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具体的には、モバイル向けとしてRとTがあり、Rは10.4型液晶搭載のポータビリティ重視マシンで、Tは12.1型液晶搭載のビジネスモバイルマシンとなる。さらに、2スピンドル(つまりHDDに加えて光学ドライブを実装した)ノートとして、12.1型液晶を搭載したオールインワンノートのWと、14.1型液晶を搭載した大画面オールインワンノートのYがある。 のだが、結論から言うと、RでもTでもWでもYでも、どのレッツノートでもモバイル使用が現実的だったりする。例えば旧機種となるが、レッツノートY4の質量は約1530グラム。このテのオールインワンノートとしては世界最軽量だったりした。もちろん、YシリーズよりコンパクトなW、T、Rそれぞれのシリーズはもっと軽い。 また、モバイルに必要な本体剛性もシッカリと持ち合わせている。液晶パネル裏面には、独自のマグネシウム合金製ボンネット構造天板を採用しており、例えば満員電車の中でグイッと押された程度じゃ歪んだりヘコんだり壊れたりしない。どの機種もタフなのだ。 それと、バッテリー持続時間もレッツノートシリーズの大きな特徴と言える。つまりどのモデルもバッテリーがヤケによく持つんですな。具体的にはR4なら約9時間、T4なら約12時間、W4なら約8時間、Y4なら約7時間使える。どの機種も、一日中たっぷりとコキ使える。 旧モデルでもノートPCとして十二分の実用性を備えていたわけだが、しかし!! 新型はさらに磨きがかかった。特にY5が磨かれまくり!! 例えば、最新ハイエンド・レッツノートとなるY5は、旧機種のY4よりもさらに軽い。約1530グラムだった質量が1490グラムになり、片手でツイッと持ち運べる。加えて、バッテリー持続時間が延び、約7時間→約9時間に!! イキナリ2時間延長!! しかもボディ剛性も高まった。Y4は“50kgfの加圧振動試験をクリア”し、その頑丈さが評判となった。が、Y5はこれが“100kgfに耐える”までに進化。もースゲく圧迫に強くなったわけですよ旦那!! 超寿司詰めの満員電車内でもへっちゃらな感じなんですよ奥さん!!
拙者の興味本位で、開発者に対して「どうやって軽くしつつバッテリー持続時間を長くしつつ強靱にもしつつCore Duo搭載にできたんですか」と訊いたら、「ただひたすら……根性です」とのこと。ありとあらゆる省電力化技術の投入はもちろん、液晶パネルやボンネット構造を薄くしたり形状を変えたり、光学ドライブ(のシェルドライブ)として超軽量のものを新開発したり、あるいは細かなパーツの小型化・軽量化をこれでもかーッ!! と積み重ねまくって、Y5が生まれたんだそうだ。 てゅーかフツーに驚きますよY5。Core Duo搭載で1.5キロ切ってて9時間使えて100kgfで2スピンドルで14.1型って。何ソレ、マジすか!? と。他に類を見ない気合大盛りノートPC……もとい、開発者の根性から生まれた怒濤のノートPCだと言える。 ところが!! しかしッ!! Y5にはさらなる“驚異的な性能”があった。何っ!! そこまでヤルのかァっ!! というほどの実用性能が、である。 |
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すなわち、万が一、キーボードにコップ1杯程度の水をこぼしちゃっても、壊れない。ホントにコップの水かけてみたけど、壊れない。何事もなかったように動作し続けた。 例えば喫茶店でちょいとネットに接続するとか、会議中に紙資料を回すとか、小さな子供が周囲でキャーッと騒いでるとか、モバイル時にありがちな光景。そんな光景の中にいつもある不安材料と言えば、作業中にかたわらにおいたコップの水。これがノートPCにパシャッ、なんてかかったら、パソコンお釈迦ですよオシャカ!! 内部に水が侵入してマザーボードごと交換修理っすよ!! 動作中にそーゆー故障したらHDDがクラッシュする可能性も高いんすよ!! ていうか!! 修理代マジでスゲく高いっスよ!!
なーんでソコまでしますか? と訊いてみたところ、実際のところ、けっこーいらっしゃるんだそうだ、レッツノートに水こぼして故障の憂き目に遭った方が。そうなると、前述のとおり、十中八九はマザーボードを始めとする主要回路が破損したりして、修理代金も非常に高額なものとなる。その時、そのトラブった方は、もうヒジョーにガッカリされるそうだ。何しろ愛用のレッツノートを壊しちゃって、HDD内のデータを利用できない以上にHDD自体がヤバかったりして、しかも、と〜ってもお高くつく。 メーカーとして、そういうケースまでも考え、じゃあ万が一の事態に対応できる防滴レッツノートを開発しようということになり、初めてこの“キーボード全面防滴”が搭載されたのがレッツノートY5なのだ。
にしてもレッツノートY5のキーボード全面防滴性能には驚く。とともに、ユーザーにとって非常に有り難い安全性を備えてくれたモンだなぁと思う。ヘビーにモバイルするユーザーにとって、ぜひあって欲しい性能が、このレッツノートY5に実装されている。。 |
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落としちゃって壊しちゃった、あるいはヒビが入った、なんてケースはよくありますな。満員電車でギュウギュウ押されて、ふと気づいたらノートPCの本体接合部が開いた割れたor液晶がイッたってのもよく聞く。コップの水こぼして故障、なんて話も時々。レッツノートY5の場合、これら原因から本体を守る設計・工夫が多々施されている。 例えば落下に関しては、レッツノート全機種で“30センチ非動作落下試験”が行われている。非動作時、30センチの高さから落下させるというもので、これを本体の26面に対して行い、耐衝撃性能へと結びつけている。ホレ、カバンの中にノートPC入れてんの忘れて、不意に地べたや床にカバンをポンと置いちゃうことがあるじゃないスか。そういう場合でもヒヤリとしないで済む。 あるいは圧迫に対するタフさ。2006年夏モデルのレッツノートシリーズは全て“耐100キロ級”のボディを持っている。満員電車の中でも安心であり、うっかりと本体上にドンと紙資料なんか置いちゃった場合でも安心できるというわけだ。こういった“日常に潜む小さな危険”まで考慮して開発されているがレッツノートシリーズなのである。 あ、小さな危険と言えば、HDDクラッシュの原因。ノートPCでHDDクラッシュが起きがちな理由、何だか知ってました? 実は動作中に加わる小さな衝撃がHDDクラッシュの要因なんだそうだ。例えば、ノートPCの電源を入れたまま、ちょいと場所を移動したりノートPCの置き場所を変えたりする。ノートPCを丁寧に扱っているつもりでも、HDDおよびそのヘッドにとっては、大きなストレスとなるケースが多いという。また、そのストレスが何度も続くと、HDD表面に小さな傷ができたりして、最終的にはそれがデータ消失やHDDクラッシュ等のトラブルにつながる。 レッツノートシリーズのY5、W5、T5では“10センチ動作落下試験”が行われており、また、全レッツノートシリーズに内蔵されるHDDは衝撃吸収材で保護されている。ので、上記のような“HDDに対する度重なるストレス”に対し、やはりタフにできているのだ。 一方、データ的なセキュリティに関してもタフなレッツノートシリーズ。セキュリティチップにより、HDDに書き込まれる暗号化データと暗号鍵を個別にできるので、例えばレッツノートを盗まれてHDDを解析されるようなコトがあってもHDD内のデータ盗用は困難だ。あるいはパスワードやSDメモリーカードによるセキュリティ───起動制御やポート・スロット類の有効・無効を設定できるので、情報漏洩やレッツノート自体の無断利用や悪用を強固に防ぐことができる。 それとですね、新しく搭載された“バッテリーの超寿命化技術”がちょいとイケてます。これ、エコノミーモードと言って、バッテリー充電時に容量の80パーセントまでしか充電しないというもの。バッテリーは満充電にする時に“傷む”のだそうで、敢えて満充電にしないことで、バッテリー寿命を従来の約1.5倍に延ばしているという。 ってコトはですよ、例えばバッテリーの買い換えを3年間に2本してたとして、これが3年間に1本で済むわけですな。バッテリーってけっこー高いスからねえ……懐に優しい技術ですなコレ。それに、レッツノートY5の場合、バッテリー持続時間が9時間もあるので、その80パーセントと言っても7時間以上使える。エコノミーモードにしても十分長時間使えるのである。
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★1 防滴範囲はキーボード全面(側面、バッテリー部、スピーカー部、DVDドライブが開いた状態は対象外)。本製品の防滴性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。予めご了承ください。水をこぼしたら、必ず点検(有償)に出してください。 ★2 天面と底面全体に均等に980N{100kgf}で圧迫した状態で振動を加える加圧振動試験を実施。松下電器株式会社技術実験室にて、非動作時。本製品の頑丈性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。 |
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■関連リンク ・パナソニック パソコン総合 http://panasonic.biz/pc/top/ ・マイレッツ倶楽部(ダイレクト販売) http://www.mylets.jp/ ・レッツノート10周年記念キャンペーン http://panasonic.jp/pc/10/ |
■関連情報 ・松下、「Let'snote」新製品発表会 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0425/pana3.htm ・松下、1.5kgを切る14型SXGA+液晶ノート「Let'snote Y5」 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0425/pana1.htm ・松下、Core Solo U1300搭載「Let'snote W5/T5/R5」 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0425/pana2.htm |