新型ディーガ全5機種には、画質面ですげービックリできまくりの性能が備わった。これはも〜店頭等で実際の録画映像をご覧いただいたほーが話が早いし、確実にビックラコケると思われるが、この画質を大画面で確認できる店頭も少ないってのがヒジョーに残念。ただ、実際に試した俺が保証できちゃうくらいスゴかったのは事実!さっそく、どういうコトかをご説明。 新しいディーガでは、LP(長時間)モードで録画してもSP(標準)モード並みの画質が得られる。ホントに得られる。ていうかマジ得られちまったんでヒジョーに驚いていると同時に「マジかよLP(長時間)モードでドラマとか録画してもイイ画質じゃん!!」と熱くなって新型ディーガが最強に欲しくなっている俺と言える。 ていうかソレってオカシイだろ!? ウソだろヘンだろインチキだろ!? とか思うでしょ。俺も思ったのである。が、新型ディーガに搭載された新しい画像処理エンジンことディーガエンジンUの存在を知ったら、そうなのかーッ!! と納得できた。 詳細は省くが、ディーガエンジンUの採用により、従来は水平解像度が250本までしか得られなかったLP(長時間)モード録画で、水平解像度500本を達成することができたという。つまり、画質の精細感・解像感を大きく左右する要素である水平解像度の値が、SP(標準)モードと同等になった。ので、多くのコンテンツでSP(標準)モードと同様の高画質が得られたのだそうだ。 ていうかやっぱこの件に関してはマジで実際の映像を観なきゃわからない!! てわけで、俺とか50V型のテレビで新型ディーガのLP(長時間)モードとSP(標準)モードをじ〜っくり見比べたんスけど、ハッキリ言ってほとんど違いがわかりません!! つーか新型ディーガ買ったら、LP(長時間)モードを標準モードとして録っていきたい!! だって今までの2倍録れるってことでしょ!!! てな塩梅で、新型ディーガのLP(長時間)モード録画の画質、誰が見てもクリビツ級の驚異的画質と言える。例えばドラマや映画、ニュース番組等々をLP(長時間)モードで録ってジックリ見ても、従来のLP(長時間)モード画質で見えがちだった細部の潰れ、出がちなブロックノイズ、気になるモスキートノイズがなかなか見えてこない。 これはディーガエンジンUの各種ノイズリダクション処理や、あるいは新たに採用された12ビットA/Dコンバータ等々、動画をより美しくするための技術の成果でもある。また、ディーガエンジンUには“バーチャルマルチエンコーダ”という新アルゴリズム───複数の仮想的なエンコーダにより、複数のエンコード結果を得、これらを評価することで最適なエンコード条件を決定する柔軟な画像処理手順が盛り込まれている。こうした様々な画質向上技術により“LP(長時間)モードで水平解像度500本”を達成。結果、ぶっちゃけ「見られりゃいいやのLP(長時間)モード」が「十分鑑賞に堪えるLP(長時間)モード」へと生まれ変わった。 いやホントに、何度も何度もSP(標準)モードとLP(長時間)モードを見比べ、また従来機のLP(長時間)モードとも見比べた俺なんですけど、新型ディーガっていうかディーガエンジンUのLP(長時間)モードはマジ使える。普通一般のドラマなら全部LP(長時間)モードで満足できる拙者。同時に、この高画質なLP(長時間)モードを活用すれば、そうか、HDD容量を従来の2倍活用できる!! 4.7GBのDVD-RAMに約4時間の映像を詰め込んでも画質的不満は出てこない!! こりゃ経済的!! やっぱ新型ディーガ買ってメディアを大節約しつつ多量の映像を堪能してゆきたいッ!! などと物欲臨界点の俺であった。 |
DVDレコーダーを使っていて、またこれから買おうとして、いつも大きな悩みどころになっていたのは、機種によって使えるDVDメディアタイプが異なるというコトだ。 例えば再生。人から借りた超愉快映像入りのDVDがDVD+Rだったため、ウチのレコーダーじゃ再生できない。悲しい。あるいは、激ナイス映像入りのDVD-RAMが送られてきたけど、いや〜んウチのレコーダーだとDVD-RAMが再生できなかったのかーっ。ガックリ。みたいな。 DVDレコーダーユーザー間等のそのよーなチグハグ感も、新しいディーガは解決してくれた。すなわち、新型ディーガ全5機種はDVDマルチフォーマット対応であり、DVD-RAM(カートリッジの有無問わず)、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWに全対応しているのだ。 DVDメディアに対する録画も柔軟に行える。具体的にはDVD-RAM(カートリッジの有無問わず)、DVD-R、DVD-RW(ビデオモードのみ)、DVD+Rに対して録画できる。録画・再生とも、現在使われているほとんどのDVDメディアを扱えるというわけだ。 何だかんだ言ってもやっぱDVDマルチフォーマット対応は嬉しいですな。DVDレコーダー系製品は日進月歩。例えば今回の新型ディーガなどは、SP(標準)モード並みの高解像度で録れるLP(長時間)モードがあったり、あるいはスンゲェ便利なテレビ番組ガイド機能を使えたりするわけですよ。他機種から新型ディーガに買い換えたくなるわけですよ。そんな時、対応DVDメディアが限られていたりすると、手持ちのDVDメディアを再生できないから……新型ディーガは諦めるかぁ、とかなるわけですな。 しかし新型ディーガはDVDメディアにおける門戸が広いっていうかほぼ全対応。これまで他のDVDメディアを使ってきたユーザーでも安心して買い換えられるし、手持ちの機種と仲良く共存させられる。ハードウェアの仕様として心が広いってのは、実際にお金を払う消費者にとってヒジョーに有り難いことだと思うのだ。 |
てなわけで新型ディーガ、かなり良くなくなくなくなくなくないですか? 筆者の拙者である俺なんざぁ、何しろ新型ディーガのイージーな使用感が非常に気に入ってしまった。 DVDレコーダーが初めて、って人は若干説明書を読む必要があるかもしれないが、ビデオデッキって使ったことあるよ〜みたいな人なら、恐らく誰でも迷わず使いこなせると思う。それほど楽勝。 例えばそれはメニュー表示のやさしさであり、リモコンと本体の連携の良さだ。目立つ表示やボタンは、基本的にユーザーが多用する項目・機能になっている。たま〜にしか使わない項目・機能はメニューの端とか、リモコンの小さなボタンに割り振ってある。そういったユーザーインターフェースの作りが、高度な機能を多々持つDVDレコーダーを容易で身近なモノと感じさせる。
同時に新型ディーガ、ストレスがないですな。インターフェースの良さもあるが、それが見やすい使いやすいってだけではなく、キビキビと動いてくれる。従順で頭がいいのに加えテキパキと働いてくれる映像コンテンツエージェントって感じ。 映像を手軽に楽しむ機器としてもイカス。これも結論から言えばかんたんな操作・手順で最大限に楽しめるってコトなのだが、例えばDVDレコーダー中最強と思われるテレビ番組ガイド機能は、他の機種と比べると明らかに便利、っつーかアカラサマに快適、っつーか使い慣れるとコレじゃなきゃイヤ!! みたいな気持ちにさせる。ナゼかって、いちばんラクだからだ。目的は映像を観ることであり、だったら観るまでのプロセスはラクなほーがイイじゃん、と。 そんなふうに容易に使いこなせるのに、非常に高品位な映像をたっぷりと得られる。とりわけ、新しいディーガのLP(長時間)モード録画画質。その画質を観れば新型ディーガの底力がわかるわけだが、単純に、LP(長時間)モード録画なのに水平解像度500本のフルD1表示ができちゃうという点にトキメいたりする。 他、細かいところを見ても、新型ディーガのDVDレコーダとしての完成度の高さがわかる。FRモードを使えばDVDメディアの容量を最大限に使った高画質録画ができたり、実はものすげー実用的な1.3倍早見再生ができたり、本体パネルの表示やボタンは見やすく押しやすいサイズ・デザインになっていたり。 SDメモリーカードスロットも、一等地といえるほどわかりやすく使いやすい位置に設置してあり、LUMIXなどのデジカメとの連携もガッチリいける。テレビ側にSDメモリーカードスロットがなくても、デジカメ写真をテレビでスライドショー再生できちゃったりするのだ。もちろん、DCF準拠のJPEGとTIFFをHDDに取り込むことだってできちゃうワケだし、と〜ぜんDVD作りも、かんたん!なのだ。
実用性面では文句ナシ。ていうかこんなにかんたんなのにこんなに高度な機能を活用しまくれちゃって……いいのであり、消費者としてやっぱ新型ディーガ一発イッとくか、と思う俺であり、老若男女ご親戚お友達ご近所様に激烈推奨なぐらい、スゴイがかんたん! とここに宣言する俺である。 |
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