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脂汗ダクダク級の欲しさを禁じ得ない!!処理能力においてもポータビリティにおいても満足!
プレミアムB5ワイドモバイル 
「XPS(TM) M1210」
XPS M1210の詳細はこちら

■ 欲張る俺が超狙い中のノート、XPS M1210

12.1インチ液晶を搭載したプレミアムB5ワイドモバイル「XPS M1210」
*クリックをすると画像が拡大します
 今年の夏前に発表された注目度大のノートPC、DELL XPS M1210。ワイド液晶搭載のB5サイズモバイル向けノートで、XPSの名を冠するとおり性能抜群───インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7200、インテル(R) Core(TM) Duoプロセッサー T2300Eを搭載可能であり、メモリは最大4GBまで載っちゃうのであり、最大120GBまでのSATA HDDであり、グラフィックスにはNVIDIA(R) GeForce(TM) Go 7400 256MB DDR TurboCache(TM)(←3Dゲームも楽勝!!)であるという、ゴージャスなモバイルマシンである。

 XPS M1210は、コンピュータとしての処理性能が十分高く、かつポータビリティーがあり、さらに液晶パネル上部に内蔵できるウェブカメラやPCを立ち上げずにAV機能を楽しめるDell Media Direct(ソフトウェア)を使えるという点で、コンパクトなマルチメディアマシンというイメージだ。上記の高速なグラフィックスチップを選択すれば、小さいけれどマルチメディアもゲームもたっぷり堪能できるノートPCという感じ。

 そういう側面においてもXPS M1210に魅力を感じる俺なんですけど、拙者的には“ラクに持ち歩きつつ何でもデキちゃう汎用ノートPC”としてXPS M1210に強い魅力を感じている。同時に、価格的にも魅力。後ほど実際に試すが、多少奢った構成にしても「え? 安くない!?」てな価格で手に入れられる。

 さておき、俺的環境における俺的結論から言えば、XPS M1210を使うと、拙者のコンピューティング環境が非常にスッキリするような気がしてならないのである。XPS M1210により、わしのノートPC環境が最適化されるかも!! と思えるのだ。


■ XPS M1210こそ現実的な最大公約数!?

 毎晩のようにDELLのオンライン見積もりサイトにてXPS M1210の構成を考えつつ購入意欲を高めている俺だが、現在の拙者のノートPC環境をちょいと書いてみたい。パソコン野郎なんでノートPCは多々持ってんですけど、ヒジョーに頻繁に使うノートPCは2台ある。1台はDELLのInspiron(TM) 9300で、もう一台はSONYのVAIO type Tだ。

17インチ液晶を搭載したハイパフォーマンスノートPC「Inspiron 9300」
*クリックをすると画像が拡大します
 Inspiron 9300は、現行のInspiron(TM) 9400の前の機種ですな。デスクトップリプレイスメントノートで、17インチワイド液晶を搭載したハイパフォーマンスマシン。俺としてはこのInspiron 9300を、主にサウンド関連処理をするために使っており、録音・音楽機材として持ち出して使うことも少なくない。

 一方のVAIO type Tは、モバイルして仕事したりするために使用中。コレを使って外で通信したり仕事関連情報を閲覧したり原稿書いたりしてるわけですな。外に持ち出す頻度はInspiron 9300よりもずっと高く、家の中でもイロイロな場所で使っている。

 とまあ一応2台のノートPCがキレイに棲み分けている感じだが、XPS M1210実機を試用した後、この“棲み分け”というか“使い分け”に疑問を感じるようになった。その理由は……。

 ぶっちゃけた話、Inspiron 9300はデカくて重いのであった。持ち歩くのは一苦労。夏場は実際汗ダクだ。一方のVAIO type Tは若干非力なのであった。ちょっと大きめのデータあるいは重めのソフトを扱うとなると、どうしてもストレスを感じる。

 しかし、両者には魅力がある。

 Inspiron 9300は何しろそのパフォーマンスが魅力的だ。例えば拙者の主な用途となる音楽製作のための統合ソフト(いわゆるDAWソフト)もサクサク動く(*1)。3Dゲームも楽勝。液晶も見やすくて快適に使える。さすがデスクトップリプレイスメントノート!! てな処理性能的心地よさがある。

 VAIO type Tの場合は、ちょいとその気になれば毎日持ち歩ける携帯性が非常に良い。常にパソコン環境を持ち歩き、思った時に利用できるのは、その携帯性から来る大きなメリットだと感じる。

 というわけで、多少のストレスを感じつつも、両機の実用性を取りましょうってコトで2台を使い分けてきた。のだが!! ソコへ!! XPS M1210が登場!! コレはヤバい!! ていうかイイ!! ていうかXPS M1210が1台あれば、俺がInspiron 9300とVAIO type Tでヤッてるコトを全部、現実味を持ってして行えるゼ!! と思っちゃったわけです。

 ヘンな言い方ではあるが、XPS M1210は、Inspiron 9300とVAIO type Tの最大公約数の位置にあるノートPCだと感じた。処理性能と携帯性を両取りしたノートPCだからだ。また、考え方によっては、Inspiron 9300よりも価値ある音楽製作機材となり、VAIO type Tよりも質の高いモバイルを実現できるノートPCになりそうだ。


■ 十二分な処理性能と納得できる携帯性

 俺がXPS M1210に脂汗級の欲しさを感じる理由は、処理能力においてもポータビリティにおいてもバーサタイルっつーか懐が深いっつーか、非常に幅広く使えると思うからだ。

 まずコンピュータとしてのスペック。CPUとして選べるのは、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7200 (4MB L2キャッシュ/2GHz/667MHz FSB)、インテル(R) Core(TM) Duo プロセッサー T2300E(2MB L2キャッシュ/1.66GHz/667MHz FSB)、インテル(R) Celeron(R) M プロセッサー 410(1MB L2キャッシュ/1.46GHz/533MHz FSB)。メモリは512MB〜4GB(全てDDR2-SDRAMメモリ)までで、もちろんデュアルチャネル対応。HDDとしては80〜120GB(全てSATA)を選べて、100GBや80GBの構成では7200回転の高速回転HDDを選択可能だ。

 他にも最新チップセットに対応とか多彩なポートを実装とか光学ドライブ内蔵とか特徴があるものの、まずは非常にハイパフォーマンスなPCとして使える点がイカシてる。例えばですよ、CPUにインテル(R) Core(TM) Duo プロセッサー選んで1GBのメモリ入れて100GB・7200回転のHDD搭載したりするとですよ、サウンド関連処理を十分快適に行える───拙者がInspiron 9300でやってるDAW系処理はおおよそそのままorそれ以上の快適さでヤレちゃう感覚だ。さらにグラフィックスチップとしてNVIDIA(R) GeForce(TM) Go 7400 256MB DDR TurboCache(TM)を選んだりすると、最新の3Dゲームをストレスなくプレイできる。

 今時的DAWソフトや最新3Dゲームは、パソコンの処理能力を食いまくる“重いソフト”だが、そーゆーコトを問題なく行えるってコトは、例えばビジネスアプリやメーラやウェブブラウザの利用なんざぁ朝飯前なのである。なのに、XPS M1210は、B5ワイドノートなんですよ旦那さん!! Inspiron 9300の半分未満って感じの容積・質量なんですよ奥さん!! この小ささで俺の最強に強まっているハズのInspiron 9300と対等(あるいはソレ以上!?)のパワーがあるってんだから欲しいわけですよ!!

 この処理性能が発揮しつつ、ちょっと頑張れば毎日携帯可能なサイズ・質量である点。これがXPS M1210のヤケに強い魅力なのである。

 率直に言って、携帯性を重視するなら、XPS M1210よりも軽かったり小さかったりするノートPCは多々ある。超軽量!! 激小型!! てなモバイル特化型パソコン。率直ついでにもうひとつ正直なところを述べれば、確かにそういった“モバイル特化型パソコン”はホントにラクに毎日持ち歩ける。ポータビリティにおいては非常に快適だ。

 が、そういったモバイル特化型ノートが、携帯感のみならず使用感においても快適かどうかは……疑問が残るところ。もちろん、使うソフトウェアが処理性能をあまり必要としない類のものであれば、携帯感も使用感も快適のレベルになると思う。しかし、それが汎用的な処理性能なのか? となると、やっぱりけっこー疑問が残る。

 例えば、一般的なモバイル特化型パソコンの場合、CPU処理性能がそーんなには高くないんですな。同時にHDDの読み書き速度も遅め。メモリも最低限+αレベルでしか実装できなかったりする。で、そういったマシンで、例えば静止画や動画の編集ソフトを動かしてみると、使えないわけではないが、処理時間がずいぶんかかったりして、ストレスが出る。さらにDAW系ソフトに関してはギリギリ動くかどうか、てな使用感。3Dゲームなんかは……3Dゲームを楽しむ堪能するという観点で見ると無理無理無理無理アリエナ〜イという状況になる。ま、処理性能よりもむしろ携帯性を重視した系統のマシンなんでしょうがないんですけどね。

 一方、XPS M1210の場合、そういったモバイル特化型ノートと比べるとやや重め=携帯性において少々不利にはなるが、前述のようにDAWソフトだろうが3Dゲームだろうがドーンとコイ!! なのである。動画や静止画の編集ソフトもストレスなく動くし、ビジネスアプリなんか楽勝という処理性能を持つ(*1)。

 ……そうなると、俺なんざぁもうXPS M1210だけでイキたい!! と思ってしまう。苦労して持ち歩きつつ音楽機材として使ってきたInspiron 9300よりずっと軽く、処理能力に頭打ちのあるVAIO type Tよりずっと役立ちそう。多くの場所・状況下で、ソフトウェアを選ばずに使いまくれる。そう考えると、XPS M1210の携帯性に納得しつつ、脂汗ダクダク級の欲しさを禁じ得ない俺なのである。


■ 細かな使用感もナイスなXPS M1210

 ここしばらくXPS M1210の実機をイジラせてもらった俺は、もう物欲から来る脂汗がダダ漏れ状態でヤバいと言えるが、XPS M1210を使ってみていくつか気づいた点がある。

 サイズと処理性能のギャップ、というかインパクトは前述の通りだが、細部の使いやすさも持ち合わせるXPS M1210であった。例えば各種ポート類が扱いやすい位置にあること。具体的に挙げれば、本体左右側面後方にふたつずつ設けられたUSB 2.0ポートは、単純に便利。USBマウス等を右に、USBメモリやUSBドングルを左に、てな感じで接続できる───USBポートが一箇所に集中しておらず、かつ、十分な数があって扱いやすい。

左側面にはモデムポートに、USB 2.0ポートが2つ、S-VIDEO端子にExpress Cardスロットを備える
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右側面には、光学ドライブに、5種類のメディアに対応するカードスロット、USB 2.0を2ポート、IEEE1394を1ポートを備える
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 それから2スピンドル機である点も良い。つまりHDDに加えて光学ドライブも実装しているので、まずソフトウェアのインストールやシステムのリカバリがラクだし、DVDやCDなどのメディアに対して気軽にファイル保存ができる。DVDビデオ再生なんかも楽しめますな。

本体の前面には音楽や動画を再生する際に便利に使えるコントロールボタンも備える
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 マルチメディア指向という点で言えば、本体前面にマルチメディアキーを始めとするボタンやコネクタがあるのも便利。マルチメディアキーを使うと、各種マルチメディアプレイヤーアプリケーションの再生・送り戻し操作ができたり、あるいは音量調整やミュートを行える。マルチメディアキーの下にはマイク端子やヘッドホン端子があるので、例えばDVDビデオ再生時はポータブルDVDプレイヤー感覚で使える。DELLのPCではおなじみのDell Media Directも健在だ。

 Wi-Fi Catcher(TM)機能を備えたスライドスイッチもユニーク。本体左側面にあるこのスライドスイッチは、XPS M1210の電源が入っている時は無線LANおよびBluetoothのオンオフスイッチとなる。で、XPS M1210の電源が入っていない時にも機能し、その場合は無線LANアクセスポイントの有無を瞬時に調べられるスライドスイッチ(Wi-Fi Catcher(TM)機能)として使える───周囲に無線LANアクセスポイントがあると、スライドスッ地手前の緑色LEDが点灯する。実際に使ってみると非常に実用的だ。

 5-in-1カードスロットも役立つ。光学ドライブ下側にあるメモリカードスロットで、対応メモリカードはメモリースティック、メモリースティックPRO、SD、MMC、xDカードとなる。デジカメの母艦としてXPS M1210を使う場合は特に大活躍するだろう。

左側面にはWi-Fi Catcher(TM)機能を備えたスライドスイッチを搭載
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光学ドライブのすぐ下には、SDメモリーカード、MMC、メモリースティック、メモリースティックPRO、xDカードに対応する5-in-1カードスロットを搭載
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十分なキーピッチ・ストロークを持つキーボードは英語キーボードを選択することも可能だ
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 人によってはExpressカードスロット対応という点が気になるかも知れない。データ転送速度が非常に高速なExpressカードスロット対応製品を使う───CFカード等からより高速にデータを読み込んだり、外付けHDDとの間で高速にてデータをやり取りしたりする場合は有り難い仕様となるが、一方でPCカードスロットやCFカードスロットを搭載していないので、例えばPHSデータ通信カードを直接挿せない。その場合はPHSデータ通信カードに対応したUSB接続のカードリーダ製品等が要る。

 他、タッチタイピングに十分なキーピッチ・ストロークを持つキーボードは長時間タイピングしていても疲れにくく、1280×800ドットの解像度を持つ12.1インチTFT TrueLife(TM) WXGA 液晶ディスプレイは小さすぎず大きすぎずのバランスのよい表示で、やはり快適に使える。モバイルノートPCだが、DELL製ノートらしく堅牢性も感じられる───例えばキーボードをやや強く押下してもたわみが感じられないし、液晶パネル部も十分な剛性がある。

 てな感じで、実際に使ってみると、コンパクトだからコネクタが足りないとかキーボードやディスプレイ等のインターフェースがイマイチという感触はない。モバイルもできるメインマシンとして、XPS M1210から使い始めるってのもアリかもしれない。


■ 俺的XPS M1210見積もり

 さて、ここで実際、XPS M1210のオンラインBTO見積もりを取ってみたい。まずは拙者的用途として、サウンド関係ソフトを十分快適に動かせると思われる構成から。

 音楽用途ってコトで、OSはWindows(R) XP Home Edition 正規版でいいですな。CPUは迷うところだが、DAWソフトも音楽ソフトも末永く使えたらイイなと考えて、ってインテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7200 (4MB L2キャッシュ/2GHz/667MHz FSB)を。

 メモリは……拙者が使うDAWソフトだと最低でも1GB、できれば2GB欲しいところ。だが、ここではとりあえず512MBを選択した。後にサードパーティ製メモリ(1GB×2枚)と換装して2GBにする予定(*2)───オンラインBTOでいきなり2GBにするより安価になる。が、自分でメモリ換装する自信がない場合はこーゆーコトしないほーがイイかもしんない。拙者も一度自分でメモリ換装しようとして、後から買ってきたメモリを破損してしまったことがある。

 それからHDD。音楽用途ってコトでサウンドサンプル等の大サイズファイルを多数保存したいので容量が大きなHDDがいい。また、読み書き速度が速いHDD(一般に回転数が早い方が読み書き速度が速い)が好ましい。ので、100GB SATA HDD(7200回転)だろヤハリ!! とか思ったが、オンラインBTOでは一番安価となる80GB SATA HDD(5400回転)を選択した。この容量でも十分使えるし、必要を感じたら後に自分でより大容量・高速なHDDに換装するという作戦だ。

 それから、ワイヤレスLANアダプタをCore(TM) 2 Duo向けのものに変更し、Bluetoothアダプタを追加。あ、これからノートPC買うっつーんならBluetoothに関して熟考したほーがイイすよ。俺的にはBluetoothアダプタ実装のノートPCはエレぇ便利だと感じている。Bluetooth対応ケータイと接続すれば結線等ナシに通信環境が整うし、他のBluetooth対応パソコンとのファイルのやり取りなんかも行える。何しろ超快適なのが、BluetoothマウスやBluetoothヘッドセット等との併用。ワイヤレス&機器側の電源入れるだけでマウスやヘッドホンマイクが使えると、ノートPCの活用幅がグッと広がる。

 最後にキーボードとして英語配列のものを選んで……税・送料の合計金額が18万円台(*3)。俺的にヤリクリしたわりにはそーんなに安くない!? がッ!! ここからがオンラインBTOの恐ろしいっていうか愉快なところ。すなわち、クーポン!!

 DELLのオンラインBTOには、期間限定の様々な割引サービスがある。このBTO見積もりを取っている時点では、オンライン限定のクーポンを使用で……込み込みで16万円台(*3)となった!! ニャーん!! BTOパーツ中では最上位のCore(TM) 2 Duoを搭載したのに……安いカモ!!

 ちなみに、上記の構成のグラフィックスチップをインテル(R) 945PMチップセットではなく、3Dゲームを快適にプレイできるNVIDIA(R) GeForce(TM) Go 7400 256MB DDR TurboCache(TM)とし(てクーポン等を適用し)た場合の込み込み価格は17万円台(*3)となった。

 モバイルノートPCでありつつ、Inspironシリーズのハイパフォーマンス機を追い越す勢いの処理性能を持つXPS M1210が、この価格で買える。この見積もりの場合、メモリの換装(3万円程度必要)が加わるが、モバイルPCでありかつ3Dゲームまでデキまくれる最強系ノートが総額20万円(*3)くらいとなると、やはり、こう、ね、ヘンな汗が出てくるでしょ?


■ 買い換えノート的XPS M1210見積もり

 DELLの個人向けノートPCとしては最小クラスであるXPS M1210。モバイルノートPCなんであるが、そのパフォーマンスはデスクトップリプレイスメントノートと勝負できるレベルにある。小さいのにパワフルってあたり、XPSの名前が付いてるのも頷ける。

 さておき、多くの場面で役立つ携帯性と、何でもデキちゃう処理性能を持つXPS M1210ゆえ、現在使用中のPCから買い換えようかナ〜とかお考えの方もあると思う。てなわけで、ここでは汎用性と価格のバランスを考えつつ、多くのユーザに向きそうな構成を考えてみたい。

 まずOS。リモートデスクトップ等の高度なネットワーク機能を使わないと想定し、Windows(R) XP Home Edition 正規版ですな。

 CPUは、インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー T7200 (4MB L2キャッシュ/2GHz/667MHz FSB)までは要らないかも!? T7200が最速となるが、重かったりスレッドが多かったりするソフトを多用する人は少数派と思われる。ので、価格的に最安値となるインテル(R) Celeron(TM) M プロセッサー 410(1MB L2キャッシュ/1.46GHz/533MHz FSB)が良さげと思われる。けど、ホレ、やっぱ、こういうマシン買うなら「Core(TM) Duo だよ〜」とかプチ自慢したいじゃないですかぁ!! ってコトでインテル(R) Core(TM) Duo プロセッサー T2300E(2MB L2キャッシュ/1.66GHz/667MHz FSB)を選んでみた。

 メモリは1GB。512MBでも多くの処理をストレスなく行えると思うが、デジカメ画像の加工処理をしたり、複数のソフトを併用する場合は1GBくらいあるとより快適だと思う。

 HDDは80GB SATA HDD(5400回転)。静止画や動画やサウンドといったファイルを多用するのでなければ、80GBで十分足りるだろう。また80GB HDDとして7200回転のものを選択可能だが、HDDアクセスが頻発するようなソフト(マルチメディア系の編集方面ソフト)を多用しないなら、5400回転でも7200回転でもそーんなに大きな差はないと思われる。XPS M1210にはDVD+/-RW ドライブ (DVD+R 2層書込み対応)が選択できるので、HDD容量が苦しくなってきたらDVDメディアとかにデータ待避保存ってコトでひとつ。

 この構成にクーポン等々を適用した結果が、14万円台(*3)。汎用的で携帯も現実的なインテル(R) Core(TM) Duo プロセッサーマシンがこういう価格ってのは嬉しい。

 さらに低価格にこだわるなら、上記構成のCPUをインテル(R) Celeron(TM) M プロセッサー 410(1MB L2キャッシュ/1.46GHz/533MHz FSB)に変えるとか(その場合のクーポン等々適用後の価格が11万円台[*3])、メモリも1GBから512MBに変更するとか(クーポン等々適用後の価格が10万円台[*3])、いろいろ考えられる。

 てなわけでXPS M1210、ポータビリティーとパフォーマンスに加え、価格的な魅力も光る機種なので、新しいノートを買いたい人は要チェックの一台だ。一度……と言わずに何度も何度も繰り返してオンラインBTO見積もりなんかしてみて、俺と同様、ミョーな物欲汗を滲ませたりなんかしてみて欲しい。


(*1)処理速度は選択スペック、使用するアプリケーションなどにより異なります。
(*2) ご購入後にお客様が増設・改造・交換された場合には、デル標準保守サービスの対象外となります。
(*3) 価格、搭載可能な構成機能は毎週のキャンペーンにより変動いたします。 (文中の構成は2006年9月5日時点のもの)

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