに、撮影したムービーや静止画はminiSDメモリーカードに保存できるので、64MBなど大容量のminiSDメモリーカードを購入し、A5502Kをフル活用することも可能だ。 |
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「撮った画像をすぐに送信する」という機能は、現在のカメラ付きケータイに欠かせないもの。その場の雰囲気をすぐに伝えられるからこそ、カメラ付きケータイは面白いわけだが、A5502Kには京セラ製端末でおなじみの「撮速メール」という機能が搭載されている。「撮速メール」はあらかじめ登録しておいたメールアドレスに対し、カメラで撮影した画像を瞬時に送れるというものだ。オープンスタイルで構えて撮影し、画像がディスプレイに表示されたら、あとは[撮速メール]ボタンを押すだけで、あらかじめ設定した宛先に画像付きメールを送ることができる。頻繁に画像付きメールをやり取りするユーザーは、ぜひとも知っておきたい機能だ。 |
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法林岳之 |
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