最強に強まった「PND」が、いま再誕!! パイオニア カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20

オイシイところ取りのエアーナビに新機種登場!!

カロッツェリア「エアーナビ」昨年発売されたエアーナビ「AVIC-T10」。グッとくる基本スペックに通信機能を併せ持ったPNDだ

 以前からチョー注目していたカロッツェリア「エアーナビ」。去年発売になったAVIC-T10だが、ちょいと使ってみたら実にイイ感じだったのだ。

 エアーナビはいわゆる「PND」。クルマへの取り付け工事がほぼ不要(ダッシュボード上などに固定してシガーライターソケットから電源を取るだけ)で使えるし、カーナビ売り場に行くとPNDコーナーが盛況だが、あれらの仲間ですな。……でも、実際に使ってみると、ほかのPNDとは大きく違う使用感・性能を持つ。いやマジで。言わずと知れたカロッツェリアの名を冠するだけあって、一線を画する感じ。

 てのはまず、画面が大きく地図などの視認性が非常に高いこと。5.8型モニターはPNDとしては間違いなく最大級のWVGA(800×480ドット)の解像度なのだ。それからジャイロセンサーと加速度センサーによる高い自車位置精度。タッチパネルのインターフェースも使いやすく、初心者でもサクッと使いこなせる平易さも大きな魅力。PNDという言葉から思わず連想しちゃうショボさがナイのである。

スカイビューなんといっても圧倒されるWVGA(800×480)表示の高精細液晶ディスプレイ! フォントも読みやすく、奥行きのある「スカイビュー」表示もこの迫力 ジャイロセンサージャイロセンサーと加速度センサーを内蔵。GPS電波の届かない場所や、高速道路出口などの極端にくねった道路でも、自車位置を追尾できる

カロッツェリア「エアーナビ」「スマートループ」は、走行中の他の「カロッツェリア」からの情報をも取得。VICSでフォローできないような道路の渋滞情報がリアルタイムで配信される! エアーナビの通信機能の真骨頂といえよう(上の画像の黄色い矢印部分がスマートループ経由で取得した渋滞情報)

 これに加え、通信機能による“情報力”がイカシ過ぎ。例えば、カロッツェリアの十八番である情報共有システム「スマートループ」のコンセプトをガッチリ受け継いでいるので、VICS情報による渋滞情報表示に加え、そのカバーエリア以外の渋滞情報も通信経由で常に得られる。都会でも郊外でも渋滞を避けたスムーズなドライブが可能なのだ。また、ナビポータルという情報サービスにより、現在位置周辺のオススメ情報(グルメ、ショッピング、レジャーなど)、イベント情報、テレビで話題のスポット、オービスや公開取り締まりといった安全情報、それにもちろん天気予報まで即座に得られる。

 エアーナビって、実はクルマのなかで即役立つリアルタイム性の高い情報端末でもあるのだ。こーゆー機能、それから使い勝手を持つPNDはほかにナイ。てか、トータルの機能・性能・使用感においては、車内に据え付けるタイプのナビを超えちゃう部分すらある。

さらに良くなってる!ナイスなエアーナビが、アレやコレやの点を改善してさらなるパワーアップを果たした! これはいてもたってもいられないッ! さっそく使ってみるゼ!!

 でもモノとしてはPND。ポータブルなので、複数台のクルマに載せ替えて使うのも容易だ。ACアダプターも同梱されているので、自宅や旅先で車外に持ち出して使うのも現実的。取り付けの簡単さ、ポータビリティ、ナビ情報端末としての性能、オイシイところを全部取り込んだ製品なのである。

 ん〜やっぱ欲しいゼ、エアーナビ !! と思っていたトコロへ新型が。上記のAVIC-T10の後継機種となるAVIC-T20が登場したのだッ!!

早速試用!! ……さらに良くなってる!!

カロッツェリア「エアーナビ」コレが今回発売になった「AVIC-T20」! 見た目的にはン?ちょっと変わったかな?という程度だが、中身はすんごく使いやすくなっているのだ!

 新型エアーナビとなるAVIC-T20、開発中の実機に触れることができたので、早速チョチョッと触ってみた。

 そしてその結論から言えば、今度のエアーナビ AVIC-T20は、一連のPNDの頂点に君臨しまくりなデキと言えよう。いや、旧機種のAVIC-T10もゴージャスなPNDだったが、この旧機種と比べても、新型のAVIC-T20は様々な部分が洗練され、実用性がグッと高くなっているのだ。

 例えば表示。画面は旧機種と同じ5.8型WVGAモニター。パネルサイズ自体は同じなのだが、旧機種と比べると明らかに見やすい。地図の表示色などが全面的に改良され、明るい昼間でも地図などの視認性バッチシ。てか、パッと見、同社のハイエンドカーナビのサイバーナビシリーズのような明瞭な表示で、ちょっとビックリな感じっス。

スマートループ

表示色が見直され、より視認しやすくなった地図表示! おそろしく快適感が増したといえよう

 それから、表示を始めとする“動作レスポンス”もグレードアップ。例えば地図スクロールや拡大・縮小だが、どちらも十分スムーズになりストレスは感じられない。……てか、ぶっちゃけた話、前の機種のAVIC-T10、ビミョーにスクロールや拡大・縮小が遅かったんですな。これが高速化され、気分良く表示を変更できるようになった。

 ほか、細部にわたってもブラッシュアップが施されている。例えばナビポータルをウィジェットで使えること。ナビポータルは、周辺登録スポットとか周辺オススメ情報とか、あるいは天気予報とかガススタ価格情報(←ガソリン価格を表示するというスゴい機能)などを得られる。

 これらの情報、旧機種ではいったんナビポータル画面を呼び出し、そこからアクセスする必要があった。が、新型のAVIC-T20ではナビ画面から即、各種情報を呼び出せる。具体的には、ナビ画面上に3つまでのアイコン(ウィジェット)を置けて、そのアイコン上に常に情報が表示される。例えばガススタ価格情報なら、周辺の最安ガソリン価格がアイコン上に価格表示されるのだ。

ウィジェット地図右下に表示された「ウィジェット」には、周辺おすすめ情報の件数や周辺ガソリンスタンドの平均価格など便利情報を表示! さらに、ウィジェットをタッチするとより詳細な情報を取得できる ガススタウィジェットをタッチすると即、詳細な情報一覧にジャンプ! チョット見たくなったら即ジャンプ! 普通に便利ですな


吸盤地味だが超実用的な改善点が、吸盤の採用! お手軽に取り外しができるし、粘着テープと違ってダッシュボードを汚す心配もナシ

 ほかにもソフトウェア的に様々な機能・性能向上が見られるAVIC-T20なんですけど、驚いたコトに、旧機種AVIC-T10にバージョンアップを施せば、ほとんどの使用感がAVIC-T20と同様になるとのこと!! 旧機種ユーザーのなかには「この部分がもうちょっとこうなれば……」と若干の不満を持っていた人もあるかもしれないが、そーゆー不満もバージョンアップ一発で解消できる可能性が高いってわけだ。

 あとですね、AVIC-T20には取り付け台座として“吸盤”が採用されたんですよ。便利なんですよコレが。従来はダッシュボード上へ固定金具を取り付け、その上にエアーナビをセットしたが、これからは吸盤でペタリ。複数台のクルマでのAVIC-T20シェアリングもより容易に行えるようになった。

 てな感じで、短時間の試用だが、新型エアーナビ AVIC-T20は非常に好感触。これはさらに使い込んでみたいッ!! というコトで、次回は実際にAVIC-T20のナビゲーションであちらこちらへと走り回り、機能や性能の実使用感をお届けしたい!! 乞うご期待!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。
[関連情報]

carrozzeria | カロッツェリア
http://carrozzeria.jp/

[関連記事]

パイオニア、通信対応PND エアーナビ「AVIC-T20」
「ウィジェット機能」で最新情報に簡単アクセス
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090507_168053.html