LTE・3Gを手軽に利用♪ 月額1,980円だから通信費超節約!!

 スマートフォンやタブレットなど、ネットに接続して使うモバイル端末が全盛の現在。端末の台数だけ回線を契約していると、お金がかかってタイヘンですな。そこで多くの人が「安くて速いデータ通信サービス」を利用したり、モバイルルーターを活用したりしている。

 現在、俺的に超オススメなデータ通信サービスが「BIGLOBE LTE・3G」。リーズナブルな定額利用料金でLTE・3Gを利用できるサービスで、提供されたUIMカード(SIM)やminiUIMカード(microSIM)をドコモ端末やSIMフリー端末に挿して使えるほか、モバイルルーターを安くゲットすることもできる。

 ちなみに、ちょっと勘違いしやすい点だが、「BIGLOBE LTE・3GのUIMカード」は「LTE対応端末にも、3G対応端末にも、挿して利用できる」のだ。もちろん、話題の「Nexus 7」に「BIGLOBE LTE・3GのUIMカード」を挿して使うこともデキる♪

06 01 先日発売された「Nexus 7」にBIGLOBE LTE・3GのUIMカードを挿して使えるのだ。LTE非対応なものの、3Gで下り最大14Mbpsのスペック

 しかも今回追加された新料金プラン、具体的には「ライトSプラン」と呼ばれるもので、これ、ドコモのLTE・3G回線(Xi/FOMAエリア)を利用できるのに月額ナンと1,980円の定額で使えちゃうんである!! 安っ。LTEが2,000円切っちゃった〜♪

 てなわけで以降、この「ライトSプラン」を中心に「BIGLOBE LTE・3G」がどんな感じで“使える”高速モバイル通信サービスなのかを見ていきたい。

4つのプランから選べるBIGLOBE LTE・3G

 まずは「BIGLOBE LTE・3G」の料金プランをまとめて紹介しよう。

 具体的には比較表のとおり、スタンダードプラン、デイタイムプラン、ライトMプラン、ライトSプランの4つのプランがある。いずれも通信速度は下り最大100Mbps/上り最大37.5MbpsのLTE。そして通信エリアは人口カバー率100%の広さが魅力の3Gにも対応する。

 もっとも豪華なスタンダードプランは、24時間いつでも通信できて、月額料金4,980円。

 時間帯を限る代わりに料金が安く済むというユニークなデイタイムプランは、2:00〜20:00(午前2時から午後8時)の間に通信できて、月額料金3,980円。

 スタンダードプランとデイタイムプランでは、UIMカード(SIM)が最大3枚提供される。標準UIMカード(SIM)とminiUIMカード(microSIM)が選択でき、好きな組み合わせで使えるので、複数端末同時持ちのユーザーや、ファミリー利用にも向く。

 それから、ライトMプランとライトSプラン。これらは24時間いつでも通信できるプランで、月額料金はライトMプランが2,980円、ライトSプランが1,980円(両プランではUIMカードは1枚提供)。

02 01 UIMカードは2種類から選択可能。Nexus 7はminiUIMカード(microSIM)なので間違えないように!

 えっ!? 24時間、LTEも3Gも使えて1,980円? じゃあもうこの「ライトSプラン」しかないっしょ!! 激安だし!!

 と思うわけだが、じつはライトSプランには、スタンダードプランやデイタイムプランより厳しめのデータ通信量制限があるのだ。具体的には、ライトMプランは2GB/月、ライトSプランは1GB/月を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限されるのである。

(※1)「ベーシック」コース210円/月を含む金額。別途、UIMカード(SIM)1枚につきユニバーサルサービス料3.15円/月がかかる。2年の定期利用契約で、更新月を除き、解約時にプラン契約解除料(9,975円)がかかる。詳細はサイトで確認。

(※2)規格上の最大通信速度。利用エリアによって最大通信速度が変わるほか、利用機器、電波の状態、回線の混雑状況、利用される場所などにより低下する。

(※3)通信量が月間総量基準値(ライトSプランの場合1GB/月、ライトMプランの場合2GB/月)を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。また、特に利用の多い(直近72時間(3日間)の通信量の合計が360MB以上)人に対して、通信速度を制限する場合がある。

(※4)UIM(SIM)カード合計で月間総量基準値の7GB/月を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。また、特に利用の多い(直近72時間(3日間)の通信料の合計が1GB以上)人に対して通信速度を制限する場合がある。

1GBってけっこーデカい容量なんスよ♪

 ……なーんだ、1,980円のプランだと、たった1GBかぁ、とか思ったソコのアナタ。1GBって通信量が僅少というイメージになりがちだが、じつはそうでもナイのだ。数字として実際に見てみると「えっそんなに!?」という印象になると思う。

 たとえば、1GBという通信量をスマートフォンで使った場合。Webページ閲覧だと約2,500ページ表示できる容量になる。これは実際にBIGLOBEトップページ(スマートフォン版)を表示したときの容量だが、1カ月に2,500ページ「も」閲覧できるのだ。1カ月を30日として計算すると、毎日約83ページ閲覧できることになる。

 それから誰もが多用するであろうメール。実際に300文字程度のテキストのみのメールを送受信した場合で計算すると、1GBで約20万通分となる。1日約6,666通。凄い量っすね〜。

 ほか、動画(384kbps)だと1GBで約347分、毎日11分観られる。IP電話(Skype)なら1GBで約1,765分、毎日58分通話できる計算になる。

 実際にはメール、Webページ、通話、動画鑑賞など複合的に使うことになるが、まあ、誰もが必ず利用するであろうメールとWebページに関しては、1GBで十分な容量があることがわかりますな。ぶっちゃけた話、動画をヘビーに観まくったりしなければ、1カ月で1GBの容量があれば十分実用的。1,980円でイケちゃうんである。

02 01 Nexus 7をはじめとしたAndroid端末で使用する場合は、「アカウントのバックアップ」を止めたり、「Wi-Fi接続時にのみアップデート」にしておくと、無駄なパケットを消費せずに済む
02 Androidのパケット量を監視するアプリを使えば、目安になり便利。画面は外出時にわりとヘビーに使ってみたときの例だが、このペースなら1GBでも1カ月いけちゃう!?

128kbpsって速度も、用途次第で問題ナシ

04 地図系のような「重いんじゃないソレ?」的なアプリも128Kbpsで意外にいけちゃう!?

 しかし、もし1GBを超えちゃった場合。いわゆる帯域制限がかかっちゃうので……回線が遅くて使い物にならなくなっちゃうのでは? な〜んて思う方も少なくないだろう。

 でも、実際はそ〜でもない。

 まず、1GBを超えた場合でも「通信できなくなるわけではない」のだ。「通信速度が遅くなるだけ」である。具体的には、「下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps」だったのが「下りも上りも最大128kbpsに制限されるだけ」なのだ。

 それから128kbpsという速度。帯域制限がかかっていないときの「最大100Mbps」なんて数字から考えると、Mbps→kbpsで、文字通り桁違い。遅くてダメなんじゃないの? てなイメージがあるかもしれない。

 しかしこれも違う。結論から言っちゃうと、メールやWebページ閲覧なんかは、まずまずイケちゃう速度なのだ。もちろん大容量ファイルが添付されたメールの送受信や、動画が貼ってあるWebページの閲覧なんかは苦しい。が、多くの一般的なWebページの閲覧や、テキスト主体のメールならイケる。

 さらに、アプリやサービスによっては「128kbpsでも全然問題ナイ」というケースが少なくない。たとえばTwitter。あるいはテキスト主体のニュースリーダーアプリ。SkypeやLINE等でのテキストメッセージング利用。さらには乗換案内や天気予報など、さほど多量のデータをやりとりしないシンプルなアプリ。意外と多くのアプリが「そーんなには通信速度を必要としていなかったりする」ので、128kbpsでもけっこーいろいろなアプリが実用的に使えちゃったりするのである。

意外に少ない!? アプリのデータ量 (Impress Watch調べ)
アプリ 動作 おおよそデータ量 1GBで使えるのは? コメント
Twitter (Android公式アプリ) 最新50件読み込み 約373KB 約5,242回分 プロフ写真も込みなのでそれなりのサイズだが、それらを一度キャッシュすれば、以降、通信量は少なくて済む
Impress Watch ニュース(Androidアプリ) 最新50件読み込み(記事全文キャッシュ) 約200KB 約2,833記事キャッシュ 文字中心の記事であれば全文を事前キャッシュしても容量はほとんど食わないのだ
2ch 1スレッド(書き込み数1001件) 専用ブラウザーで読み込み 約100KB 約10,485スレッド 2chのスレッドは基本的に文字だけなので、データ量はかなり少ない
乗り換え案内 NAVITIMEアプリでトータルナビ検索実行 約30-100KB 約10,485-34,952回検索可能 外出先での必要度が高い乗り換え案内。地図表示をしなければ問題無いデータ量だ
電子書籍 小説単行本を1冊ダウンロード 約500-1,000KB程度 約1,048〜2,097冊ダウンロード可能 リアルではずっしりくる書籍も、電子ならこの程度のデータ量。ただしマンガや雑誌はデータ量が大きいので注意。マンガ単行本なら大体30〜60MB程度
スマートフォンやタブレットで通信する際、Webブラウザーでサイトを見ると、どうしてもデータ量がかさみがち。例えばINTERNET Watch(スマホ版)なら、TOPページが約600KB、各記事ページは300KB程度から、画像が多いと1MBを軽く超えてしまうこともある。対して、アプリは最小限のデータ量で通信できる場合が多いので、通信量が抑えられる

 てな感じで、俺的観点では「とりあえずBIGLOBE LTE・3GをライトSプランで使い始める」というスタイルがイチオシ。何しろ月額料金1,980円の安さで高品質のLTE・3G回線が使えるのは大きな魅力だ。

 なお、データ通信量はBIGLOBEの会員向けサイト「My BIGLOBE」で確認できる。使用中にMy BIGLOBEをチェックしてみて「1GBだとちょいと足りない」と判明した場合は、ライトMプランへの移行は手数料無料で行えるが、一度移行すると戻れないので注意。なので、まずは最も気軽&手軽に使い始められるBIGLOBE LTE・3G ライトSプランがイイと思うのだ。

「外でLTE・3G、家でフレッツ光」という手も

04 ライトプラン特典のモバイルルーター「Aterm MR01LN」。別売クレードルと組み合わせれば有線LANで家庭の光回線にも接続できちゃうので、家でも外でも同じモバイルルータにつなぎっぱなしにできる

 もうひとつ、ライトSプランを活用したさらにおトクなプランがある。ややユーザーが限定されるが、フレッツ光(BIGLOBE光パックNeo with フレッツ)とライトSプランをセットで申し込んだ場合、最大24カ月間、月額料金がまとめて3,880円(※)になる(マンションタイプの場合)。家の回線+モバイルLTE・3G回線=3,880円なんですな。

 コレ、考えてみると、かな〜り安い。ぶっちゃけ、WiMAXの月額料金とだいたい同じ。ちょっと良くないスか?

 しかも、具体的な使い方としては、外出先ではBIGLOBE LTE・3GのライトSプランを使う。モバイルルーターやUIMカードでLTE・3G回線を使って通信するわけですな。で、帰宅したら今度はフレッツ光の回線に無線LANでスマートフォンやタブレットを接続する。

 こうすれば、1GBの容量制限があるライトSプランでも、家ではフレッツ光を利用するので「使用量がさらに1GBに達しにくくなる」。前述で「1GBってけっこー実用的」だったのが、外で1GB+家でフレッツ光となればかな〜り実用的になるというわけだ。

(※)2013年4月30日までに申込みした場合の特典による価格。

ヘビーなユーザーにはUIMカード×3枚も魅力♪

 激安価格でドコモのLTE・3G回線を使い始められる「BIGLOBE LTE・3G」の「ライトSプラン」。多くの人にとってヒッジョーに魅力的でありリーズナブルなデータ通信サービスだ。

 が、コレはコレとして置いといて、俺的にはもうひとつ「魅力的なBIGLOBE LTE・3Gのプラン」がある。あ。ひとつじゃなかった。ふたつですな。

 シレッと前述したが、BIGLOBE LTE・3Gのスタンダードプランとデイタイムプランだと、「UIMカードを最大3枚使える」のだ。スタンダードプランは24時間いつでもLTE・3G回線を使えて、デイタイムプランは2:00〜20:00(午前2時から午後8時)のあいだ使えるわけだが、UIMカード×3枚を使えるということは、「同時に3回線まで使える」ということになる。

 ので、たとえば、家族でも兄弟でもいいんですけど、3人で1枚ずつUIMカードを持てる=それぞれLTE・3Gデータ通信を行える。あるいは、複数端末を持つユーザーなら、3台の端末にそれぞれUIMカードを挿して使える。

02 貸与されるそれぞれのUIMカードは、ひとりで複数端末に挿してもいいし、家族で分け合ったりもできるわけだ

 ここでちょいと計算。

 スタンダードプランが月額料金4,980円、デイタイムプランが月額料金3,980円。3枚のUIMカードを使ったとして、計算上の数値ではあるが、UIMカード1枚あたりにかかる料金は……スタンダードプランが1,660円で、デイタイムプランが約1,327円となる。

 ちなみにスタンダードプランやデイタイムプランは、3枚のカードの合計の通信量が7GB/月を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。つまり1枚あたりのUIMカードの帯域制限は約2.3GBという計算になる。とはいえ、前述の通り、1GBであれだけ使えるのに、その2.3倍! さらに、128kbpsでもかなり実用的なのも前述の通り。

 つまりですよ、その実用性十分のモバイル通信が、計算上ですけどUIMカード1枚あたり1,660円とか約1,327円で使えちゃうんである!! ヤバっ!! コストパフォーマンス超高っ!! とりわけデイタイムプランがスゴいですな〜。

 なお、3枚のUIMカードは、「UIMカード(SIM)」や「miniUIMカード(microSIM)」の自由な組合せで使える。もちろん3枚のUIMカードは、タブレットやスマートフォンやモバイルルーターなど、端末さえ対応すれば何に挿して使ってもかまわない。

 ヘビーモバイラーを自負しつつ複数端末でバリバリとモバイルデータ通信をしちゃう人、家族みんなでたっぷりとモバイルデータ通信をしたいという人は、BIGLOBE LTE・3Gのスタンダードプランやデイタイムプランでの「UIMカード3枚利用」もゼヒご一考を。かな〜りお得っスよ♪

 ちなみに今なら、Nexus 7とライトSプランがセットで月額2,960円から利用できるキャンペーンも! しかも申込み手数料無料で5,000円キャッシュバック中! キャンペーンは3月27日までなので、こちらも要注目!



プロフィール

スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称 衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。

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