DELLから、今までにないオールインワンPCが登場した。そもそもオールインワンPCとは何かと言うと、PC本体と液晶モニタが一体になっているPCのことだ。通常のPCよりも小型なものが多く、より狭いスペースに設置できるという特徴がある。また、パッと見が液晶モニタに見えるので、PCらしくなく、机の上などに置いたときによりスタイリッシュな雰囲気になるということも特徴の1つだ。
DELLが送り出す「XPS One(TM)」は、小型で省スペースのオールインワンPCでありながら、20インチワイドの大きな液晶モニタを搭載し、1680×1050ドットの高解像度に対応しているということが特徴のPCだ。デザインがかなりスタイリッシュなので、多くの人が良い印象を持つのではないだろうか。マウスとキーボードがワイヤレスなので、PCから離れた場所でも操作が可能となっており、自由な使い方ができるのも魅力である。たとえば、寝室で寝転がって使ったり、リビングでソファに座って操作したりすることもできる。見た目がPCらしくないためか親しみやすい雰囲気があり、より気軽に使うことができる。
DELLのWebサイトからBTO(受注生産方式)で購入できるので、ある程度パーツを自分で選択できることも魅力だ。上限のスペックを簡単にあげておくと、CPUはインテル(R) Core(TM) 2 プロセッサー E4500まで、メモリは2GBまで、HDDは500GBまで選択できる。たとえば、予算を最優先にして、CPUにインテル(R) Celeron(R) プロセッサー E4500を選ぶことなどが可能だ。筆者なら、スペックを高めにして、机の上で使いたい。
実際に使ってみると、液晶モニタとマウス、キーボード以外に机の上に何も置く必要がないというのはなかなか気持ちいい。IEEE802.11a/b/g/nに対応する無線LAN機能を搭載しているので、無線LAN環境があれば、本体に接続するケーブルは電源ケーブルだけで済む。ケーブルが少ないというのは本当にいい。ちょっと紙にメモを取りたいときなどに、キーボードを横に移動してもケーブルのことを気にしなくていいし、その状態ならPCを置いてあるのに机の上を広く使える。XPS One(TM)は、スッキリしていて、省スペースで、机の上によく似合うPCだ。
しかも、目の前の20インチワイドが結構大きく感じることに驚いた。映画などはかなりの迫力で楽しめる。これだけ大きな液晶を搭載するオールインワンPCは珍しいので、人によっては、この液晶の存在だけでこの製品を買う理由になるだろう。では、大型高解像度液晶を搭載するオールインワンPC、XPS One(TM)の各部を写真で紹介していこう。
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