HP Pavilion Notebook PC dm3a
ここ数年、5万円で買えるような、ネットブックに代表される低価格モバイルPCの市場が大きく広がったが、その多くは、利用時に妥協しなければならない部分が存在する製品ばかりだ。例えば、CPUの処理能力が低く、多くのアプリケーションが快適に利用できなかったり、液晶ディスプレイの表示解像度が低く、Webアクセスもままならない、グラフィック機能が弱く、動画をスムーズに再生できない、といったようなものだ。
しかし、「HP Pavilion Notebook PC dm3a」(以下、dm3a)では、CPUおよびチップセットとして、AMDが用意する超薄型ノートPC向けプラットフォーム「Congo」を採用することで、そういった低価格モバイルPCの問題点の多くが解消されている。
Congoは、「Athlon Neo X2 L335」または「Turion Neo X2 L625」という低消費電力デュアルコアCPUに、高性能グラフィック機能が統合されたチップセット「AMD M780G」を組み合わせたプラットフォームで、低価格ながら、優れたパフォーマンスを発揮するとともに、長時間のバッテリ駆動を実現する低消費電力が大きな特徴となっている。
まず、CPUにデュアルコアCPUが採用されていることで、アプリケーション利用時のもたつきが大幅に解消されている。例えば、あるアプリケーションが少々時間のかかる処理を行っている間に、メーラーを起動してメールをチェックしたり、Webブラウザを起動してWebアクセスを行うというように、複数のアプリケーションを同時に利用する場合でも、デュアルコアCPUなら2個内蔵されるCPUコアが複数のアプリケーションを個別に処理できるため、もたつきを感じることなく快適に利用できる。
dm3aに採用されている「Athlon Neo X2 L335」および「Turion Neo X2 L625」は、双方とも動作クロックが1.60GHzで、CPUコア単体の処理能力は、このクラスのノートPCに採用されるCPUの中で特に飛び抜けているわけではない。しかし、2個のCPUコアが内蔵されていることで、シングルコアCPUとは比較にならない快適さが実現されているのだ。
統合グラフィック機能に「Mobility Radeon HD 3200」が搭載された、「AMD M780G」チップセットを採用
動画再生支援機能が搭載されているので、HD動画ファイルの再生もスムーズに行える
また、デュアルコアCPUの採用以上に注目なのが、チップセットの「AMD M780G」だ。AMD M780Gは、このクラスのノートPCで採用される他のチップセットと同様、グラフィック機能が統合されたチップセットだが、その統合されているグラフィック機能に大きな特徴がある。AMD M780Gの統合グラフィック機能は「Mobility Radeon HD 3200」というもので、DirectX 10準拠の優れた3D描画機能を持つとともに、MPEG2/MPEG4 AVC(H.264)/VC-1/WMV形式のHD動画をスムーズに再生できる動画再生支援機能「Avivo HD」が搭載されている。
一般的な低価格モバイルPCでは、3D描画能力が非常に弱いだけでなく、動画再生支援機能も搭載されないことが多く、3Dゲームのプレイはもとより、HD動画の再生すらまともに行えないことが多い。しかし、dm3aは、AMD M780G採用により、HDクオリティの動画も余裕で再生可能となっている。加えて、標準でHDMI出力が用意されており、大型テレビなどに接続すれば、フルHD動画もクオリティを損なうことなく楽しめる。
実際に、WMV9形式やMPEG4 AVC形式のHD動画ファイル(解像度は1,920×1080ドット、1,280×720ドットなど)を再生させてみたところ、どれも全くコマ落ちすることなく再生できた。さらに、手持ちの外付けブルーレイドライブを接続してブルーレイディスクの再生を試してみたところ、こちらも全く問題なく再生できた。ちなみに、ブルーレイディスク再生時のCPU使用率は30〜40%ほどで推移していたことからも、余裕を持って再生できていることがわかる。現在では、コンパクトデジタルカメラでもHD動画の撮影機能がほぼ標準搭載されるようになってきており、HD動画に触れる機会も増えている。そういった意味でも、dm3aのスムーズなHD動画再生能力は大きな魅力となるはずだ。
ところで、YouTubeなどに掲載されているHDクオリティのWeb動画については、FlashPlayerがまだ正式に動画再生支援機能をサポートしていないため、スムーズな再生は難しい。しかし、次期FlashPlayerでは動画再生支援機能がサポートされるとともに、AMD M780G内蔵のMobility Radeon HD 3200も動画再生支援機能の動作対象に含まれている。そのため、将来的にはYouTubeなどのWeb動画についても、HDクオリティでスムーズに再生できる可能性が高いと考えていい。
また、3D描画能力に関しては、本格的な最新3Dゲームこそ厳しいものの、軽めの3Dゲームであれば十分に楽しめる。後半のベンチマークテストの結果を見てもらうとよくわかると思うが、オンラインRPGとして根強い人気を誇る「ファイナルファンタジーXI」も、解像度を抑えれば十分快適にプレイできる。もともと、このクラスのモバイルPCでは、ゲームを快適にプレイするということはほとんど想定されていないが、dm3aであれば、息抜き程度に3Dゲームを楽しむといったことも十分に守備範囲となるわけだ。
1,366×768ドット表示の13.3型ワイドHDウルトラクリアビュー・ディスプレイを搭載
dm3aには、1,366×768ドット表示に対応する、13.3型のワイドHDウルトラクリアビュー・ディスプレイが搭載される。低価格モバイルPCでは、より小型で表示解像度の低い液晶ディスプレイを搭載する例も多く、Webアクセス時はもちろん、表計算ソフトやワープロソフトなどのビジネス系アプリケーションを利用する場合でも、表示領域の狭さが使い勝手の悪さにつながっている。しかし、dm3aの液晶なら、1,366×768ドットと高解像度表示となっているために、ビジネス系アプリケーションも快適に利用できるし、Webブラウザでお気に入りペインを表示させた状態でも、ほとんど全てのWebページを余裕を持って表示できる。しかも、液晶パネルのサイズが大きいため、アイコンの文字などの視認性も申し分ない。
もちろん、表示品質も優れている。パネル表面は光沢処理が施されているため、若干外光の映り込みが気になるものの、発色は非常に鮮やかで、デジタルカメラで撮影した映像や動画なども美しく表示できる。
また、液晶はアスペクト比が16:9となっており、HD動画との相性が非常に良い。しかも、先ほど紹介したように、HD動画の再生能力にも優れる。加えてdm3aは、名門オーディオブランドである「ALTEC LANSING」ブランドのステレオスピーカーを搭載するとともに、米国SRS Labs, Inc開発の音響改善テクノロジー「SRS WOW HD」が搭載され、AV性能重視のノートPCに匹敵するサウンド再生能力をあわせ持つ。こういった点も、他の低価格モバイルPCにはないdm3aの魅力である。
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本体前面に「ALTEC LANSING」ブランドのステレオスピーカーを搭載。他の低価格モバイルPCにはない高いサウンド再生能力を持つ
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付属のサウンドユーティリティ。音に広がりを与えたり、低音やボーカルを聴こえやすくしたりするSRS Premium Sound技術を搭載するほか、イコライザも細かく調整できる
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dm3aは、スペック面だけでなくボディデザインやボディ素材にもこだわっている。
低価格モバイルPCの多くは、価格を抑えるために、ボディ素材としてプラスチックを採用する例がほとんどだ。それに対しdm3aでは、天板とパームレストにアルミニウム、ボディにマグネシウム合金と、金属素材を惜しげなく採用。また、天板とパームレストはアルマイト処理とヘアライン加工が施され、シンプルながら高級感を感じさせるデザインとなっている。見た目には、これが10万円を大きく下回る低価格で手に入るノートPCとはとても思えないほどだ。
ボディサイズは、幅326mm×奥行き230mm×高さ24〜31mm。13.3型液晶を搭載しているため、フットプリントはA4サイズの雑誌よりもひとまわり大きいが、高さが24〜31mmと薄く仕上げられていることもあり、それほど大きいという感じはしない。また、これだけ薄いボディでも、剛性の高いアルミニウムとマグネシウム合金が採用されていることで、本体の隅を持って持ち上げても、しなりやたわみを感じることはなく、堅牢性にも優れている。しかも、内蔵の3Dモーションセンサーが本体の落下などを検知すると、衝撃が加わる前にHDDのヘッドを待避させ、保存データを保護する「HPプロテクトスマート・テクノロジー (HP 3D DriveGuard) 」も標準搭載。落下などの危険が常に付きまとうモバイルPCでは、HDDの保護機構は欠かせないものであり、こういった部分も手を抜かず、しっかり搭載されている点は、ユーザーにとって嬉しい配慮だ。
本体側面のポート類は、左側面に100BASE-TX対応有線LAN、アナログRGB出力、HDMI出力、USB 2.0×2、5in1メディアスロット、ヘッドホン・マイク端子、右側面にUSB 2.0×2を用意。特に、本体左右にUSB 2.0が2ポートずつ用意されていることで、外部周辺機器の使い勝手も優れる。
キーボードは、キーが独立したアイソレーションキーボードを採用。ファンクションキーがFnキーと併用になっている点は好き嫌いがあると思うが、キーピッチは19mm×19mmの正方キーと余裕があり、適度なクリック感も相まって、快適なタイピングが可能だ。また、ポインティングデバイスのタッチパッドは、指を2本利用したスクロール、拡大・縮小、回転といったジェスチャー機能をサポートしており、こちらも軽快な操作が可能。また、HPのノートPCでおなじみの、タッチパッドの動作をON/OFFするスイッチも搭載されており、マウス接続時の誤動作を防ぐように配慮されている点も嬉しい。
本体重量は、約1.9kg。モバイルPCとしては少々重いと感じるかもしれないが、薄さと軽量さ、堅牢性全てを兼ね備えるボディを実現するには多くのコストがかかるものだ。そう考えると、やや重くとも、これだけ薄く堅牢性が高く、しかもデザイン性にも優れるボディを実現しながら、圧倒的な低価格を実現しているという点は、大いに評価するべきだろう。
CPUに「Turion Neo X2 L625」を選択した場合、外部GPUが「Mobility Radeon HD 4330」となる。描画能力が向上するとともに、「ATI PowerXpress テクノロジ」を搭載する
dm3aは、直販サイト「HP Directplus」専用のカスタマイズモデルであり、その名の通り、基本スペックは購入時にユーザーが自由に変更できる。
まず、CPUは「Athlon Neo X2 L335」または「Turion Neo X2 L625」の2種類から選択可能。双方とも動作クロックが1.60GHzのデュアルコアCPUだが、Turion Neo X2 L625はL2キャッシュ容量が1MBとAthlon Neo X2 L335の2倍搭載されており、パフォーマンスに優れる。しかも、Turion Neo X2 L625選択時には、外部GPUである「Mobility Radeon HD 4330」も同時に搭載されるため、描画能力もさらに向上することになる。さらに、「Turion Neo X2 L625」+「Mobility Radeon HD 4330」選択時の特権として、「ATI PowerXpress テクノロジ」を搭載することがあげられる。これは、電源を切ることなく使用用途に応じて外部GPUと内蔵GPUを切り替えることができるもので、行う作業によって利用するグラフィックスを効率的に利用できる。もし、パフォーマンスを優先するようならば、Turion Neo X2 L625の選択がおすすめだ。
メインメモリはPC2-6400 DDR2 SDRAM対応で、2GBまたは4GBからの選択となる。こちらも、パフォーマンス優先なら4GBの搭載がおすすめ。
ストレージは、容量250GBのHDDまたは容量128GBのSSDが選択可能。容量重視であればHDDだが、アクセス速度が非常に高速なSSDを搭載すれば、OSやアプリケーションの起動はもちろん、ストレージアクセスを伴う作業全てが高速化されるため、体感の快適度が大幅に向上する。実は、パフォーマンスを優先するなら、SSDを搭載するというのが最も高い効果を得る選択肢なのだ。また、高速なSSDは比較的高価なのだが、dm3aではHDDにかわりSSDを選択しても、わずか10,500円のプラスにしかならない。価格的にも、SSDの搭載は大いにおすすめとなる。
その他のカスタマイズ選択肢は、Bluetooth 2.1+EDRやOffice 2007などが用意されており、詳しくはこちらのページを見てもらいたい。ちなみに、IEEE 802.11b/g/n対応無線LANやVGA解像度のWebカメラなどは標準搭載となる。
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HDDベイカバーを開けたところ。今回試用したモデルにはHDDが搭載されていたが、+10,500円でSSDも選択できる
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液晶上部に搭載されるWebカメラは、標準搭載となる
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では、ベンチマークテストからdm3aのパフォーマンスをチェックしていこう。今回利用したベンチマークソフトは、Futuremarkの「PCMark05 Build 1.2.0 1901」、「3DMark03 Build 3.6.0」、「3DMark06 Build 1.1.0 1901」、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3」の4種類だ。また、比較用として、CPUにデュアルコアCPUであるCeleron SU2300を搭載する低価格モバイルPCと、シングルコアCPUであるCeleron 743を搭載する低価格モバイルPCでの結果も掲載してある。ちなみに、今回利用した試用機のスペックは、下にまとめたとおりで、カスタマイズの最小構成相当であった。
試用機のスペック
CPU |
Athlon Neo X2 L335 |
メインメモリ |
PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB(2GB×1) |
グラフィック機能 |
Windows 7® Home Premium
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ストレージ |
250GB HDD
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OS
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Windows 7® Home Premium
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HP dm3a(メモリ2GB) |
HP dm3a(メモリ4GB) |
Celeron搭載サンプル機 (1) |
Celeron搭載サンプル機 (2) |
CPU |
Atlon Neo X2 L335(1.6GHz) |
Atlon Neo X2 L335(1.6GHz) |
Celeron SU2300(1.20GHz) |
Celeron 743(1.30GHz) |
チップセット |
AMD M780G |
AMD M780G |
Intel GS45 Express |
Intel GS45 Express |
ビデオチップ |
Radeon HD 3200 |
Radeon HD 3200 |
GMA 4500MHD |
GMA 4500MHD |
メモリ |
PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB |
PC2-6400 DDR2 SDRAM 4GB |
PC2-6400 DDR2 SDRAM 4GB |
PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB |
OS |
Windows 7® Home Premium |
Windows 7® Home Premium |
Windows 7® Home Premium |
Windows 7® Home Premium |
PCMark05 Build 1.2.0 |
PCMark Score |
2866 |
2912 |
2826 |
2002 |
CPU Score |
3073 |
3139 |
2966 |
2150 |
Memory Score |
2681 |
2781 |
3066 |
3113 |
Graphics Score |
1358 |
1397 |
1397 |
1151 |
HDD Score |
5428 |
5262 |
5200 |
4269 |
3DMark03 Build 3.6.0 |
3DMark Score |
2470 |
2548 |
2048 |
1740 |
CPU Score |
646 |
692 |
495 |
434 |
3DMark06 Build 1.1.0 0906a |
3DMark Score |
1110 |
1127 |
N/A |
N/A |
SM2.0 Score |
359 |
365 |
N/A |
N/A |
HDR/SM3.0 Score |
443 |
450 |
N/A |
N/A |
CPU Score |
1136 |
1135 |
N/A |
N/A |
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 |
Low |
3999 |
4120 |
1995 |
N/A |
High |
2192 |
2269 |
1367 |
N/A |
メモリスロットカバーを開けたところ。4GB搭載すると、パフォーマンスが向上するので、コストが許すならば購入時に4GBを選択するのもおすすめ
Windows 7の省電力設定に加え、グラフィックの設定で電力消費量を調整する「ATI PowerPlay」も用意されている
まず、CPUの処理能力は、シングルコアCPUであるCeleron 743に大きく勝っているのはもちろん、デュアルコアCPUであるCeleron SU2300に対しても上回る結果が得られている。AMD製CPUを搭載する低価格モバイルPCは、2009年後半から登場し始めたばかりであるが、競合製品に対して十分な競争力を備えていることが、この結果からもわかると思う。
そして注目したいのが、描画能力だ。特に、3D描画能力は競合製品を大きく凌駕しており、なかなかの好スコアが得られている。最新の3Dゲームを快適にプレイできるほどではないものの、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3の結果を見ても、比較的動作の軽い3Dゲームなら、ほぼ問題なくプレイできるだけのパフォーマンスが備わっていると考えていい。加えて、冒頭でも紹介しているように、HD動画の再生支援機能が備わっており、ブルーレイディスク相当のHD動画も余裕で再生できるという点は非常に大きな魅力だ。
ちなみに、今回の試用機は、メインメモリとして2GBのモジュールが1枚のみ搭載されており、メモリはシングルチャネル動作となっていた。それに対し、メインメモリを増強し、4GBにした場合には、2GBモジュールが2枚搭載され、メモリがデュアルチャネル動作となるため、システム全体のパフォーマンスが引きあげられるはず。そこで、実際にメインメモリ容量を4GBに増設して同様のベンチマークテストを行ってみたところ、2GB時に比べ結果が向上することを確認した。この結果からも、コストが許す限り、メインメモリは当初から4GB搭載することがおすすめだ。
次にバッテリ駆動時間のチェックだ。こちらは、Windows 7の省電力設定を「省電力」に、バックライト輝度を40%に設定するとともに、無線LANをオンにした状態で、BBenchを利用してキー入力とWeb巡回にチェックを入れて計測した。結果は、約5時間15分と、公称値とほぼ同等の駆動時間が確認された。これだけ長時間の駆動が可能なら、モバイルPCとして不満を感じることはないはずだ。
dm3aは、デュアルコアCPU搭載による快適な動作環境、3DゲームのプレイやHD動画の再生などを快適にこなせる優れた描画能力を備えつつ、省電力機能を活用することで、5時間を超えるバッテリ駆動時間が確保されている。モバイルPCとして、競合製品を大きく凌駕する魅力の備わった製品と言っていい。
それでいて、今回試用した最小構成での販売価格は69,930円と、7万円を切る圧倒的な低価格を実現。しかも、4/5(月)までの期間限定で、メモリおよびCPUのアップグレード価格が半額となるキャンペーンが行われており、CPUやメモリ容量を強化するとともに、128GBのSSDとBluetooth 2.1+EDRを選択した最強となるカスタマイズを行ったとしても、91,508円と10万円を大きく下回る価格にしかならない。
7万円を切る低価格で、メインマシンとしても十分使えるパフォーマンス。そして、価格を感じさせない優れたデザインに堅牢性を備えたボディと、どれを取っても死角がほとんど見あたらないdm3a。低価格ながらパフォーマンスに優れるモバイルPCが欲しいと思っている人に、自信を持っておすすめできる製品だ。中でも、仕事や勉強に利用するモバイルPCを探している新社会人や新大学生に、特におすすめしたい。
[Text by 平澤 寿康]
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