驚愕のグラフィックス!
未知の脅威に襲われたニューヨークで繰り広げられる死闘に生き残れ!
超絶グラフィックの最先端FPSがXbox 360で遊べる! FPSシューターは泣いて喜ぶべし
最新のグラフィックエンジンで構築された極限リアリティのニューヨーク
せっかく家庭用のHD機でプレイするのだから、とびきりリッチなグラフィックスを楽しみたい。そんなゲーマーの望みを十二分に叶えてくれるのが、ドイツのゲームスタジオCrytekが開発し、エレクトロニック・アーツから発売されたFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲーム「Crysis 2」だ。
Crytekはもともと主にPCゲームを制作しているスタジオで、家庭用ゲームのリリースはこれが初めて。とはいえ、PCゲーム時代から変わらぬ偏執的なまでのクオリティへのこだわりは「Crysis 2」にも遺憾なく発揮されている。前作「Crysis」はジャングルの中で軍隊やエイリアンと戦うゲームだったが、当時のハイスペックPCでも最高設定のグラフィックスで遊ぶのは難しいというゲーマー泣かせな作品だった。その緻密なグラフィックスと物理演算を駆使したリアルな挙動は、弱小スタジオだったCrytekとゲームに使用されたグラフィックエンジン「CryENGINE」の名前を世界的に有名にした。
今作には最新のグラフィックエンジンCryENGINE 3が使われており、その映像美は圧巻の一言だ。燃え上がるビル、霧に包まれた瓦礫の街、流れる水など、すべてがリアルタイムレンダリングとサラウンドサウンドで実写さながらに描写される。突然目の前のビルが倒れたり、道が倒壊したりとストーリーと共に変化していく街の風景は、単なる背景以上の存在感を見せつけてくれる。グラフィックスの出来がいいゲームは、よく「空気を感じる」と表現されるが、このゲームはさらに匂いや湿度すら感じさせてくれるようだ。
プロのSF作家が手掛ける本格的なサスペンスストーリー
敵は謎のエイリアン、そして「ナノスーツ」を狙う組織「セル」。マンハッタンを舞台に三つどもえのサバイバルが幕を開ける。蔓延する奇病の謎とは? エイリアンの正体は? 「ナノスーツ」とは一体なんなのか? サスペンスフルなストーリーも見所
「Crysis 2」は前作「Crysis」の続編という位置づけだが、前作とのつながりを匂わせつつも独立したストーリーが展開される。シナリオは、英国のSF文学賞であるフィリップ・K・ディック記念賞を受賞した「オルタード・カーボン」などの著作で知られるSF作家、リチャード・モーガンが担当し、本格的なサスペンス仕立てのSFになっている。
舞台となるのは近未来のマンハッタン島。海兵隊員の主人公は、奇病が発生して封鎖されたマンハッタン島に向かう途中、何者かに襲撃されて意識を失う。目が覚めた時には、全身を覆う特殊兵器「ナノスーツ」を身につけ、セルという謎の組織から追われる立場になっていた。物語は自由の女神があるリバティ島の対岸にある公園から始まり、マンハッタン内を移動していくことになる。ウォール街や、タイムズスクエアなどニューヨークの有名なスポットを戦場に、主人公とセルそしてエイリアンが三つどもえの戦いを繰り広げる。
プレイの鍵を握るナノスーツ
託された「ナノスーツ」を身にまとい、主人公は戦場を駆ける。大きな謎をはらむこの兵器を徐々に使いこなしながら先に進んでいくのだ
ゲームプレイとシナリオ、双方に対して重要な役割を果たすのが、プレイヤーが身につける「ナノスーツ」で、これによりプレイヤーは様々な特殊能力を使用できる。その中でも戦略的に重要なのが、一時的に透明になって敵から身を隠す「クロークモード」と、防御性能を上げる「アーマーモード」だ。どちらも非常に便利だがエネルギーを消費するので使いどころが重要になる。
「Crysis 2」ではシーンごとの局面をどう乗り越えていくかはプレーヤーの判断にゆだねられている。正攻法で撃ちあうもよし、「クロークモード」を使って敵に気付かれないよう進むもよし、「アーマーモード」で強行突破するもよし。自分の得意な戦い方で道を切り開いていくのだ。
ほかにもエネルギーを消費するハイジャンプやスーパーキック、アップグレードで使えるようになる新機能もある。また、ナノスーツの「バイザーモード」を使うと、遠くにいる敵の会話を傍受可能。臨場感のある会話から、ストーリーに関わる重要な情報を入手できることもある。ナノスーツがゲーム進行の鍵を握っているのだ。
最大12人で遊べるオンライン対戦モード
ストーリーモードもいいけれど、FPSならやっぱり対人戦が楽しみたい、というユーザーには最大12人が参加できるオンライン対戦モードがオススメだ。ゲームモードの設定により、参加するプレーヤーのランクや条件をカスタマイズすることで、どの実力のプレイヤーも存分に楽しめる。もちろん対人戦でもナノスーツの機能は使用可能。コンピュータ相手では体験できない頭脳戦はマルチプレイならではの楽しみだ。
Crysis 2 -クライシス2-
- メーカー
- エレクトロニック・アーツ株式会社
- 発売日
- 2011年4月1日
- 希望小売価格
- 7,665円(税込)
- Xbox LIVE
- 対応
- プレイ人数
- 1人(オンライン:最大12人)
- CERO年齢区分
- D(17才以上対象)
公式Webページ
(C) 2011 Crytek GmbH. All Rights Reserved. Crysis, Crytek and CryEngine are trademarks of Crytek GmbH. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.