先住民族でプレイ時は時代の進化の際にも「首長」「戦闘長」「呪術師」「賢女」「使者」から好みの評議委員を選択する |
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まずは内政面。
アメリカ大陸に来ている西欧文明は、いわば占領侵攻部隊であり、本国はヨーロッパにある。その「本国からの支給」の仕組みを、一定時間毎に受けられる補給システム「ホームシティシステム」として実装していたことがAoE3の特徴であった。
"本国"という概念を持たない先住民族文明では、西欧文明におけるホームシティが、各部門の部族の長によって構成された「部族評議会」という形に姿を変えている。
評議会には「首長」「戦闘長」「呪術師」「賢女」「使者」といった部族評議委員がおり、それぞれが自分の司る分野についての支援を行うという仕組みになっている。例えば「首長」は「町の人」や資源などに関する経済活動支援を行い、「戦闘長」は軍事ユニットのアップグレード・テクノロジーを提供してくれるという具合。
まぁ、体裁は異なるが基本的な使い勝手と支援機能は西欧文明のホームシティシステムとよく似ているので取っつきやすい。
そして、先住民族といえば映画などでもお馴染みの「踊りの儀式」が印象的なワケだが、なんと、これもゲームに取り込まれている。
「ファイアピット」と呼ばれる祭壇を設置し、そこに資源採取ユニットである「町の人」を配置すると部族ごとの特徴的な踊りを始めるのだ。
AoMであれぱ、天変地異を引き起こすゴッドパワーが充填しそうだが、リアル史実をモチーフにしたAoE3:WCでは内政面と軍事面によい影響をもたらす。踊りにはいくつかの種類があり、経験値取得をスピードアップしたり、軍事ユニットの生成スピードを上げたり…と様々。また、一定時間ごとに、その部族固有の強力なユニーク軍事ユニットもたらす踊りもある。踊りに付かせる町の人の数を増やせば増やすほど効果速度が上昇するが、踊りに付いた町の人は一切の経済活動を行わなくなるので、使う際には自分なりの内政戦略の組み立てが必要になってくるはずだ。
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