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 DELLから登場した「INSPIRON(TM) 1525」は、DELLのノートしては主力になる、15.4インチワイドの液晶を搭載したエントリー向けの製品だ。従来のINSPIRON(TM) 1520の、スタイリッシュというコンセプトや、選べる8色のボディなどを継承しつつ、薄型・軽量化を実現。なおかつ、デザインもブラッシュアップさせている。それでいながら、DELLのWebのBTO(受注生産方式)で用意されている「ベーシックパッケージ(*1)」では、低価格で提供。INSPIRON(TM) 1520の下位モデルに位置づけられる。

全体的に、シンプルな配色と、丸みをおびたデザインが目を引く。また、開閉時の方式を改めたため、液晶上部のノッチがなくなり、シンプルさが向上している。

 基本的なスペックでは、INSPIRON(TM) 1520から大きな変化はない。1280×800ドットのWXGA液晶を搭載。ただし、CPUは、インテル(R) Celeron(R) プロセッサー 540(1.86GHz)、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7250(2GHz)のどちらかを選択可能で、より高速なCPUが用意されているINSPIRON(TM) 1520に比べ、選択肢は少ない。

 INSPIRON(TM) 1525でも「ベーシックパッケージ(*1)」は、15インチノートブックのエントリーモデルという構成であるが、カスタマイズ次第では本格的なフルスペックノートとしての構成変更も可能だ。実機を実際に触ってみても、つくりもデザインもしっかりしており、幅広い用途で使うことができ、あらゆるライフシーンにマッチする。ユーザとしてはかなり食指が動かされる製品なのだ。このほか、基本スペックとしては、802.11a/b/gに対応した無線LAN、8in1カードスロット、HDMI端子などを備えている。

 もちろん、安さだけではない。前述のとおり、より高速なインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7250(2GHz)も選択が可能で、メモリを2GB搭載した「プレミアパッケージ(*1)」や、さらにMicrosoft(R) Office 2007を組み込んだ「プラチナパッケージ(*1)」も用意されている。また、BTOでは120〜250GBのHDDを選択可能。1440×900ドットのWXGA+液晶への変更や、従来の無線LANの5倍の速度を実現する802.11nへの変更、より強力なマシンへとスペックアップが可能だ。なお、OSに関しては、INSPIRON(TM) 1520では用意されたWindows(R) XPがなくなり、すべてWindows Vista(R)に統一されている。さて、それでは詳細を写真で見ていこう。

(*1) 構成例・パッケージ名は変動することがございます。 (文中の構成は2008年3月4日時点のもの)

詳細はこちら


ボディ全体は、手前にくるほど薄くなる、傾斜したデザインを採用。持ちやすく、また、自然なポジションでキー入力が行なえるようになった。
ボディ全体は、手前にくるほど薄くなる、傾斜したデザインを採用。持ちやすく、また、自然なポジションでキー入力が行なえるようになった。

重量は2.7kg(重量は構成内容によって異なります)と、INSPIRON(TM) 1520に比べ200gの軽量化を実現。また、ボディーはINSPIRON(TM) 1520と同様、8色のカラーバリエーションから選ぶことができる。
前面には、8in1メディアカードスロットのほか、ヘッドホンなどのサウンド関連端子、オーディオのリモートコントロール用の赤外線受光口がある。

後部。INSPIRON(TM) 1520では、側面に設けられていた排気用のスロットが、INSPIRON(TM) 1525では後部に移設されている。そのぶん、側面などの端子配置の自由度が高まったようだ。
右側面。右から、S端子、USB×2、光学ドライブ、および無線LANのオン・オフスイッチ(Wi-Fiキャッチャースイッチ)。

左側面。右から、HDDスロット、IEEE1394、デジタルテレビ出力用のHDMI、モデム、10Base-T、VGA、USB×2、電源、そしてセキュリティスロットが設けられている。
光学ドライブ部。標準では片面2層対応のDVD±RWドライブが搭載される。

キートップも、INSPIRON(TM) 1520を継承して、丸みをおびたデザインが採用されている。ストローク幅もあり、タッチ感覚は個人的には好印象だった。
Windows(R)を起動せずに音楽やビデオを楽しんだり、Microsoft(R) Outlook、Microsoft(R) PowerPointのデータが参照できるDell Media Direct。中央上の電源ボタンの右が、その起動ボタン。

INSPIRON(TM) 1520では前面に配置されていた、Media Directの再生、巻き戻しボタンが、キーボード上部に移動し、光るタッチ式ボタンへと変更された。
メモリスロットは2つ。デュアルメモリなので、容量に関わらず、メモリは必ず2枚構成になる。つまり、容量アップ時は買い替えとなるので、最初に大容量にしておきたい。

INSPIRON(TM) 1520(左)と、デザインを比較。傾斜した筐体を採用することで、スタイリッシュさが向上。また、容積も25%ほど削減することに成功している。
同じく、厚さを比較。最薄部では、INSPIRON(TM) 1520より1cmほど薄型化を実現している。同時に、キーボード面がINSPIRON(TM) 1520より傾いることが、写真からよくわかる。

詳細はこちら


<参考>
2007.08.28
8つのカラバリで登場!「INSPIRON(TM) 1520」
2007.07.31
写真で見る「INSPIRON(TM) 1520」


※こちらの記事に掲載している内容は2008/3/4時点での情報となります。最新の情報に関しましてはデルのサイトでご確認ください。



Profile
小黒 直昭

元マンガ、パソコン雑誌編集者で、入門者向けのパソコン記事から、自作、テクニカル記事を執筆。著書に「日本パソコン百景」ほか。
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