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XPSシリーズとして販売されているXPS 420。高性能なだけではなく、個性的なギミックを搭載したのも売りの1つだ。 |
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デルからおもしろいギミックを搭載したXPS(TM) 420が発売された。デルのXPSシリーズといえば高性能なだけでなく、なにかしら付加価値を持った製品が多いのが特徴だが、XPS 420はどのようなマシンなのだろうか?
デルのパソコンを購入する上で知っておいていただきたいのはBTOでの注文が可能だということだ。BTOとはBuild to Orderの略で受注生産方式とも呼ばれる。デルはもともとBTOと呼ばれる注文方式を武器に成功した会社で、今現在も変わらずWebサイトでBTO方式の受注を行っている。XPS 420もBTOでの注文が可能でさまざまなカスタマイズが可能だ。それでは、XPS 420で選択できる主なパーツを紹介して、その性能を見てみることにしよう。
まず、CPUだが、インテル(R) Core(TM) Duo プロセッサーだけでなく、クアッドコアを採用したインテルCore 2 Quad プロセッサーも選択できるようになっている。メモリもグラフィックスカードもNVIDIA(R) のGeForce(R) 8800 GTXやGeForce(R) 8600 GTSのほか、ATIのRADEON(TM) HD 2400 ProやRADEON(TM) DT 2600 XTなどを搭載することが可能だ。最大で2基のHDDが搭載可能で750GBのHDDを選択すれば合計で1.5TBの容量を確保することができる。そのほかにリアルな描画を実現し、3Dゲームをより楽しむことができる物理演算カード、AGEIA PhysXの追加や美しい映像で映画などのコンテンツを見ることのできるBlu-ray Discドライブも搭載することが可能だ。
そしてこのXPS 420の最大の特徴ともいえるのが、本体上部の手前に搭載されたミニ・ビューだ。ミニ・ビューはWindows Vista(R)のSideShowガジェットを実行することのできるギミックで本体がスリープ状態にあっても動作可能なモニタだ。ミニ・ビューでは最初から簡単なメールチェックやゲームなどを行うことができるが、SideShowガジェットを採用しているため、マイクロソフトの公式サイトから機能をダウンロードして追加することができる。開発環境もオープンになっているので、便利なガジェットが今後も増えていくことだろう。
今回は、このXPS 420をお借りすることができたので、写真を見ながら紹介していくことにしよう。

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