「内政」、「武将育成」、「同盟」と準備に準備を重ねてきた結果を披露する晴れ舞台が「合戦」だ。腕が鳴る!…が、はじめてだと意外に何をしていいのか迷うかもしれない。
合戦はプレーヤーの投票によるマッチングで行なう。投票の手順は、まずその国の同盟の「盟主」が攻め込みたい相手国に宣戦布告を行なう。宣戦布告は複数の相手に対して可能で、その宣戦布告に対して攻撃側、防御側のプレーヤーがそれぞれ自分の意見を投票する。双方から50票の票が集まれば合戦が成立して、合戦準備期間に移行する。
例えば毛利家が大友家に対して宣戦布告し、双方のプレーヤーから票が集まれば毛利家が攻撃側、大友家が防御側の合戦が発生する。合戦準備期間に入ると、攻撃側は戦場となる防御国の国境周辺に拠点となる「出城」を築いて武将を移動させる。防御側は陣を張って攻撃に備える。
準備期間は、投票が成立した時から翌日の10時までで、そこから2日間の合戦が始まる。ただし深夜2時から翌日10時までは「休戦期間」となり、攻撃ができなくなる。セットしてある進軍もキャンセルされる。
準備期間が終わると、いよいよ合戦だ。相手の拠点を陥落させたり、相手の兵士を倒すことで「戦功」が貯まる。攻撃側と防御側、それぞれに所属する各プレイヤーたちの「戦功」の合計値が高い陣営が、合戦の勝者となる。
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合戦投票では、大名家どうしが対戦相手をマッチングする |
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大名家に所属するプレイヤーが一致団結し、いざ合戦! |
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合戦に勝利するためには戦功がたくさん要るし、もし勝てなくても、戦功をたくさん稼いだプレイヤーには合戦後にご褒美も用意されている。というわけで、合戦期間中には少しでも多くの「戦功」をあげることが目的になる。
桃色で表示された相手国の陣や城を攻撃するのだ!
戦功を稼ぐ方法はいくつかあるが、比較的簡単なのは、近くの空き地に向けて「攻撃」し、マップ上に「領地」を獲得することだ。合戦中に空き地を攻撃すれば、自動的に「名声」が1消費され、そこが自分の領地となる。その領地の資源は、合戦中に限り、資源生産にボーナスされる。
もっとも大きな戦功を稼ぎやすいのは、なんといっても敵の「拠点」(出城や陣)を攻撃することだろう。自分の部隊が出陣する拠点(本領や所領、出城や陣)から相手の拠点までの距離が遠い場合は、中間地点に「陣」を築くことで、攻撃の拠点とすることができる。
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「戦功」を稼ぐには、とにかく攻撃。敵拠点(出城/本領/砦/村落)は、陥落させると拠点の人口数に応じた戦功が手に入る。陣は50、領地は10、それぞれ固定の戦功を稼ぐことができる。また、空き地を「攻撃」、ないし「陣張り攻撃」することで、「領地」「陣」を作成することができる。この場合もそれぞれ10と50の固定で戦功がもらえる。ほかにも、攻撃時/防衛時に敵兵を倒した数に応じても戦功が手に入る |
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敵が自軍の拠点や領地に対して攻撃行動に出た場合、画面右下に「敵襲!」の表示が出る。運良く目にできれば敵襲に備えて防備を固められるが、気づいたときにはすでに後の祭り、という場面も少なくない
合戦終了後には、稼いだ戦功数に応じた報償が得られる
敵プレーヤーの拠点を攻める時には何人かで協力したほうがいい。「いざ合戦」と意気込んで全兵力を投入してみたものの、敵の陣には加勢も合わせて5部隊が駐屯して返り討ちにされた、などということもあった。しかも、敵の拠点を陥落させるには、駐屯している部隊を全滅させた後、拠点の耐久力を0にしなくてはならない。1人でやるには少々荷が重い話だ。ここでも「同盟」の結束が生きてくるわけだ。
合戦期間中に一度は経験することになると思うが、仕事が終わって家に戻ってみると拠点が攻撃され陥落済みになっていることがある。散々に叩きのめされて部隊も壊滅していて、とてもがっかりする光景だ。地図を見ると周りは敵陣だらけになっていたりする。内政画面で「復活する」を押せば戦線復帰することもできるのだが、下手に復活してもまたすぐに壊滅しかねない。
そんな時には、あえて「復活」せずにいるのも手だ。その状態でも内政や秘境探索は行えるので、次回の合戦に向けて内政や武将育成に力を入れておけばいい。
合戦開始から3日目の午後2時で合戦は終わり、3日間の非合戦期間に入る。この期間には新たに宣戦布告したり、されたりといったこともないので、まったりと合戦の疲れを癒したり、次の相手や作戦を同盟内で話し合ったりする期間になる。
ちなみに、合戦が終わると、稼いだ戦功に応じて、殿様からご褒美がもらえることがある。勝った陣営なら、レアな武将カードが手に入る「火」「炎」の戦国くじを引くためのチケットがもらえたりする。敗者の側でも、戦功を稼げば銅貨が手に入るので、それを手に、次回合戦でのリベンジを心に誓うべし。
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