11月末に発売されるYAMAHAの新しいAVアンプ、DSP-Z7とDSP-AX3900。型番からも想像できるように、グレードの異なる別の製品ではあるが、共通点が非常に多い兄弟モデルとなっている。これらはYAMAHAのフラグシップモデルであるDSP-Z11の設計コンセプトをベースに2モデル共通の開発を行ったもので、まずDSP-AX3900の仕様を固め、それをチューンナップしたものがDSP-Z7、という関係にある。そのため、スペック面、機能面では大半が共通となっている。
最大の違いはDSP-Z7はDBコンストラクション+H型クロスフレームを採用したシャーシ構造により制振効果を高めてS/Nの改善を図っていることや、高音質ブロックケミコンやDSP-Z7専用の電源トランスを採用して、さらなる音質向上を実現していることだろう。
では、実際どんなAVアンプなのだろうか? DSP-Z7を中心に見ていくことにしよう。
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DSP-Z7 |
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DBコンストラクション+H型クロスフレームを採用したDSP-Z7のシャーシ構造 |
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