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XPS(TM) 720のデザイン・スペックに憧れつつもお財布と相談していた方に朗報。ゲーマー向けスペックを継承しつつ価格をおさえた弟分「XPS(TM) 630」が登場した。

 デルのXPS(TM)シリーズに新たなゲーマー向けデスクトップ「XPS(TM) 630」が登場した。このXPS(TM) 630はデルの看板とも言える「XPS(TM) 720」の弟分。XPS(TM) 720はPCゲーマーにとって頂点とも言えるハイスペックが特徴だが、同時に頂点にふさわしい価格でもあった。もう少し手の届きやすい価格で、しかもゲームが快適に動くスペック。そうしたニーズも当然ある。そして2つを実現したのがXPS(TM) 630という製品である。

 デルのパソコン全般に当てはまるが、XPS(TM) 630も受注スタイルはBTO。ベースとなる「ベーシックパッケージ」から、CPUやメモリ、HDDやグラフィックスカードなど、注文時に購入者がパワーアップしていくことができる。XPS(TM) 630の場合、ベーシックパッケージでもゲーマー向けの構成になっているのが特徴。どのくらいかというと、マルチメディア向けの「XPS(TM) 420」でBTOできる最上位のCPU・グラフィックスチップがXPS(TM) 630のベーシックパッケージとほぼ同等。ここがXPS(TM) 420との製品セグメントの違いだ。

 では選べるBTOメニューを紹介していこう。CPUはクアッドコアのインテル(R) Core(TM) 2 Quad プロセッサー Q6600(*)。製品名のとおり4つのコアを内蔵したハイパフォーマンスなプロセッサーだ。ゲーマーにとって重要なグラフィックスカードは、NVIDIA(R) GeForce(TM) 8800 GT()、そしてそのGeForce(TM) 8800 GTを2枚搭載したNVIDIA(R) SLI(TM)構成も選択できる。さらに爆発や物体の落下シーンなどゲーム内での演出をよりリアルにするAGEIA PhysX(TM)物理アクセラレータも用意されている。そのほかメモリはDDR2メモリを2GBまたは4GB、HDDは500GB、750GB、1.5TB(750GB×2基)といったように容量を選択でき、光学ドライブはブルーレイディスクドライブを含め最大2台まで搭載可能だ。とくにSLI(TM)構成を可能としているのはゲーマー向けPCの証。海外で人気の最新FPSゲームを快適に楽しむには欠かせないスペックだ。

 こうしてざっくりスペックを見ただけでもハイパフォーマンスなXPS(TM) 630。今回はこのXPS(TM) 630のサンプル機をお借りすることができたので、XPS(TM) 630を様々な角度から写真で紹介していこう。

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XPS(TM) 630の筐体は新デザイン。前傾のデザインはXPS(TM) 720ゆずりだが、フロントマスクはどことなくロボットアニメ(モビルアーマー!?)のよう。闘争本能をかき立てるデザインだ。赤いフレームがインパクトある写真のモデルは「プレミアレッド」カラー。このほかに「プレミアブラック」も同価格で選べる。
上から1段目と2段目が光学ドライブベイ。その下がカードリーダだ。先の写真と見比べてほしいが、各ベイにはシャッターが取り付けられており、使うときだけ開閉する仕組み。シャッターが閉じた状態はスッキリしており、ちょうどカードリーダ部分のシャッターにXPS(TM)ロゴがあしらわれている。

フレーム部分に電源ボタン、USB 2.0ポート、オーディオ入出力、そしてIEEE1394ポートをレイアウト。注目はこの下の部分。メッシュ部分の内部には大型ファンが搭載されている。大きな開口部で大量の空気を取り込み、高性能なプロセッサーやグラフィックスカードを効率的に冷却する。
背面を見て気づくのは拡張スロットが上に、インタフェースが下にという天地が逆転したマザーボードレイアウト。そしてメッシュとパンチングによる大量の穴は、前面から取り込んだ冷却風をスムーズに排出するためのデザインだ。

天板後部のラッチを引くことで簡単に側面版が外せる仕組み。メモリの増設やグラフィックスカードやHDDの追加など、ユーザーが手を加える際の利便性もしっかり考慮された作り。
今回のサンプル機には(執筆時点では)BTOメニューに登場していないパーツも搭載されている。中央に見える長さのあるカードがNVIDIA(R) GeForce(TM) 8800 GTXグラフィックスカード。その上にAGEIA PhysX(TM)物理アクセラレータ。その上がサウンドカードのSound Blaster X-Fi。左下のHDDベイには4基のベイに2台のドライブを搭載。きょう体はXPS(TM) 720よりひとまわりコンパクトになったがその拡張性は高いままだ。

これはNVIDIA(R) GeForce(TM) 8800 GTXグラフィックスカード。最新のハイエンド向けグラフィックスカードであり、海外で人気のFSPゲームも快適に楽しめる。カード自体は自作パーツとしても入手可能だが、後部に付いているガイドに関してはなかなか目にする機会が少ない。これは拡張カードを確実にホールドするための仕組みで、主にワークステーションなどで使われるものだ。
これはAGEIA PhysX(TM)物理アクセラレータ。この物理アクセラレータは、物体の衝突や爆発など、自然界の物理現象をリアルに再現するためのもの。物理アクセラレータに対応したゲームタイトルでは、グラフィックスカードだけの場合と比べ、格段にリアルな世界を堪能できる。。

XPS(TM) 630は750W電源を搭載している。大容量な電源により、高性能なクアッドコアプロセッサー、2枚のグラフィックスカードなどを余裕でサポートする。
CPUはインテル(R)Core(TM) 2 Quad プロセッサー(写真はインテル(TM) Core(TM) 2 Extreme プロセッサー)。執筆時点ではインテル(TM) Core(TM) 2 Quad Q6600が選択可能だが、プレスリリースでは最新の45nmプロセスを採用したインテル(R) Core(TM) 2 Quad プロセッサー Q9550やQ9300が追加予定とのことだ。

XPS(TM)シリーズといえば光による演出「LightFX 2.0」もその特徴。ムードを高めるだけでなく、ゲームや映像鑑賞のために室内照明を落とした時でもUSBポートやボタンの位置を把握できる。写真は赤く照らしたところ。ほかにも青、緑、紫と、好きな発色にカスタマイズできる。
LightFX 2.0は背面にも装備。ちょうどバックパネルのインタフェースが照らし出される位置だ。パンチング穴を通して内部の発光も確認できる。


※こちらの記事に掲載している内容は2008/4/8時点での情報となります。最新の情報に関しましてはデルのサイトでご確認ください。

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Profile
石川 ひさよし

プログラマー、編集を経てスローライフを目指しライターへ。しかしPCと関わる以上、時間に追われる生活からはなかなか脱出できず。ちょっとしたぶらり旅が心のリフレッシュ。
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