CDMA10 周年特別企画<後編> CDMA サービス開始から10 年今後の取り組みと方向性をうかがう
法林岳之 特別インタビュー
クアルコムジャパン株式会社
代表取締役会長 山田純

今年、日本でのサービス開始から10 年を迎えるCDMA 方式。このCDMA 方式による携帯電話サービスの基本技術を開発し、国内外の携帯電話事業者や端末メーカーなどに、技術やベースバンドチップセットを供給してきたのがアメリカのサンディエゴに本社を置くクアルコムだ。日本の携帯電話市場、通信市場に、さまざまな形で貢献してきたクアルコムジャパンの代表取締役会長 山田純氏に、クアルコムジャパンの取り組みとこれからの方向性について、お話をうかがってみた。

CDMA サービスの10 年を振り返る

法林 - 1998 年のCDMA サービス開始から、10 年を迎えたわけですが、当時はいろいろと ご苦労が多かったと聞いています。

クアルコム ジャパン株式会社代表取締役会長 山田純氏

クアルコム ジャパン株式会社
代表取締役会長 山田純氏

山田 - 日本でのCDMA 方式は、1998 年に当時のDDI-セルラー(現在のKDDI)が開始した「cdmaOne」が始まりでしたね。CDMA方式については、一から基地局を設置しなければならないため、エリアを補う意味もあり、当初はアナログ方式とCDMA方式のデュアルモード端末でサービスが開始されたのですが、いざ始まってみると、ユーザーから「バッテリーがすぐになくなってしまう!」という声があがったのです。調べてみると、グローバルで利用されている基地局はアンテナから3 つの電波を送受信する「3 セクター方式」だったのに対し、DDI-セルラーの持つ設備は6 つの電波を送受信する「6セクター方式」という違いがありました。そのため、3 セクター方式に比べ、送受信する電波が多くなり、隣り合う電波との干渉が多く発生してしまう状況にあったわけです。当時はCDMA 方式での商用サービスが始まったばかりで、いかに効率良く、基地局を見つけ、ユーザーが利用する端末の待受状態を維持するのかというノウハウがまだ十分ではありませんでした。

法林 - そんなことがあったんですね。そのとき、御社はどのように対応されたのですか?

山田 - さすがに、このときはクアルコムも技術の会社としての本領を発揮し、すぐに日本に調査チームを派遣しました。日本でフィールドデータを集め、即座に本国で解析を行ない、24 時間体制で原因の追及と対策の検討をしました。ほぼ1 週間くらいで対応策をまとめることができたので、DDI-セルラーをはじめとする関係各社とともに、迅速な対応を取ることができました。そのリカバリーについては、技術を売りにするクアルコムらしいエンジニア魂を発揮できたと思います。

法林 - その翌年、当時のIDO(現在のKDDI)がcdmaOne のみのシングルモードでサービスを開始しましたが、このときは大きなトラブルもなく、最初から高品質なサービスが提供されていましたね。

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山田 - やはり、それはDDI-セルラーでの経験を活かすことができたからですね。ただ、こうした経験の話は日本国内に限ったものではなく、クアルコムとして、世界各地のさまざまな環境でCDMA のネットワークを構築したときの特徴やデータを吸収し、最適なアルゴリズムを作り込んでいくという動きができているからなんです。各国でCDMA のサービスをやればやるほど、ノウハウが蓄積され、CDMA の性能を発揮できるネットワークが構築できるようになっています。これは今も昔も変わらずに行なわれています。

法林 - ということは、日本で蓄積されたノウハウが世界の携帯電話の進化にも影響しているということなのでしょうか?

山田 - 実は、日本の携帯電話のネットワークは世界に類を見ないほど、高密度かつハイト ラフィックのマーケットなのです。特に、データ通信のトラフィックの多さは世界的にもダントツなので、日本で安定的かつ高品質に通信を提供できるということは、クアルコムにとっても世界的な競争力の源になります。クアルコムとして、日本市場をとても重要視しているという姿勢は、10 年前のCDMA サービス開始から何ら変わっていないのです。

法林 - 日本は第二世代で日本独自のPDC 方式を採用したため、当時は「日本のケータイ は鎖国状態だ」などと言われましたが、考えてみれば、10 年前にまったくの新方式であるCDMA を導入することについて、当時の日本の携帯電話業界からは抵抗があったんじゃないんですか?

山田 - 日本の携帯電話業界は元々、アナログ方式やデジタル方式の初期の頃から周波数の 利用効率を高めようという意識があり、すでに技術的にも長けていました。そのため、「CDMA 方式を持ってして、現行の通信技術に太刀打ちできるのか?」といった懐疑的な意見もありました。そこで、クアルコムは「音声ユーザーの収容能力も大事だが、これからはデータ通信のユーザーの収容能力の高さが重要になる」ということを積極的に訴えました。この点について、当時、サービスの提供を検討していたDDI-セルラーやIDO の方々には、よくご理解いただき、CDMA の採用に至ったという流れがありました。

法林 - 当時、IDO でcdmaOne が始まったとき、実は最初、音質の良さに驚かされました。 その後、64kbps パケット通信などが始まり、データ通信の時代を迎えるわけですが、CDMAによるサービスが開始された当初からデータ通信の時代が来ることは想定できていたのですか?

山田 - 技術面では、将来的な進化やロードマップをきちんと描けていました。たとえば、クアルコムはCDMA のチップセットとソフトウェアを組み合わせて提供していますが、実は1998 年に日本でcdmaOne が開始されたときから、TCP/IP のプロトコルスタックをいっしょに提供していました。1998 年と言えば、まだWindows 98 が出始めたばかりで、パソコンの世界でもインターネットがぼちぼち始まったかなというくらいの状況でしたが、今後、モバイルでもTCP/IP を使う時代が来るだろうということは、当時のDDI やIDO の関係者も予想していて、当初の段階からTCP/IP を使えるように仕様を決めていました。ただ、具体的にTCP/IP をどう使うかという部分については、まだハッキリと見えていませんでした。そこに、1999 年にNTT ドコモがサービスを開始した「i モード」を見て、「なるほど。モバイルの世界におけるインターネットとTCP/IP は、こういうサービスが重要なんだ」ということを学ばせていただきました。これはもう素直に、日本市場に学んだと言える点のひとつですね。あのi モードがなければ、クアルコムが持つ技術やベースバンドチップセットは使い道が見つからず、未だに苦労をしていたかもしれません。

「GPS」を利用するケータイの進化への取り組み

法林 - CDMA 開始から10 年の流れの中で、ボク自身は「GPS」もケータイの進化に大きな影響を与えたのではないかと見ています。

山田 - gpsOne の技術ですね。GPS を利用したモバイルナビゲーションの世界は、先ほどのi モードとは逆に、クアルコムやKDDI、パートナー各社が世界に先駆けて、利用シーンやサービスを確立できた典型的な分野のひとつだと思います。ただ、現在のモバイルGPSの利用スタイルは、必ずしも現在の形が完成形だとは見ていません。最近、グローバルではPND(Personal Navigation Device)、いわゆるローコストのカーナビゲーションデバイスが注目を集めていますが、ああいった商品にもモバイルGPS の技術が応用され、無線通信ができるがゆえに、もっと使いやすい商品に進化できるのではないかと期待しています。日本のカーナビゲーションはたいへん優れていますけど、あと5 年もすれば、通信技術のないカーナビというのはほとんどなくなり、「よく昔はスタンドアローン(通信機能のない)のカーナビで満足してましたね」なんて言い合う時代が来るんじゃないでしょうか。クアルコムもそうなるように頑張っていきたいですし、ケータイ以外では大きい可能性がある分野のひとつだと見ています。

gpsOneの技術を利用している「EZ助手席ナビ」

gpsOneの技術を利用している「EZ助手席ナビ」

法林 - ボクも最近、カーナビを操作するとき、ちょっと気になることがあるんですよ。道路交通情報や天気予報を調べようとすると、ケーブルやBluetooth などでケータイをつなぎ、その都度、インターネットから取得しなければならないし、地図や周辺情報もすぐに最新のものではなくなってしまう。ところが、「EZ 助手席ナビ」では、これらの不満が一気に解決できてしまう。

山田 - そうですね。EZ 助手席ナビは最新の道路交通情報や周囲の情報がほぼリアルタイムに提供されますから、カーナビよりも使いやすい場合がありますよね。もちろん、ケータイなので、ユーザーインターフェイスに限界はありますけど、通信やインターネットが活かせる分、提供されるコンテンツやサービス内容は優れていますし、よりアップトゥーデートです。おそらく、そういう状況に気づいている人は多いでしょうし、今後はカーナビも今まで以上に通信機能を積極的に取り込んで、進化することになるでしょうね。

法林 - 次に、W-CDMA への取り組みについてもお聞かせください。今後、御社にとってもW-CDMA は大きな市場になってきたようですが、手応えはいかがでしょうか?

山田 - W-CDMA はGSM 方式に延長線上に位置付けられた通信方式です。現在、世界の携帯電話市場の約3/4 をGSM 方式が占めていますから、おそらく将来的にはW-CDMA の市場もそのサイズになっていくことが期待されています。クアルコムとしては、まず、グローバルに事業を展開されている大手メーカー各社に、ベースバンドチップセットを採用していただくことを期待しています。現在は韓国のサムスンやLG、スマートフォンで知られる台湾のHTCといったアジアのライジングスターのようなメーカー各社に採用していただいていますし、各社は世界のW-CDMA 市場で活躍されています。さらに、中国のメーカー や台湾のODM/OEM を手掛けるメーカーにも採用していただいてます。クアルコムはこうしたアジアのメーカー各社といっしょに、世界のW-CDMA の市場を開拓し、拡大・普及していこうと考えています。

法林 - そういったアジアのメーカーは、日本のケータイ市場のことをよく分析されていて、言わば、日本をお手本のようにしているわけですが、その意味でも日本の市場は重要ということなのですね。

山田 - 日本のケータイ市場については、最近、もう頭打ちではないか、飽和状態ではないかという話が聞かれるようになってきましたが、そういったこととは別に、日本のケータイ市場がグローバルに与える影響は、非常に大きいと見ています。クアルコムもその中で、きちんとした足跡を残すことで、グローバルで活躍する企業に説得力のある技術提供ができるというわけです。さらに、日本のケータイ市場の伸びに関してもいわゆる「携帯電話」という形での商品については、少しペースが落ちてくるかもしれませんが、先ほどのPNDをはじめ、データ通信を活用する分野については、我々の想像を超えた新しいジャンルの商品やサービスがたくさん考えられると思います。決して、ケータイがつまらない市場になるわけではなく、ケータイを起点にして、もっと楽しく便利な世界が展開されていくでしょう。

MediaFLO の展開

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法林 - これからの楽しい世界というと、御社が技術を提供されているMediaFLO の展開について、お話をお聞かせください。

山田 - MediaFLO については、日本での事業展開に非常に期待しています。現在、日本ではすでにワンセグが普及し、多くの人がケータイでテレビ放送を視聴できるようになりましたが、世界中を見渡してもこのような使い方を実現できている国はまだありません。では、ワンセグの次にどのような展開ができるかというと、移動中にテレビを視聴するというモバイルテレビ以外の可能性があるのではないかと見ています。現在、ブロードバンドの世界では、地上波のテレビ放送をIP マルチキャストで配信することが議論されていますが、実はモバイル向けの放送もIP マルチキャストで配信できるようになると、今まででは想像できなかったような新しいサービスが提供できる可能性があります。たとえば、インターネットを中心にしたIP ネットワークの世界では、さまざまなサービスプロバイダーがサービスやコンテンツを提供し、高速な光ファイバーの回線を経由して、パソコンはもちろんのこと、家庭用テレビやAV 機器にも届く時代になりつつあります。さらに、その延長線上にケータイをはじめとするモバイル機器がつながり、シームレスにできるようになると、もっといろいろなことが楽しめるようになり、可能性も大きく拡がります。MediaFLO はそういったIP マルチキャストの技術を無線の世界、放送の世界に活かせる道具として、とても意味があると考えています。
また、MediaFLO には一度、配信されたコンテンツを端末に蓄えておき、一定の時期やタイミングが来た段階で再生ができる「クリップキャスト」という蓄積配信型の機能があります。これらを活用することで、IP ネットワークの世界と放送の世界のシームレスな乗り入れを実現し、コンテンツの配信サービスの幅が拡げることができます。

法林 - MediaFLO については、すでに米国でサービスが開始されていますよね。

山田 - 現在、米国で提供されているサービスは、実際の利用シーンを見てみると、日本のワンセグに近いものです。有料・多チャンネル放送も大きな魅力があるのですが、これからはいかにインターネットの世界と親和性のある放送サービスが提供できるかが重要になってくると思います。すでにワンセグが普及し、世界をリードできるポジションにある日本市場は、新しい放送サービスをもっとも具現化しやすい状況にあるわけです。かつて、ケータイナビゲーションが日本で花開き、世界に拡がっていったように、本格的なモバイルIP 放送サービスを日本がリードしていくことができればいいと考えています。

法林 - テレビと言えば、最近、地上波の放送を見ない人が増え、スカパーやケーブルテレビで映画や海外ドラマを視聴する人が増えてきたと言われています。その一方で、なかなか時間通りに見られない人も多く、再放送も見逃してしまうことがあります。たとえば、MediaFLO を利用すれば、夜中などの空き時間に、海外ドラマの何話分かをダウンロードしておき、毎朝、通勤中に「24 -Twenty Four-」や「プリズンブレイク」といった海外ドラマを1 話ずつ見るようなことも実現しやすいのでしょうか?

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山田 - いわゆるモバイル向けのビデオオンデマンドサービスですよね。もちろん、それもMediaFLO の視野に入っているサービスのひとつです。よく似た仕組みのものとして、Apple がPodCast というサービスを提供していますが、これはiPod とパソコンがあって、はじめて実現できるものです。また、IP マルチキャストの技術を利用したコンテンツサービスとして、インターネットラジオがありますが、これもパソコンや専用のデバイスが必要です。しかし、インターネットラジオは世界中で放送されていますし、趣味性の強い内容の番組も豊富で、極めて魅力的なコンテンツが多い。MediaFLO であれば、こういったインターネットの世界で展開されているサービスがケータイでシームレスに楽しむことができるわけです。
インターネットがパソコンをはじめ、既存のテレビやラジオなどの世界をどんどん変えてきているというのは、みなさんもご存知の通りです。ユーザーはインターネットを上手に活用することで、自分の好みに合った使い方を選べるようになってきました。やはり、モバイルと放送の世界もこうした変革の流れに応える必要があるでしょうし、それを実現するための無線通信技術も必要です。かつて、クアルコムがCDMA の提供を開始したとき、最初からTCP/IP のプロトコルスタックを搭載したことで、モバイルインターネットを普及させることができたわけですが、MediaFLO では最初からIP マルチキャストのプロトコルスタックを搭載することで、IP ベースの新しい放送サービスに対応できるように準備をしています。

将来的な無線通信技術の方向性

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法林 - これからのケータイを語るうえで、もうひとつ気になるのが無線通信技術です。将来的な無線通信技術は、どんな方向性が考えられているのでしょうか?

山田 - ケータイに関係する無線通信の世界では、CDMA1X EV-DO やHSPA(High Speed Packet Access)など、次々と新しい規格が登場しています。その次は何が来るのかというのは、誰もが興味を持つところでしょうし、当然、クアルコムもその分野で勝ち残っていくべく、いろいろな開発や研究を進めています。
いつでもどこでもつながる携帯電話は、多彩なサービスを利用できるようになり、とても便利になりましたが、実際に利用するときは、通信速度やレスポンスが気になりますよね。たとえば、固定網やブロードバンドの世界ではアナログモデムからISDN、ADSL、光ファイバーと高速化が進められてきました。モバイルも世代が進むごとに新しい技術が登場し、同じように高速化されています。
ただ、電波を利用する無線通信の場合、どんなに変復調方式を高度化しても元々、ユーザーに割り当てられている電波の帯域が限られているため、一気に伝送速度を上げるのは難しい状況にあります。たとえば、ひとつの通信事業者が20MHz しか帯域がないとき、たくさんのユーザーを収容するために、どんなに変復調方式を高度化しても伝送速度を一桁、二桁も上げていくのは難しいわけです。
これを解決するには、基地局とみなさんの端末の距離を近づけていくしかない。もし、みなさんが基地局のすぐ近くに居て、独占的に利用できるようになれば、高い性能を発揮できますが、現実的にはそんなにたくさんの基地局を置くことができません。ご存知のように、現在の基地局はビルの上にアンテナを設定し、お互いが干渉しないように、さまざまな調整をしています。それだけではユーザーのニーズに応えることができないため、小型 の基地局を設置し、緻密にエリアをカバーしようとしています。
ただ、最初にもお話ししましたが、日本におけるCDMA も最初はセクターが3 つから6 つになっただけで問題が起きたわけですから、たくさんの基地局を設置すれば、当然、干渉の問題も同時に発生しやすくなります。たとえば、最近、超小型基地局のフェムトセルが注目を集めていますが、本来の基地局によって構成されるマクロセルと矛盾することなく、安定して動かすためのソリューションは、まだなかなかいいものが登場していません。こうした現在の無線通信が抱えるジレンマを解消するための技術が次世代の通信技術のカギを握っているのではないかと考え、クアルコムはその開発に注力しています。まだ、これがどういう技術で、どんな形で提供できるのかはお話しできる段階にありませんが、こういった取り組みを続けることで、我々の会社の存在意義を維持でき、ユーザーのみなさんの豊かなモバイルライフ、ユビキタス社会の実現に貢献できると考えています。

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法林 - それは非常に楽しみですね。最後に、日本のケータイ市場について、一言、お願いします。

山田 - クアルコムは技術を開発し、提供する会社として、世界中で仕事をしています。ただ、こういった会社は、本当に必要としてくれるであろう技術をタイムリーに開発できなければ、あっという間に存在価値が認められなくなってしまいます。決して、長期的に安泰な事業を展開できているとは考えていません。
日本のケータイ市場はクアルコムが半歩先、一歩先に何をしなければならないのかをリアルに感じさせてくれますし、非常にやりがいもあり、とても勉強になる市場です。たとえば、フェムトセルと携帯電話のネットワークの干渉という問題もおそらく日本市場が世界に先駆けて、直面するものでしょうし、MediaFLO の新しい使い方についても日本が世界に実例を示すことができるのではないかと考えています。日本のユーザーはサービスに対する要求が非常に高いと言われていますが、この市場の高度な要求に応えていくことは、世界市場を戦っていく上でも非常に有効です。私たちはこれからも日本のみなさんのお役に立てるように、新しい技術を積極的に提供していきたいと思います。

法林 - 今日はありがとうございました。

法林岳之法林岳之
1963年神奈川県出身。携帯電話をはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。「できるWindows Vista」「できるポケット LISMOですぐに音楽が楽しめる本」(インプレスジャパン)、「お父さんのための携帯電話ABC」(NHK出版)など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。asahi.comでも連載執筆中

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