DELLの新型ノート「XPS(TM) M1330」がかなり凄い。何が凄いのかと言うと、素晴らしくハイスペックでありながら驚きのスリムボディを実現し、しかも高級モデル並みの高級感を持っているのだ。性能とデザイン、使いやすさのバランスが大変良い完成度の高いノートに仕上がっている。それでいて、コストパフォーマンスが高いのも魅力だ。Webサイトを使用したBTO(受注生産方式)で販売を行うので、CPUやメモリの種類を購入時に自分で選択でき、必要な機能だけを選べるのでお得感がある。
仕様を簡単に紹介すると、まずグラフィックス機能が凄い。グラフィックスチップメーカーとして人気が高いNVIDIA(R)の、GeForce(TM) 8400M GS 128MB DDR3というグラフィックスチップを購入時に選択できる。スリムで小型なノートであるにもかかわらず、このグラフィックス機能を搭載すれば3Dゲームなども楽しめてしまう。そして、パソコンの頭脳とも言えるCPUが凄い。インテル(R)がノート向けに開発した、最新のインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーを選択可能だ。インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサーは、1つのCPUの中に2つのCPUを詰め込んだデュアルコアCPUと呼ばれる製品で、複数の作業を同時に高速に処理できる。ほかにも、搭載可能な無線LAN規格もかなり凄い。最新のIEEE802.11nに対応する無線LAN機能を選択できるようになっており、最大で約300Mbpsの通信速度を実現する。現在主流のIEEE802.11gが最大約54Mbpsの通信速度なので、約6倍も高速だ。もちろん、従来のIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11gも使用できるので古い無線LANアクセスポイントも使用できる。そのほか、指紋認証センサに高画質のWebカメラ、触れるだけで操作できるマルチメディアキーなど、数々の最新の機能を搭載している。
スリムなボディは最薄部で22.1mmという薄さで、実際に前から見ると折れてしまいそうなほど薄く見える。しかし、本体の材質にマグネシウムとアルミニウムを採用しているため、見た目と違って剛性感はかなりのものだ。薄いのにしっかりしていて強いノートである。キーボードの下のパームレスト部分にはヘアライン加工を行ったアルミニウムを使用しているので手触りが良く、見た目の高級感も抜群にいい。
画面は13.3型のワイド液晶を使用しており、解像度は1280×800ドットだ。ワイド液晶は画面が広く感じるし、映画などを見るときに迫力があり、ノートには最適だ。この液晶は、バックライトにLEDを採用する特殊なもので、厚みが4.5mmしかない。しかも、輝度が300cd/m2もあり、屋外などの明るい場所でも十分に見やすい表示を行える。また、本体重量は約1.8Kg(※重量はお選びいただいた構成により異なります)しかないため、これなら比較的気軽に外に持ち出すことができる。
さて、難しい話はこれくらいにして、写真とともにXPS(TM) M1330を紹介していこう。
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