◆ハイエンドユーザが求めるスペックを実現
次は内部スペックを見ていこう。XPS(TM) 730のマザーボードは、チップセットにNVIDIA(R) nForce(R) 790i Ultra SLIを採用したものとなる。NVIDIA(R) nForce(R) 790i Ultra SLIは、インテル製CPUに対応しており、メモリは最新のDDR3メモリ、そしてグラフィックスカード用のPCI Express x16スロットを3基備えるボードである。XPS(TM) 730ではCPUに、インテルCPUの頂点であるインテル(R) Core(TM) 2 Extremeプロセッサーをはじめ、高性能なクアッドコアCPUが選択できる。メモリはDDR3メモリを2GBまたは4GB搭載可能。XPS(TM) 730からはOSにWindows Vista(R) Ultimete 64bit版も選択できるため、3GBを超えるサイズのメモリも有効に活用することができる。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
XPS(TM) 730の内部はこうだ。ハイエンドマザーボードに、BTOによって数々の強力な拡張カードを搭載可能。HDDや光学ドライブなども十分な搭載能力を持っている。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
奥に見えるのがCPU搭載部分。これはH2Cハイブリッド冷却システム搭載モデルのもの。メモリは4スロット用意しており、BTOで最大4GBまで拡張できる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スライドトレイ式で着脱も簡単なHDDベイ。最大4基ぶんのスペースを確保している。執筆時点でのBTOで選べるのは最大3基まで。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5インチベイはそれぞれカバー付き。デザインを崩さず光学ドライブを格納できる。ベイは4段あり、BTOでは最新のBlu-rayディスクドライブを含め、2基までの光学ドライブを選択できる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グラフィックスカードもATI、NVIDIA(R)のハイエンド製品をBTOから選択できる仕組み。写真はNVIDIA(R) GeForce(TM) 8800 GT。BTOオプションではこのほかATI Radeon(R) HD 3870 X2を最大2枚搭載することも可能だ。 |
|
グラフィックスカードはゲーム用途における要のパーツ。執筆時点でのXPS(TM) 730のBTOメニューにはNVIDIA(R) GeForce(TM) 8800 GTおよびATI Radeon(R) HD 3870 X2が用意されており、Radeon(R) HD 3870 X2は2枚まで選択可能とされていた。2枚選べるというのは、「ATI CrossFireX」が利用可能なことを意味する。2枚のカードを協調動作させ計算できるため、3D性能は1枚のカードの限界を突破することができるのだ。なお、NVIDIA(R)のカードが2枚の場合は「NVIDIA(R) SLI」となる。ATI、NVIDIA(R)両社の製品にはそれぞれクセとも言えるものがあり、性能だけでなくゲームによっての絵作りも変わってくる。それぞれにファンと言える層を抱えているのだが、どちらにも対応できる点もXPS(TM) 730の魅力のひとつだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
爆発や物体の落下といったゲーム世界での物理現象を専門に計算するAGEIA PhysX(TM)物理演算プロセッサカードを搭載可能。このカードはCPUの処理を低減させるだけでなく、CPU以上にリアルな世界を演出してくれる。 |
|
そのほかに搭載可能なパーツは、AGEIA PhysX(TM)物理演算プロセッサやSound Blaster X-Fi(TM) Xtreme Music PCIサウンドカードなど。AGEIA PhysX(TM)物理演算プロセッサカードを追加すれば、対応タイトルと組み合わせて爆発や物体の落下といったゲーム世界での物理現象がよりリアルに表現される。また、Sound Blaster X-Fi(TM) Xtreme Music PCIサウンドカードは、X-Fi(TM)オーディオプロセッサによってゲームその他のサウンドをリッチにしてくれるカードだ。
|