◆どれを選んでもデュアルコアのインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー
ではBTOで大きく変わってくる内部スペック部分を見ていこう。まずはCPU。XPS(TM) M1530は、どれをとってもデュアルコアのインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー。コストパフォーマンス向けシングルコアのインテル(R) Celeron(R) プロセッサーはもとよりラインアップされていないのである。BTOメニューを見てみると、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーT7800(2.60GHz/4MB L2キャッシュ)、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーT7700(2.40GHz/4MB L2キャッシュ)、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーT7500(2.20GHz/4MB L2キャッシュ)、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーT7250(2.0GHz/2MB L2キャッシュ)が取り揃えられている。
最上位のインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7800であれば、2.60GHzというクロック周波数により、デスクトップに匹敵する処理能力をノートブックの省スペース性と合わせて利用できる。ノートパソコンは非力だ、とはとても言えないスペックに化けるのだ。また、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7250は、デュアルコア、2.0GHzという十分なクロックによる処理能力を持ちながらも最小構成時で134,430円(2008年2月13日時点)というプライスパフォーマンスが魅力だ。
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余裕のあるスペースは高性能パーツの搭載を可能としている。銅でできたヒートパイプもCPU、チップセット、GPUをぐるりと回り効率的に熱を冷却ファンユニットへと導くものだ。また、3つ用意されたMini PCI Expressスロットからも拡張性の高さが見られる。 |
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メモリはPC2-5300 DDR2 SDARAM(DDR2-667)を採用している。容量1GBから4GBまで選択可能だ。マイクロソフト Windows Vista(R)を選択した場合、快適に使う目安が2GBとアップするが、これもBTOメニューにしっかりと明記してあるので心強い。メモリスロットは2基。例えば後々SO-DIMMで容量を増やすことは可能だが、その際にはもともと搭載されていた2枚は取り外すこととなる。せっかくならBTO時に将来の利用を見越して、2GBに拡張してしまうのがお得だ。
底面の蓋を開けて現れるのがメモリやMini PCI Expressといった拡張スペース。ここで注目したいのはMini PCI Expressスロットが3つ用意されている点だ。XPS(TM) M1530では1つ占有しており、無線LANカードが搭載されている。未搭載の残りのスロットにはWWAN/UWBと記されており、もしかしたら将来WWANやUWBといった次世代無線規格が登場した際にここを利用した拡張が可能かもしれない。
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