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基本、次々にモンスターを捕まえまくり、全モンスター捕獲を目指すゲームなんですな。もちろん早く発見すればゲーム内で“第一発見者”となり話題のプレイヤーになれる。レアなモンスターは高値で売買できたりもする。……のだが、そうそうトントン拍子に進まないのもまた、このゲームの愉快なところ。 ユニークなのは“モンスターが街中にホントに点在している”ということ。ソニーの無料地図サイト「PetaMap」のスポット情報とモンスターが連動しているので、実際にそのスポットに行かないとモンスターの捕獲ができないのだ。つまり“プレイヤー自らが移動してモンスターを捕まえに行く”というアクティブさを持ったゲームなんですよ。 で、実際にプレイしてみた拙者なんスけど、その印象から言うと、かなり斬新な達成感がある。また、思わずムキになって遊んじゃうという面白さも多々。実際に街中を歩きつつ遊ぶゲームだが、なんかこう、いつもより街歩きがずっと楽しめたという感じだ。 ともあれ、以降、このモンスターレーダーについてアレコレ見ていこう。 |
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x-Radar Portableをモンスター探索モードに設定すると… 自分の周囲に多数のモンスター反応を検知! |
反応があった地点にカーソルをあわせると、モンスターがひそんでいるスポットについての情報が |
さらに詳細情報画面に移ると、スポット名がわかる。これで準備万端、このスポットに向かってモンスターを捕獲だ! |
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指定したスポットに接近すると…ムムッ! x-Radar Portableがナニモノかの存在を感知した模様!! |
そこでケータイの出番。PSP®の画面に表示されたQRコードを読み取ると・・・ |
怪しさ満点の装置を携えた謎の人物が出現! おまえはいったい誰なんだーッ!!? ていうか、「はかせ」って書いてありますな |
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その装置でなにをするのだろう、 と思っていると、なにやらそこらへんを吸引しはじめるはかせ |
なんかつかまえちゃった! ワショーク種って、そのまんまですな。 そして名前をつけてくれと言われる。うーん? |
名前をつけると、モンスターの詳細情報が表示される。これにて、モンスター採取完了!というわけ |
ちなみに、モンスターは捕獲できたり、あるいは取り逃がしたり。モンスターの種類や、プレイヤーのスキル、それから使用するアイテムなどによっても捕獲成功率が変わってくる。
無事に採種できたモンスターはケータイ上の保管ボックスに保存。モンスター全33種類の捕獲を完了するのが目的だが、モンスターちゃんは生き物。保管ボックスのなかで体調を崩したり、ときには逃げ出したり……とまあイロイロとケアする必要も出てくる。
とか書くと何だか手間がかかりそうで面倒っぽいゲームにも思えてくるが、実際は違う。非常にお手軽。“ついで気分”や“暇つぶし感覚”で遊べちゃったりする。
たとえば「待ち合わせまであと15分あるニャ〜」的なシチュエーション。とりあえずPSP®で付近のモンスターを探索する。そしてソコまで歩いてみる。間もなくモンスター発見。画面のQRコードをケータイに読み込んで、サクッとモンスターを捕獲する。おっ意外にレアなモンスターだゼ!! ラッキー!! みたいな。
モンスターはですね、けっこー近くに点在してるんですよ。駅前などスポットの多い場所なら数十秒〜数分の距離にモンスターが居ることも少なくない。また、ケータイでのQRコード読み取り〜モンスター捕獲までにかかる時間もわずか。フツーに1分もあれば捕獲を完了できるだろう。
こんな感じでチョットだけの息抜き感覚で遊ぶことができる。もちろん、もっと徹底的に遊ぶことも可能───繁華街なんかにはモンスターが多いので、そこらに居るモンスターを片っ端から捕獲!! 捕るぜ捕るぜ思いっ切り捕まえるゼ!! と気合い入れてプレーしまくることもできる。モンスターを探求して街中歩き回りですな。
モンスターレーダー、こんなふうにユーザーの気分本位、ユーザーの都合次第でいかようにも遊べるゲームなのだ。

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郵便局でモンスターを捕獲! なにが出るかにゃー |
予想通り、郵便局にちなんだ「ユービン」種のモンスターが! てゆうか、ポストですな |
となると、コンビニの近くには「コンビニン」種が! というわけでウロウロしてると、いるんですな、やはり |
モンスターレーダーをプレイし始めるとすぐにわかることだが、多種多様なモンスターはそれぞれ“潜んでいる場所”に関わりのある種類/外見だったりする。たとえば、中華料理屋さん付近で捕まえたモンスターはその店のメニューにあるような種名/外見。郵便局の近くで捕まえると例のマークが……というふうに、モンスターがスポットやランドマークを連想させるようになっている。
てなわけで、プレイし始めて少々すれば、モンスター発見〜捕獲の効率が急に上がったりする。PSP®のx-Rader Portableが示すモンスター位置を見て「あ、コレってコンビニじゃないの? 向こうに見えるコンビニにモンスターがいるに違いない!!」的にコツを掴めるようになる。
ちなみに、モンスターの居場所まではx-Rader Portableのレーダーに頼って移動していくわけだが、ぶっちゃけ、別売の地図データを使うとスゲく快適にモンスターをゲットしまくれる。要は「あの交差点のトコロにモンスターが居るんだな」とか「この脇道の奥に潜んでいるらしい」などと居場所を特定しやすくなるのだ。
さて、モンスターはスポットやランドマークにちなんでいるわけだが、するってぇと……巨大なランドマークにちなんだモンスターも居るはず!! とか思っちゃうわけですな。そして、もちろん、拙者はデカいランドマークに潜んでいそうなモンスターにチャレンジ!!
たとえば東京都庁ですよ。明らかにトチョなんとか的なモンスター居るでしょ!! 居ないハズがない!!
と、思った、んです、けど、全然捕獲できないんですけど〜。どーもプレイヤーのスキルが足りないらしい。まだまだ拙者は経験不足。もっとモンスター捕獲経験を積んで、いわゆるヒトツの経験値を上げる必要がある。ちなみに、プレイヤーの経験値は役職として示される───たとえば最初は“見習い研究員”で、スキルアップしていくと“主任研究員”などになる、てな感じ。
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この偉容!! こりゃあモンスターがひそんでますよゼッタイ!! とか思い探索すると、やはりいたッ!! |
ところが、何度やっても失敗!! ぜんぜんつかまえられねぇ!! 経験値をためたり、強力なアイテムを入手しないとダメなんですな |
これが東京都庁にひそむモンスター「トチョー」だ! 日本全国にはこんな感じでご当地スポットにちなんだモンスターが多数存在する |
ともあれ、モンスターはこういう感じでスポットやランドマークとリンクしているのだが、ローカル色の強いスポットにちなんだモンスターも多々居るらしい。たとえば札幌時計台、名古屋城、といった感じ。
ん〜、やっぱ一度、そういうモンスターってどんな風貌なのか見たくなるモンですな!! でも日本全国津々浦々に出向くのは……てな場合でも問題ナシ。後述のモンスターマーケットなどを使えば、全国のご当地モンスターを購入して集めることも可能なのだ。

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つかまえたモンスターの閲覧やお世話、アイテムの購入などは研究所にアクセスしておこなう。助手が連絡事項を教えてくれたり、アドバイスしてくれたりもする |
つかまえたモンスターはボックスに入っている。ながめて悦に入るのはいいが、お世話をなまけて逃げ出しては元も子もない |
基本的には、PSP®でモンスターに近づき、ケータイでモンスターを捕獲するのがモンスターレーダー。歩いて捕まえて集めて楽しむゲームと言えるが、しかし、このゲームはそんなに単純じゃないのであった。
たとえば捕獲したモンスターのお世話。前述のように、捕まえたモンスターは研究所内の保管ボックスに入れるが、モンスターは体調を崩したりもする。病気になったモンスターには治療のためクスリを与えなきゃいけないんですけど、そのクスリはホームセンター(ケータイ上)から買ってくる必要がある。
それからモンスターの脱走。ときどき保管ボックスから逃げ出しちゃうんですよ。すぐに気づけば研究所内で捕まえられるが、ある程度時間が経つと……。逃げ出したモンスターがレアだったりするとマジ焦りますヨ!! この場合、強化ガラスを買って保管ボックスに取り付けることで、脱走を防ぐことができる。
このほか、研究所内にネズミが発生することも。放っとくとタイヘンなコトになるので、所内にねずみ取り器をセットする必要がある。てな感じで、ゲーム中にアレコレ起きるアクシデントに対応するため、いろいろなアイテムを購入したくなる。
また、アイテムとして“モンスターをより効率良く捕獲可能なグッズ”も売られている。たとえばバキュームUltra。一度に2匹のモンスターを捕まえられるというイカシたアイテム。
で、こういうったアイテムを買うのに必要なのが“ペタ”。ゲームの世界での通貨ですな。ペタは研究所側が支給してくれたり、モンスターを売って稼いだりできる。
ペタは、基本、地道にモンスターを捕獲し続けるのがイイですな。どんどん捕獲。地道に捕獲。そうすればプレイヤーのスキルが上がり、さらにモンスターを捕獲しやすくなる。また、そうしているうちに、研究所からのペタ支給も得られる。
そして捕獲済みモンスターが増えてきたら……モンスターマーケットで売ったりする!! 売れるとペタが得られる!! そのペタでアイテムをゲット!! 強力なアイテム使ってさらにレアなモンスターを捕獲!! そしてレアモンスターを売りに出して大量のペタをゲット……てな感じでモンスター全33種類の捕獲コンプリートを目指すのだッ!! みたいな。

異次元シューターに成功すれば、モンスターが増殖! しかし失敗すればあえなくロスト! 非常に非人道的…もとい、非モンスター道的手段といえよう
ときおり、よその研究所からモンスターが迷い込んでくる。もらってしまえば丸儲けだが、返すことでほかの研究所との交流が深まるかも…!
街を歩き回ってケータイでモンスターを捕まえる。ケータイ内ではモンスターのケアや売買、さらなるモンスター捕獲のためのアイテム購入など、豊かなゲーム性を持つモンスターレーダー。
これ以外にもおもしろい部分が多々ある。たとえばギャンブル的な要素。モンスターをゲットしまくるのが最終目的であるモンスターレーダーだが、運に任せてラクしてモンスターを手に入れる方法がある。異次元シューターだ。
異次元シューターは手持ちのモンスターを増殖させる装置で、動作させるにはモンスター1匹を必要とする。結果、成功するとモンスターが増殖し、2匹に増えるのだ。もし、レア度の高いモンスターが2匹に増えたら……モンスターマーケットに出して一気に大量のペタを!! てなコトも可能。
ただ、ギャンブルなので、成功するかどうかは運次第。失敗した場合、モンスターが異次元空間に入り込んで……かわいそうに〜、といったことにもなる。
ほか、野良モンスターってのも愉快。これはほかの研究所から逃げ出したモンスターなんですな。この野良モンスターを見つけたら、そのまま自分の保管ボックスに入れちゃうこともできるし、持ち主に返してあげることもできる。
モンスター全33種類の捕獲コンプリートを目指す“だけ”なら、野良モンスターそのまま頂戴しちゃうのもアリですな。しかし、モンスターを持ち主に返してあげると、そこからプレイヤーどうしのコミュニケーションが生まれたりするのだ。モンスターレーダー内ではプレイヤーどうしが手紙をやりとりできたりするが「いや〜返してくれてありがとう!」「いえいえ、どういたしまして〜」てな手紙からお友達関係ができたりする。
手紙、と言えば、ゲーム外の人に風変わりなメールを送ることもできる。具体的には“モンスターをメールのお使いに行かせる”ことができる。モンスターがメッセージを携えて、プレイヤー以外のケータイユーザーのところへ出かけて行くんですな。
てな感じでイロイロとデキちゃうモンスターレーダー。PSP®とケータイがあれば無料で遊べるってのも大きな魅力だが、普段歩いている街がゲームのためのステージになっちゃうという新鮮さはモンスターレーダー独自のもの。街歩きに“+αの楽しさ”を加えるアイデアとしてもナイスだし、じっくりハマって遊べるゲームとしてもジョリーグッド!! PSP®を持っているならぜひ一度試してみて欲しい。

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モンスターレーダーをプレイするには、まずx-Radar Portableのインストールが必要だ。すでにインストール済の人も、最新バージョン(1.01)にアップデートが必要となる |
次に、モンスターレーダー用の「キャンペーン用スキン」をインストールしよう。こちらからWebブラウザーなどでダウンロードし、PSP®にメモリースティックで、またはUSB接続経由でインストールする |
インストールが終わってからx-Radar Portableを起動すると、メニューの「表示変更」に「キャンペーン」が追加されているので、選択すればいよいよモンスターレーダーの開始だ |
■モンスターレーダー ホームページ
http://petamap.jp/mr/
■x-Radar Portable 製品情報
http://petamap.jp/PSP/
■ソニーの地図サービス PetaMap
http://petamap.jp/
■ソニーマーケティング、PSP「x-Radar Portable」
モンスターを探して集める位置ゲームを配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100326_357132.html
[PR]企画・製作 株式会社 Impress Watch 営業統括部
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