◆豊富なインタフェース
ノートパソコンはデスクトップパソコンと違い、あとから機能を追加するのは難しい。もちろん周辺機器などを購入して接続すればよいのだが、デスクトップパソコンとの大きな違いは、その追加した機能を内蔵することができるかどうかだろう。ノートパソコンは持ち歩いて使うこともあるため、周辺機器も一緒に持ち歩かなくてはいけないようでは、モバイル要素がスポイルされてしまう。それだけに最初からどのようなインタフェースが用意されているかは重要な要素だ。ここでは、Inspiron(TM) 1520に搭載されたインタフェースを見ていこう。
まず通信機能だが、有線LANと無線LAN、モデム、そしてBluetoothが用意されている。Bluetooth以外の通信機能は基本構成に含まれており、Bluetoothはオプションとなる。無線LANはIEEE802.11a/b/gのほか、オプションでIEEE802.11nにも対応可能だ。Bluetoothは、たとえば無線マウスを利用する場合、通常の無線マウスだとレシーバーが必要となってしまうのでUSB端子を一つ使う上に、飛び出したレシーバーが邪魔になってしまうデメリットがある。Bluetoothを内蔵していれば、レシーバーを使わずにスマートにマウスを使用することができる。そのほかにもBluetoothに対応したヘッドセットや携帯電話なども利用可能だ。
周辺機器接続用の端子にはUSB 2.0が4つとIEEE1394の4ピンが用意されている。またメモリカードリーダやExpressCardスロットも搭載しているので拡張性にも問題はないだろう。
外部モニタ用の出力端子はD-sub15ピンのVGAアナログ接続と、テレビ用のS-Video出力端子を備えている。ノートパソコンの画面と外部出力を利用してデュアルモニタ環境の構築も可能だ。
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本体左はわりとシンプルなつくり。マイクやヘッドホン端子、ExpressCardスロットが用意されている。左のスイッチは無線LANのマニュアルスイッチで、無線LAN用のソフトウェアを起動するためのショートカット機能も付属している。 |
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大部分のインタフェースが集中する本体右側。USB 2.0端子やIEEE1394、8種類のメディアに対応するメモリカードスロットなどが備えられている。付属する光学ドライブはDVD±Rの2層書き込みに対応したものだが、Blu-ray Discドライブへの交換も可能だ。 |
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また、Webカメラのオプションも選択することができる。Webカメラは200万画素の高画質撮影が可能で、L判程度の写真印刷にも十分に耐えられる解像度だ。Webカメラのオプションは、カラーバリエーションの選択とセットのオプションになっており、クール・ブラック以外のカラーを選択する場合には、自動的に付属する機能となる。
光学ドライブはDVD±Rの2層書き込みに対応しており、今話題のBlu-ray Discドライブに交換することも可能だ。
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モデムのコネクタやUSB 2.0端子のほか映像をテレビモニタに出力するための端子が用意される。写真のバッテリは9セルのもので、標準構成では6セルのバッテリだ。モバイル用途で利用するなら大容量バッテリを選択するのも一つの手だろう。 |
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液晶モニタ上部に搭載される200万画素のWebカメラ。このくらいの解像度があればL判サイズの写真印刷にも十分耐えられる撮影が可能だ。またプリインストールのWebカメラ用ソフトは、ユニークな機能も備えている。 |
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