丁寧に学べるプラクティスで、ひとつひとつのムーブ(振り付け)を覚えよう。右に表示されたフラッシュカードに従って、ダンサーがムーブを実演してくれる
「Dance Central」には、練習モードの「プラクティス」と、実戦モードの「パフォーマンス」、そして他のプレイヤーとスコアが競える「ダンスバトル」の3つのゲームモードがある。また、32曲は全て「イージー」、「ノーマル」、「ハード」の3つのスキルレベルが設定されている。スキルレベルを上げるとムーブ(ダンスアクション)が増える。。また、曲によって0〜6までの難易度が設定されており、高レベルの曲はダンスがより凝ったものになる。
はじめて踊る曲は、まず「プラクティス」モードで練習だ。「プラクティス」では、画面上のダンサーがムーブ(振り付け)を実演してくれるので、それをマネすることでムーブをひとつひとつ習得していく。
「Dance Central」の最大の特徴はこのプラクティスモードにあると言っても過言ではないだろう。あるムーブを重点的に練習したり、すでに習得したムーブは一発成功させることでスキップできたりするので、プレイヤーの習熟度合いに応じて最適な練習を行えるのだ。
基本的には、ダンサーが実演しているときに一緒に踊ることに成功するか、3回ムーブを成功させることで次のムーブ学習へ移っていく。うまくいかないときは、ゆっくりとした動きでじっくりと、何回でも練習できる「スローダウン」モードに移ることができる。右手を振っているとき、左足はどう動いているか、どのくらい足を開くかなど、細かいところをチェックし、真似することで、だれでも凝ったダンスムーブもものにすることができるというわけだ。ほかにも、通常速度で同じムーブを繰り返し練習する「リトライ」もある。
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動きがよくわからないときは「スローモード」でじっくり練習 |
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3回成功すれば次のムーブ練習に移れるが、もっとカンペキにしたい!というときは「リトライ」も可能 |
ダンサーの実演とプレイヤーの動きが一致しないときは、ダンサーの身体の一部分が赤く光って間違った箇所を教えてくれるので、それを意識すれば自分の踊りのクセなどを直していける。
実際に踊る際にはムーブ同士のつながりが重要。ということで、いくつかのムーブを練習すると、練習したところまで通して、一連の動きをまとめた「Recap」(おさらい練習)が行なわれる。ムーブを単体の動きではなく連続した動作の中で覚えると、実戦にも活かしやすいというわけだ。
練習中はトレーナーでもあるダンサーキャラクター達にも注目。日本語吹き替えの外国の通販番組のような"軽さ"とハイテンションなしゃべりでプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれる。上手く踊れれば「ナイスだ!」「スゴイね!」「カンペキ!」などと、ちょっと(?)おおげさにホめてくれるし、イマイチな出来でも励ましてくれる。
練習が終わると、一発合格したムーブ、習得したムーブ、失敗したムーブの数と、Recapの成功率などが表示される。ここではじめから100%の成功率を狙う必要はないのがポイントだ。だいたい8〜9割の成功率なら、いよいよ実践、「パフォーマンスモード」に挑戦してみるのが良いだろう。