次世代"エコ"AQUOS誕生!  百瀬みのりが体験! AQUOS SE1

次世代AQUOS×ベストバランスAQUOS=AQUOS SE1!!

これがLED AQUOSに使用されている幅30cm程度のLEDバックライトのイメージモデルのサンプル。LEDモジュールには光を均等に拡散させるためのカバーがついている

 シャープは「LED AQUOS」ブランドで、2009年末に発売されたAQUOS LX1を皮切りに、液晶テレビのバックライトのLED化を進めているのは、ご存じの通り。

 LEDといえば、身近な物で言うと自転車のライトや懐中電灯などが連想されるところ。あと、最近ではLEDを用いた電球をシャープがリーズナブルな価格で発売して注目を集めているし、次世代の"ひかりもの"として、凄い勢いであらゆる「明かり」のLED化が進んできている。LEDのメリットはどこにあるかといえば、それはその発光効率の良さ、と色味の自然さにある。

 そんなLEDバックライトと、新世代液晶技術UV²A(Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignment)を組み合わせたのが、「AQUOS LX1」だったわけだ(UV²A技術については「AQUOS TECHNOLOGY」サイトに詳しく述べられている)。

新世代のメインストリームモデル「AQUOS SE1」

左がバックライトにCCFLを採用したAQOUS DS6、右が今回紹介するAQUOS SE1だ。ご覧の通り、SE1の消費電力はかなり低く抑えられている

Impress Watchの動画番組「スタパビジョン」でおなじみ、百瀬みのり先生がAQUOS SE1のエコ機能を体験しにやってきた! 解説役はシャープの永沼さん。

 シャープは「LEDバックライト×UV²A技術搭載パネル」のAQUOSには「次世代AQUOS」というキャッチコピーを与えていて、AQUOS LX1はそのシンボル的商品となっていたわけなんだけど、2010年になって早々に、この次世代AQUOSの"第二弾"が発表された。

 それが、今回紹介する「AQUOS SE1」だ。

 "次世代"というキーワードが付くとどうしても高価なイメージがつきまとうわけだけど、AQUOS SE1は「次世代AQUOS」でありながら、コストパフォーマンスに優れた、いわゆるメインストリーム機として開発されたモデルとなっている。なのでぶっちゃけ、普通に手が届く価格が与えられている。

 2009年に大ヒットしたAQUOSに「DS6」というラインがあったんだけど、あれは「ベストバランスAQUOS」と言われていて、「価格的にも画質的にも性能的にもみんなに嬉しいAQUOS」という感じの製品だった。今回のAQUOS SE1は、あのDS6の後継とも言える製品で、つまりはAQUOS SE1は「次世代AQUOS」でありながら「ベストバランスAQUOS」なのだ。

 SE1の基本構造はほぼLX1と同じなので、画質はAQUOS LX1譲り。じゃあSE1ならではの特徴はどこにあるかといえば、それは卓越した省エネ(エコ)機能にある。LX1はLEDバックライトを高画質に応用した製品だったけど、SE1ではそれだけでなく、LEDバックライト採用機ならではのエコ機能を実現しているのだ。

 画質に関しては、追って大画面☆マニアの西川善司さんに評価してもらうとして、今回はSE1のエコ機能にスポット当ててみよう。

 ナビゲーター役はシャープの永沼広行さん(シャープ AVシステム事業本部 液晶デジタルシステム第1事業部 商品企画部 主事)、SE1のエコ機能の体験に挑んでくれるのはスタパビジョンでおなじみの「みのり先生(百瀬みのり)」だ。

動きがなければ自動で節電!「ムーブセンサー」で自動エコ

AQUOS Sシリーズではじめて搭載されたのが、このムーブセンサー。人の動きを検知して、より賢いエコ機能を実現してくれる

 AQUOS SE1にはテレビの前にいる人の動きを検知するセンサーが備わっていて、テレビの前から人がいなくなると自動的に節電モードに移行し、そのままさらに時間が経過すると、やはり自動的にスタンバイ状態へ移行する機能が搭載されている。これが「ムーブセンサー」で実現できる機能だ。

 テレビを付けたまま眠ってしまったり、はたまた外出するときにテレビを消し忘れてしまった経験が誰にもあると思うけど、このムーブセンサー機能があれば、そういったときにも電気の無駄遣いを最小限にできる。

 ということでみのり先生も実際に体験してみることに。節電モードに移行したのを見てみのり先生は「賢?い」と感激。この機能がクセになったみのり先生が自宅のテレビを付けっぱなしにしないことを祈りたいところ(家に帰ったらちゃんとテレビはこまめに消してくださいね、みのり先生)。

●ムーブセンサー動画

 これだけにおさまらないのがスゴイところ。この機能を積極的に便利に活用することだって可能なのだ。

 例えば、テレビの前を離れて、家事をしながらテレビを"ながら見"する場合。節電モードに移行しても映像は暗くなりながらも表示されるので映像の内容は大体は分かるし、音声は普通の音量で出してくれるので番組の内容や流れはちゃんと分かる。突然、興味のあるテーマのキーワードが聞こえてきたときにはテレビの前に行けばOK。ムーブセンサーが人を感知して瞬間的に通常モードに戻してくれる。

ムーブセンサーによる節電モードは、映像表示有りの状態と、映像を消して音声だけの2通りで選べる!

ワンボタンで節電モードに移行できる「セーブモードボタン」がリモコンに

 また、AQUOS SE1の専用リモコンには「セーブモード」ボタンなるものが付いていて、これを押してマニュアル操作で節電モードに即、移行することも可能だ。ムーブセンサーに任せておけば無意識に省エネが実現できるけど、より強いエコ意識がある人は、このリモコンのセーブボタンを積極活用するといいかも。

 この他、テレビをスタンバイ状態にしておいて、見たいときには高速に起動する「クイック起動」機能も、ムーブセンサーのおかげでさらに賢く進化している。その名も「オートクイック起動」!

 以前までは、「クイック起動」のためにテレビをスタンバイ状態にしておくと、電源オフ時にくらべて待機時の消費電力が多くなってしまっていたのが難点だった。しかし今回、ムーブセンサーが人を感知すると、電源オフから自動的にスタンバイ状態に移行するようになった。

 待機電力を最小限に抑えつつ、スイッチを押してから1?2秒での高速起動が実現できる、便利かつエコな機能だ。

省エネと好画質を両立してくれる「好画質センサー」

ムーブセンサーの右にあるのが、明るさセンサーだ

 リビングに設置したテレビは、昼夜で視聴環境が変わる。昼間は日が差し込んで明るいけど、夜は暗くなる。

 AQUOS SE1には「明るさセンサー」が搭載されていて、画面の明るさを、その時点での部屋の明るさに丁度いいくらいに調整してくれる。たとえば夜はやや暗めになっても十分に高画質なのでその分、節電ができるわけ。

 さらにすごいのはAQUOS SE1には「色温度センサー」も搭載されているので、部屋の照明が暖かみのある電球色なのか、純白の蛍光灯色なのかを自動判断して、表示映像のホワイトバランスも自動調整してくれる。部屋の明るさが違っても、映像は常に一定の高画質を維持してくれちゃうわけだ(このあたりはLX1にも搭載されている)。

 こうした省エネ性能と高画質維持までを総括的に制御してくれるシステムが「好画質センサー」になる。

 実際に好画質センサーを体験したみのり先生は「これならばいつでも私好みの画質で楽しめますね」と感激。好画質センサーのないみのり先生の自宅のテレビは、ぜひ自分で"好"画質に調整してくださいね、みのり先生(詳しくは、LX1の紹介記事をチェック!)。

●好画質センサー動画

 この動画でテストしているのは明るさセンサーの振る舞いについてのみで、SE1には部屋の照明色を認識する色温度センサーも搭載されている。 実際のSE1の好画質センサーは明るさセンサーと色温度センサーの両方の結果に配慮した統合的な画質調整を行うものだ。

部屋の照明オフでテレビが消える「照明オフ連動」機能

 AQUOS SE1には、もう一つ、部屋の照明を消すとテレビが自動的にオフになる「照明オフ連動」機能も搭載されている。

 横着者にはとっても便利だし、なにしろ横着者でも省エネができるというのが嬉しい。

 とはいえ、映画なんかは部屋を暗くして楽しみたい…なんていう人も多いはず。そんなときに、照明オフ連動機能は余計なお世話になるのでは…?

 大丈夫。そのあたりにも抜かりはない。

照明オフ連動機能も、やはりムーブセンサーと連動して賢く動作

 AQUOS SE1には前述したように、ムーブセンサーが搭載されているので、部屋を暗くしてもテレビの前に人がいればちゃんとそのまま映り続けてくれるのだ。しかも、部屋が暗くなれば、この時、前述の好画質センサーも介入してきて、暗い視聴環境に適した"好画質"自動調整もしてくれちゃう

●照明オフ連動動画

 好奇心旺盛なみのり先生、照明オフ連動が正しく機能できるかを身を挺してテスト。そしたら、確かに、照明を落としてもみのり先生がテレビの前にいるときにはテレビ側の電源は落ちず。これを見たみのり先生、本日二回目の「賢?い」をお叫びになりました。

「エコ」で「便利」な次世代スタンダード機

 これまで「省エネにこだわると不便になる」…という先入観があったが、「利便性を損なわずに省エネする」ことができるのがAQUOS SE1の省エネ機能となっている。エコ意識が高い人は1ランク上のエコライフを実現できるし、やらなきゃダメだと思いつつもエコライフが送れなかった人は気軽にエコ貢献ができる。

 AQUOS SE1は“エコ”に関しても「次世代AQUOS」なのだ。

「AQUOS Sシリーズ」は、パネル解像度が1,920×1,080ドットの「SE1」(LC-52SE1、LC-46SE1、LC-40SE1)のほか、パネル解像度1,366×768ドットの「SC1」(LC-32SC1)もラインアップされている

 

■関連情報
□シャープのホームページ  http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100128-b.html
□AQUOSのホームページ http://www.sharp.co.jp/aquos/

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□シャープ、“ベストバランス”を謳う第2弾「LED AQUOS」
-「ムーブセンサー」で不在検出など省エネ徹底。UV²A採用
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100128_345174.html

 

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