◆プレミアブランドXPSの頂点に君臨するゲーマー向けシステム「XPS(TM) 730」
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XPS(TM) 730は、前傾したフロント、内部にもゆとりのある大型ボディ、ムードを高めるとともにインタフェースを照らし出すLightFXなど同社XPSシリーズとしてのプレミアなデザインを採用したPCだ。これらの特徴を前モデルXPS(TM) 720から受け継ぎつつ、XPS(TM) 730ではさらに冷却性能を高め、そしてより高性能なパーツを搭載するために各所進化している。 |
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デルでは、スタンダードブランドのINSPIRON(TM)シリーズ、プレミアムブランドのXPS(TM)シリーズという2つのラインを持っている。オールマイティに使うのであればINSPIRON(TM)でも十分に対応できるスペックであるが、XPS(TM)シリーズはそれを凌駕するトンガッた仕様を持つ製品であることが宿命。XPS(TM) 730の場合は「ゲーマー向け最強PC」。3Dゲーム、とくに海外発のFPSゲームは、最新の3DグラフィックAPIをいち早く取り入れ、リアリスティックな描写を追求したタイトルが次々とリリースされる。これらのタイトルをより快適に、より高画質に、より高解像度で楽しむために必要なのは、CPU、メモリ、HDDといったパーツが高性能であるとともに、なかでも強力なグラフィックスカードを、それも2枚以上のグラフィックスカードを協調動作させるNVIDIA(R) SLI(R)やATI CrossFireX(TM)といったシステム構成なのだ。XPS(TM) 730のスペックを順を追って確認していこう。
まずXPS(TM) 730で選択できるCPUは、全てインテル(R)製のクアッドコア・プロセッサー。そのなかでもインテル(R) Core(TM) 2 Extreme プロセッサーは、駆動周波数が最も高い現在最強の製品だ。チップセットはNVIDIA(R) nForce(R) 790i Ultra SLI(R)。NVIDIA(R) nForce(R) 790i Ultra SLI(R)は、インテル(R)のCore(TM) 2 ExtremeプロセッサーとDDR3メモリなど、最新テクノロジをサポートするチップセットであるとともに、最大3枚までのグラフィックスカードを利用することができるゲーマー向けチップセットだ。DDR3メモリはチップセット仕様としては最大8GB、HDDは最大3基まで選べるとともに4台目をユーザ自ら追加することもできる。そのほか、AGEIA PhysX(TM)物理演算プロセッサやSound Blaster X-Fi(TM) Xtreme Music PCIサウンドカードなど、豊富なオプションを用意している。こうしてCPU、メモリの量、HDDの容量やグラフィックスカードをユーザ自ら求める性能と予算に合わせて選ぶことができるのがデルの受注方式であるBTO(Build to Order)。こうして紹介するのもBTOの一例に過ぎず、さらに時期や新製品リリースに合わせてBTOメニューも変化していくので、購入の際には必ずチェックしよう。
このほかにもXPS(TM) 730だけのスペックを紹介しなければならないだろう。まずはXPS 700シリーズの最大の特徴である「H2Cハイブリッド冷却システム」。一般的に水冷と言われるもので、自動車などの冷却メカニズムと同様のもの。空冷よりも冷却性能が高く、空冷よりも静かな点がメリットだ。H2Cハイブリッド冷却システムは、今回は別モデルとしてではなく、XPS(TM) 730のオプションのひとつとして提供される。H2Cハイブリッド冷却システムを選択した場合、本体サイドカバーの色が、通常の「アルミニウムシルバー」から特別色「ステルスブルー」となることも見逃せない。
こうした最新&最強のパーツを搭載可能なXPS(TM) 730。今回は、このXPS(TM) 730をお借りすることができたので、まずは製品の写真から紹介していくことにしよう。なお、前モデルXPS(TM) 720とXPS(TM) 730では、外部デザイン、そして内部構造ともに様々な箇所が進化している。お時間があれば、XPS(TM) 720の写真レビューと照らし合わせ、進化したポイントを確認いただきたい。
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