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『Fable2』に込められた“選択”の先にある世界とは

“選択”が作る『Fable2』の世界
 ピーター・モリニューが約4年の年月をかけて制作し、ついに発売となる新作アクションRPG『Fable II』。アクションRPGでありながら一本道でなく、重厚なストーリーの中にさまざまな形の自由度が盛り込まれている、新しいスタイルのRPGとして注目されているタイトルだ。

 前作『Fable』は、Xbox用タイトルとして2004年に発売され、プレイヤーの行動によって主人公が善悪どちらにも成長していくなど、独特の世界観を持つ意欲作として全世界で300万本以上の大ヒット作となった作品だ。今回の『Fable II』は、そうした意欲的な要素を大幅に充実させ、プレイヤーができることの幅を広げたほか、ゲームボリュームも数倍にまで拡張。前作がモリニューによる“RPGへの挑戦”だったとすれば、本作はその完成形とも言えるような作品となっている。
 この『Fable II』を語る上で欠かせないキーワードのひとつが“選択”。このゲームでは、イベントやクエストなどはもちろんのこと、街中や道の上など、至る所にプレイヤーが“選択”することのできる可能性が散りばめられている。
 ここでは、そうした選択がゲーム内において実際にどういった変化を生むのか、具体的な例を挙げて紹介していこう。
ゲームの世界がプレイヤーの姿を映す
 『Fable II』は、幼少期の主人公をプレイするところから始まる。姉と二人暮しの主人公は、姉が欲しがる「魔法のオルゴール」を手に入れるための5ゴールドを稼ぐべく、大人たちの手伝いをすることになる。これがこのゲームで最初のクエストとなるわけだが、実はこの時点で、既に“選択”が始まっているのだ。
 お手伝いの最中に声をかけてくる、ならず者アーファーが、世界を変える“選択”へのキーのひとつだ。店主に頼まれて、倉庫内のビートルをやっつけるクエストでは、横から「倉庫内の荷物を壊せば金をやる」と誘惑してくる。また、衛兵に頼まれて、街に散らばった逮捕令状を集める際にも、主人公の前に現れて「逮捕令状を渡せば、すぐに金をやる」と声をかけてくるのだ。この誘惑にどう答えるかで、この街の今後は大きく変わっていく。

 主人公はいったんこの街を離れ、数年後に戻ってくることになる。その頃には街全体が大きくなり、住んでいた辺りは旧市街エリアになっているのだが、幼年期の“選択”次第で、この街の姿が大きく変わってくるのだ。
 悪の誘惑に負けず、店の主人の手伝いをし、衛兵に逮捕令状をきちんと渡した場合。数年後のこの街は、元いた頃よりずっと立派な高級住宅街に様変わりしている。あのときにお手伝いをして協力した衛兵は偉くなり、いまでは街の治安を守る責任者だ。道行く人も裕福そうで、何人もの衛兵や保安官が巡回するなど治安も良く、街角にはいくつもの商店が立っている。人道的な生活をするなら、この街はいいことずくめだと言っていいだろう。
 逆に、アーファーの誘いに乗って、倉庫の物を壊し、逮捕状を横流しした場合はどうなるか。生まれ育った街は、あの頃よりずっと酷い貧民街へと変貌することになる。街中には昼夜を問わず暴漢や物乞いがうろつき、建物は軒並みボロボロだ。アーファーは街を牛耳る顔役になっており、衛兵や保安官は足を踏み入れることもない。街角に商店は一切ないが、代わりに闇の社会が働き手を捜して待っている……という具合だ。

 こうした“選択”には、大きなものから小さなものまで、ゲーム中で幾度となく直面することになる。ちょっとした選択の違いにより、『Fable II』の世界は大きく様変わりしていくのだ。
 この『Fable II』では、こうした誘いにどう答えるかは、すべてプレイヤーの自由。善行を選ぶのも良し、悪の誘惑に乗るのも良しで、正解は一切ない。これらの選択の積み重ねは、自分がこれからプレイする『Fable II』の世界を形作ってゆくためのエッセンスとなるのだ。つまり『Fable II』の世界観の一部は、あなた自身のプレイスタイルを映しているのだと言えるかもしれない。
家の購入でマップの見え方が変わる
 普通の人生における大きな決断のひとつ、不動産の売買も、『Fable II』の中で体験できる“選択”だ。本作では、家屋や商店、城に至るまで、村や街にあるほとんどすべての不動産について、プレイヤーが買い取ってオーナーになることができるのだ。
 不動産を買うには、まず入り口にある表札をチェックする。そこには現在のオーナーなどの情報とともに取引価格が書かれているので、仕事をして稼ぐなり、秘蔵のお宝を売るなりしてゴールドを貯めれば、晴れてその物件の持ち主となることができる。
 買った後の物件をどうするかは、もちろんプレイヤーの自由だ。普通の家屋であれば、自分が住むための拠点にしてもいいし、誰かに貸して家賃収入を得るのもいい。店などで家具を入手して、模様替えを楽しむのも一興だ。
 買い取った商店や人に貸した家屋からは、一定時間ごとに収入を得ることができる。何もせずに放っておくだけでもゴールドが貯まっていくので、ものぐさなプレイヤーには早めの購入をオススメしたい。
 不動産を自分の物にすることで、それまでマップの一部でしかなかった街に愛着が生まれ、世界がまったく違ったものに見えてくるはずだ。どの家を選んで買い、どこを自分の住む街にするか。こんな選択に悩むのも、『Fable II』の楽しみのひとつだ。

『Fable2』ならではの、家族のいる冒険生活
 『Fable II』にはもうひとつ、人生における大きな選択が盛り込まれている。それが、ゲーム内での結婚だ。
 本作では、プレイヤーは相手を自由に選び、結婚することができる。対象となるのは、街や道端にいるほとんどすべてのNPC。独身の異性との普通の結婚はもちろん、既婚者を奪う略奪婚や、同性との結婚までできる。配偶者にバレなければ、複数の相手との結婚まで可能だ。
 NPCをターゲットして詳細な情報を開くと、相手の性格や好みを見ることができるので、よく見定めてからアプローチ開始。気を引くようなアピールを繰り返し、指輪を渡して婚約。最終的に婚約者を自分の所有する家に連れて行けば、晴れて夫婦となることができる。ただし相手の好みによっては、指輪の値段や住居のレベルがお気に召さないこともあるので、生活のレベルには注意が必要だ。

 夫婦になった後は、子供を作ることもできる。主人公が男女どちらでも、子供の面倒は基本的に配偶者が見てくれるので、自分は安心して冒険に出ることが可能だ。
 ただし、子供はもちろん親の姿を見て育つ。自分が『Fable II』の世界でどんな選択をしていくかによって子供の性格も変わり、聞き分けの良い子女にも、ヤンチャなワルガキにもなり得るので注意が必要だ。
 そして家族を持つ以上は、当然養うための生活費がかかる。家にどのくらいの生活費を入れるかで家族の幸福度も変わるので、せっせと仕事で稼いだり、不動産からの収入を得るなどして充分な生活費をキープしないと、安心して冒険に出ることもできなくなる。もちろん金を入れてほったらかしも良くないので、定期的に配偶者や子供の顔を見に帰るのも重要だ。
 こうした家庭へのケアを怠り、愛想をつかされてしまえば、離婚が待っている。離婚されると財産の半分を相手に持っていかれてしまうので、できることなら円満な家庭生活を続けたいところだ。
 パッと見ると面倒が多そうな『Fable II』での結婚だが、ぜひ一度は体験してみて欲しい。家族がいて、帰るところがある冒険生活は、これまでのRPGで体験してきた後ろをかえりみず進む冒険とは、まったく違った味わいがあるからだ。

 自分が選んだ結果次第で世界が変わり、プレイヤーごとにまったく違ったゲーム体験が生まれる『Fable II』。これまでにないRPGの姿を、ぜひ体験してみて欲しい。






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□関連情報
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Xbox 360「Fable II パブ ゲーム」を配信開始
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080814/fable2.htm
【7月15日】Microsoft、「FABLE 2」体験会を開催
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http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080716/fable.htm
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http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080715/ms.htm
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http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080221/fable2.htm
【2007年7月】「E3 Media and Business Summit」記事リンク集
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070712/e3link.htm
【2006年5月】「Electronic Entertainment Expo 2006」記事リンク集
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060510/e3link.htm





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