1996年に初代の「AL-N1」が登場して以来、モバイルノートの牽引車的存在を確立してきたLet'snoteが、ついに記念すべき10周年を迎えた。毎年より軽く、より長く、よりタフに進化してきたわけだが、Let'snote 2006年夏モデルの共通進化ポイントは、まず全モデルがインテル® Core™プロセッサーで構成される新Centrinoを採用したことにある。高効率液晶と最新技術の高容量バッテリー、さらに各所での省電力により、大幅な駆動時間向上を実現。またバッテリーを「エコノミーモード」にするとバッテリー容量が約80%となり、バッテリーにかかる充電時の負担が軽減され、バッテリー寿命を約1.5倍に延ばせるとのことだ。ノートパソコンのバッテリーはけっこう高価なので、これはうれしいポイントだ。 耐久性としては、全モデルが耐100kg級タフボディを実現。LCD保護のための天板の「ボンネット構造」や、圧迫から回路基板を守る「フローティング構造」などで、満員電車を想定した 100kgf で圧迫した状態で振動が加わる加圧振動試験をクリア。 また、非動作時、26面の30cm落下試験を実施。Y5、W5、T5の3モデルは動作時の底面10cm落下試験も実施し、動作中に机に置いた際に発生する振動によるダメージからハードディスクを保護する構造を採用している。 セキュリティー機能も強化され、セキュリティーに関する設定項目を一括して管理できるオリジナルユーティリティーがインストールされ、重要項目をもれなく設定できる。またポートやスロットをBIOSで有効/無効の切り替えが可能。無断でネットワークに接続されたりメディアを挿入されても内部のデータを持ち出される心配はない。 機能強化と堅牢性を向上させつつも、全モデルでさらなる軽量化を達成。Let'snoteが誇る「軽量・長時間・タフ」すべての条件において進化したのは、驚くほかない。それではそれぞれの機種について見ていこう。 |
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インテル® Core™ Duo プロセッサー 低電圧版 L2300 (2MB L2キャッシュ、1.50GHz、667MHz FSB)を搭載し、高パフォーマンスと省電力を同時に実現。高解像度・大画面の14.1型SXGA+液晶を採用し、XGA液晶の約2倍の表示面積を確保しながら、同等クラスの他社製品より約25%も軽量の約1,490gを実現。同サイズの液晶画面を採用している光学ドライブ内蔵ノートPCでは世界最軽量※だ。軽量化に貢献する「シェルドライブ」を採用。ドライブ部分だけで約59.5gと驚異的な軽さだ。Y4のドライブが約99gだったので、約40%もの軽量化を実現している。前モデルY4からの変更で、バッテリー部分の突起がなくなり、より薄くフラットな本体形状となった。 さらにY4では標準バッテリーで約7時間だった駆動時間が、約9時間に大幅進化を遂げた。これなら平日の勤務中にバッテリーだけで動作させても大丈夫だろう。 そしてY5の特筆すべき特長は、キーボード全面防滴の実現だ。動作中にキーボードやパッド部分にコップ1杯分の水をこぼしても、ハードディスクや回路基板に水分が侵入しない止水構造と排水経路の確保(ウォータースルー構造)によって、さらなる安心をユーザーに与えてくれる。保証はされず、点検にだすことにはなるものの心強い。 オプションでミニポートリプリケーターが用意され、デスクに戻ったときに周辺機器の接続が一括で可能。最大でUSB×4、VGA、LAN、ACアダプターを接続でき、これらとY5本体の着脱がコネクターひとつで可能になっている。 ※光学式ドライブ内蔵、14.1型液晶ノートPCにおいて。2006年4月25日現在。
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スーパーマルチドライブを搭載しながらも、約1,199gの同等クラス世界最軽量を今回のモデルチェンジでも継承。CPUはインテル® Core™ Solo プロセッサー 超低電圧版 U1300(2MB L2キャッシュ、1.06GHz、533MHz FSB)を搭載し、処理能力がパワーアップした。光学ドライブは、Y5と同様、パナソニック独自の「シェルドライブ」を採用。カバー部が上に開くのでディスクの出し入れが場所をとらずコンパクトに行える。 バッテリーでの駆動時間は約12時間で、前モデルW4の約8時間から、なんと4時間も延長された。スーパーマルチドライブを備えてこの長時間駆動なら、まさに万能モバイルノートといえるだろう。 ※光学式ドライブ内蔵、12.1型液晶ノートPCにおいて。2006年4月25日現在。
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Let'snote 2006年夏モデルのなかで、約15時間というバッテリーでの最長駆動時間を誇るのが、インテル® Core™ Solo プロセッサー 超低電圧版 U1300(2MB L2キャッシュ、1.06GHz、533MHz FSB)搭載のT5だ。半日以上もの長時間をバッテリーだけで使えるノートパソコンはこれだけだ。前モデルであるT4ですでに約12時間駆動を達成していたが、T5では3時間も延長されて、文句なしの業界ナンバーワン。 さらにオプションの軽量バッテリーを装着すると約1,040gとなり、標準バッテリー装着時の約1,260gから大幅軽量化となる。軽量バッテリーでの駆動時間は約6.5時間となるが、軽量性重視と使いかたも選べるのがT5の魅力だ。 ※本体同梱のバッテリーで、12.1型液晶ノートPCにおいて。2006年4月25日現在。
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軽さ約999g、耐100kg級を前モデルから継承しながら、長時間を大きく向上させたのがR5だ。インテル® Core™ Solo プロセッサー 超低電圧版 U1300(2MB L2キャッシュ、1.06GHz、533MHz FSB)を搭載し、処理能力がアップ。B5サイズというコンパクトボディながら、オフィスや外出先で外部ディスプレイやプロジェクターに接続できるD-SUB 15ピンコネクターを装備し、モバイルとデスクでの使い分けも容易だ。 バッテリーだけで約11時間駆動が可能になり、前モデルR4の約9時間から2時間も延長された。同等クラスでは業界ナンバーワンの長時間駆動となり、出張での移動中も安心だ。 ※本体同梱のバッテリーで、10.4型液晶ノートPCにおいて。2006年4月25日現在。
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このように、今回登場の4モデルとも、より軽く、より長く、よりタフに進化している。この3条件がそろっていなければ、Let'snoteとはいえない。そしてもちろん期待を裏切らずに、すべての点で、よりLet'snoteらしい姿で現れた。モバイルは、やっぱりLet'snoteしかない。 |
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★1 天面と底面全体に均等に980N{100kgf}で圧迫した状態で振動を加える加圧振動試験を実施。松下電器株式会社技術実験室にて、非動作時。本製品の頑丈性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。
★2 CF-Y5シリーズのみ。防滴範囲はキーボード全面。側面、バッテリー部、DVDドライブが開いた状態、スピーカー部は対象外。本製品の防滴性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。 |
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